タッチパネル式バス案内板を設置 近鉄・JR奈良駅に
奈良交通は、近鉄奈良駅とJR奈良駅の構内にタッチパネルで操作ができるバス案内板を設置し、10月5日から運用を始めた。
主要な観光地へアクセスするバス便を案内するほか、今年3月に運用を始めたバスロケーションシステムと連動して、バスの現在位置を表示する。
増加している外国人観光客にも対応するため、日本語のほか英語、中国語(簡体)、韓国語で表示できる。
奈良交通は、近鉄奈良駅とJR奈良駅の構内にタッチパネルで操作ができるバス案内板を設置し、10月5日から運用を始めた。
主要な観光地へアクセスするバス便を案内するほか、今年3月に運用を始めたバスロケーションシステムと連動して、バスの現在位置を表示する。
増加している外国人観光客にも対応するため、日本語のほか英語、中国語(簡体)、韓国語で表示できる。
奈良交通は3月17日から各線の運行時刻を変更する。
近鉄電車の時刻変更にあわせて運行時刻・回数を変更するほか、5月に予定されている奈良県総合医療センターの移転開院に備えて「七条西町」停留所を新設し、各方面から路線を延伸する。
六条山線を新設の「七条西町」まで延長する。春日大社本殿発着の[70]系統は、外国人観光客の乗り間違いを防ぐため、春日大社本殿行きを[77]系統、七条西町行きを[78]系統に変更する。
運行区間を変更する系統(七条西町-六条山を延長)
下記の系統を廃止する。
近鉄電車の時刻変更に伴い、深夜バスの発車時刻を最大10分繰り下げる。
恋の窪町線の夕方以降の運行回数を削減するほか、下記の路線の運行時刻・回数を変更する。
笠置線、奈良月ヶ瀬線、奈良柳生線、東山線、市内循環線、恋の窪町線、阪奈道路線、奈良富雄線、六条山線、山村線、天理線、奈良白土線、郡山イオンモール線
六条山線と赤膚六条山線を新設の「七条西町」まで延長し、「奈良医療センター」停留所を「国立奈良医療センター」に改称する。赤膚山と六条山方面を結ぶ系統は、約16年ぶりに復活する。
新設する系統
運行区間を変更する系統(七条西町-六条山を延長)
郡山若草台線を新設の「七条西町」経由で運行する。「木島」停留所は新設の県道石木城線(東に約150m)に移設する。
運行経路を変更する系統(七条西町経由に変更)
下記の路線の運行時刻・回数を変更する。
県立奈良病院線、赤膚六条山線、六条山線、郡山若草台線、小泉法隆寺線、平群住宅線、近畿大学奈良病院線
祝園駅と光台地区を結ぶ急行系統を新設する。3月30日からは連節バスで運行する(祝園駅8:00発急行[46]光台三丁目行きは除く)。
新設する系統
(精華町役場・東、植田・南稲八妻、精華台一丁目、畑ノ前公園は停車しない。)
(急行[46]光台三丁目行きは上記のほか、トチノキ通り、けいなわ通りも停車しない。)
廃止する系統
祝園登美ヶ丘線、光台住宅線ほかの「公園東通り」と「けいはんな記念公園」の間に、「けいはんな記念公園南」停留所を新設する。西行き(ATR・光台方面)の便のみ停車する。
加茂線、ハーモニーシティ木津線ほかの「木津南ソレイユ」停留所を「梅美台西」に改称する。
近鉄電車の時刻変更に伴い、深夜バスの発車時刻を最大14分繰り下げる。
下記の路線の運行時刻・回数を変更する。
同志社山手線、和束木津線、祝園登美ヶ丘線、光台住宅線、精華台住宅線、高の原高山線、学園前相楽線、高の原梅美台線、加茂線、佐保山線、ハーモニーシティ木津線、青山住宅線、学園前北線、学園前高の原線
学園前駅と新設の「七条西町」を結ぶ学園前奈良病院線を新設する。
新設する系統
奈良富雄線の下記系統を廃止する。
近鉄電車の時刻変更に伴い深夜バスの発車時刻を最大14分繰り下げる。一部路線では23時台最後の便を0時台に繰り下げて、深夜バスとして運行する(下記●印の便)。
新設する系統
赤膚山線の運行を朝ラッシュ時(平日)は4分間隔、日中(全日)は12分間隔に削減するほか、下記の路線の運行時刻・回数を変更する。
生駒イトーピア線、中登美ヶ丘団地線、学園高山線、西登美ヶ丘真弓線、学園前朝日町循環線、あやめ池線、西千代ヶ丘線、赤膚山線、学園前若草台線、学園前奈良病院線、富雄庄田線、富雄団地循環線、近畿大学線、ひかりが丘住宅線、生駒ニュータウン線、東生駒団地線、帝塚山住宅線、上町生駒線、生駒台循環線、パークヒルズ田原線
王寺ニュータウン線で系統を新設する。
新設する系統
奈良法隆寺線の系統を変更する。春日大社本殿発着の[97]系統は、外国人観光客の乗り間違いを防ぐため、春日大社本殿行きを[97]系統、法隆寺前行きを[98]系統に変更する。
新設・変更する系統
廃止する系統
下記の路線の運行時刻・回数を変更する。
奈良法隆寺線、郡山小泉線、奈良学園大学線、信貴山線、王寺ニュータウン線、白鳳台住宅線、西大和団地線、王寺五位堂線、真美ヶ丘線、西真美線
下記の路線の運行時刻を変更する。
天理シャープ線、天理桜井線、都祁榛原線、榛原ネオポリス線、大宇陀線、古市場線、榛原東吉野線、室生線、奥宇陀わくわくバス
下記の路線の運行時刻・回数を変更する。
八木耳成線、イオンモール線、橿原団地線、高田新家線、高田イオンモール線、奈良文化高校線、高田五條線、五條城戸線、南大和ネオポリス線
同志社線、三山木高船線の運行時刻を変更する。
奈良交通は、夜行高速バス「やまと号」、高速バス奈良名古屋線、空港リムジンバスの車内で、順次無料Wi-Fiサービスを始める。
3月1日から「やまと号」でサービスを始めたほか、奈良名古屋線、リムジンバスでは3月中旬以降に順次サービスを始める。
サービスの利用にメールアドレスなどの登録は不要で、利用規約に同意するだけでインターネットに接続できる。接続の画面は6つの言語(日本語、英語、中国語(繁体、簡体)、韓国語、タイ語)に対応して、訪日外国人の利用に配慮している。1回の接続で30分利用できるが、繰り返して接続できる。
なお、今回のサービス提供は、奈良交通が運行する便に限られる。
奈良交通はこのほどレトロ調バス1台を導入した。「バンビーナ」の愛称で、3月1日から市内循環線で運行する。
導入した車両は前中扉の大型車で、以前、鎌倉市で運行されていた車両を譲り受けた。定員は座席29名(運転席を含む)、立席30名、内装には桜無垢材を使用し、後部に設けたデッキでは外向きの座席から奈良公園の景色を楽しむことができる。運転手には女性を起用しソフトな接客を目指す。
また、市内循環線では外国人観光客向けに英文表記を充実させたほか、各停留所にナンバリング(通し番号)を施した。
「バンビーナ」運行にあたり、記念乗車券のほか、記念グッズとしてスポーツタオル、キーホルダー、マグカップを発売している。
国土交通省はこのほど、奈良交通奈良法隆寺線(奈良・西の京・斑鳩回遊ライン)を観光推奨バス路線に指定した。 観光推奨バス路線は観光立国に向けた取り組みの一つで、外国人にも利用しやすいバスの環境づくりを行うものである。 奈良交通の路線が観光推奨バス路線の指定を受けるのは「世界遺産ぐるっとバス」に次いで2例目となる。
観光推奨バス路線の指定を受け、奈良交通は4月29日から同線の主要停留所に4ヶ国語(日・英・中・韓)による案内を整備したほか、通し番号を付けた。 また、車両には柿色を基調にした塗色を施し、外国語による行先表示を追加した。
今後は5月22日に運行時刻の変更を予定しているほか、外国語の車内放送を導入するなど案内の充実を図る。