関西空港リムジンバスでICカードが利用可能に 3月28日から
奈良交通と関西空港交通は、3月28日から関西空港リムジンバス(奈良関空線、学研関空線、八木関空線)で交通系ICカードを利用できるようにする。
ICOCA、PiTaPaなどの交通系ICカードが利用できるが、奈良交通のCI-CAは利用できない。
奈良交通と関西空港交通は、3月28日から関西空港リムジンバス(奈良関空線、学研関空線、八木関空線)で交通系ICカードを利用できるようにする。
ICOCA、PiTaPaなどの交通系ICカードが利用できるが、奈良交通のCI-CAは利用できない。
奈良交通とエヌシーバスは、全国各地で発行されている交通系ICカードを4月1日から利用できるようにする。これまでは、自社で発行している「CI-CA」のほか、近畿圏を中心に通用する「ICOCA」、「PiTaPa」のみが利用できた。
新たに利用できるようになるICカード
Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、はやかけん、nimoca、SUGOCA
上記のICカードが利用できる路線
上記のICカードが利用できない路線
このほど新たに利用できるようになる交通系ICカードと「ICOCA」は、バス車内や営業所窓口での残額の積み増し(チャージ)はできない。
奈良交通は12月9日、乗合バスの運賃改定を国土交通省に申請した。2014年4月1日からの消費税率引き上げによる増税分を運賃に転嫁する。
奈良・平城均一区間運賃を200円から210円に引き上げるほか、その他の路線では490円以下の区間運賃を10円引き上げる。一方、運賃改定による増収が増税分を超えないようにするため、普通CI-CAと通勤・通学定期券の割引率を拡大する。
なお、紙式回数券とひまわりCI-CAの割引率、フリー乗車券とゴールド倶楽部定期券の発売額は据え置く。定期観光バス、リムジンバス、高速バス、コミュニティバスの運賃については未定である。
申請どおり認可されれば、運賃改定は2009年12月以来約4年ぶりとなる。
2014年4月1日
区間 | 現行 | 申請 | 引き上げ幅 |
---|---|---|---|
奈良・平城均一 | 200円 | 210円 | 10円引き上げ |
その他の区間 | 180円~490円 | 190円~500円 | 各区間10円引き上げ |
500円~ | 500円~ | (据え置き) |
普通CI-CAの割引率を9.1%から12.3%に拡大する。
券種 | 現行 | 申請 |
---|---|---|
1,000円 | 1,100円 | 1,140円 |
2,000円 | 2,200円 | 2,280円 |
3,000円 | 3,300円 | 3,420円 |
5,000円 | 5,500円 | 5,700円 |
通勤定期券の割引率を25.0%から26.5%に、通学定期券の割引率を40.0%から41.5%に拡大する。
(当初「定期観光バス、リムジンバス、高速バス、コミュニティバスの運賃は据え置く」と記載しておりましたが、「定期観光バス、リムジンバス、高速バス、コミュニティバスの運賃については未定である」に訂正いたしました。訂正してお詫びいたします。(2014年2月19日))
奈良交通は磁気式プリペイドカード「バスカード」の残額の払い戻しとICカード乗車券「CI-CA」への残額移行の取り扱いを、2011年7月31日で終了する。
「CI-CA」の導入により「バスカード」は2006年7月31日をもって使用が停止されたが、乗車券販売窓口での払い戻しや「CI-CA」への残額移行は引き続き行われていた。
木津川市はコミュニティバス「きのつバス」の運賃を改定し、現行1乗車100円(大人、小児半額)を、200円とする。3月19日に実施する。
木津川市では「木津川市地域公共交通総合連携協議会」を設けて持続可能な公共交通のあり方について検討してきた。2005年と2008年の比較で運賃収入は伸びているものの、運行経費も増加しており、市の財政負担が増加している。今後もサービス水準を維持するため、運賃改定に踏み切る。
運賃改定に際し、3月12日から9月30日までの期間限定で、3,300円分使用できるプリペイドカードを2,500円で販売する。奈良交通のICカード「CI-CA」の旧券を再利用するもので、1回購入ごとに使い切る方式とする。