2003年10月~12月
京都府加茂町(現在の木津川市)の当尾と呼ばれる地区の光景。当尾は「とうの」とも「とうのお」とも呼ばれる。浄瑠璃寺や岩船寺など寺院の塔婆が並び建っていたことから、もとは「塔尾」と記されていた。観光シーズンになると、奈良に程近いこの山里にも多くの人が訪れる。
京都府加茂町(現在の木津川市)の当尾と呼ばれる地区の光景。当尾は「とうの」とも「とうのお」とも呼ばれる。浄瑠璃寺や岩船寺など寺院の塔婆が並び建っていたことから、もとは「塔尾」と記されていた。観光シーズンになると、奈良に程近いこの山里にも多くの人が訪れる。
1993年式のいすゞ3扉車。新製当初から現行塗色で登場した。この車両を含む平城・京都営業所所属の一部車両は、側面に鹿の絵に代わって関西文化学術研究都市のロゴが描かれている。
2002年は全国的に桜の開花が早く、奈良でも3月のうちに桜が見ごろとなった。週末に桜並木を訪ねて高田川まで足をのばした。
バスの運行は片道毎時2~3本。撮影のために2時間ほど留まっていたが、春の陽射しを受けてバスを待つ時間も心地よかった。
日野の1986年式長尺3扉車。この年代の大型路線車は固定窓を採用しており、見た目にも美しい。(掲載時点において)登場から17年経過するが、前面のマーカーランプやクーラーの通風孔も原型を保っており、手入れの良さを感じさせる。
撮影地は北大和営業所。緑豊かなこの敷地は2006年に開業する近鉄けいはんな線の学研北生駒駅となり、営業所は移転する予定である。(その後、敷地の一部が鉄道用地になったものの、営業所は移転していない。)
1982年式日野RC。いわゆるモノコック車体として奈良交通では最後の世代となる。エアサスペンションにサブエンジン式冷房といった高級な仕様が幸いして、製造より20年が経過してもなお幹線で使用されたが、2003年までにすべて引退した。