2003年1月~3月
日野の1986年式長尺3扉車。この年代の大型路線車は固定窓を採用しており、見た目にも美しい。(掲載時点において)登場から17年経過するが、前面のマーカーランプやクーラーの通風孔も原型を保っており、手入れの良さを感じさせる。
撮影地は北大和営業所。緑豊かなこの敷地は2006年に開業する近鉄けいはんな線の学研北生駒駅となり、営業所は移転する予定である。(その後、敷地の一部が鉄道用地になったものの、営業所は移転していない。)
日野の1986年式長尺3扉車。この年代の大型路線車は固定窓を採用しており、見た目にも美しい。(掲載時点において)登場から17年経過するが、前面のマーカーランプやクーラーの通風孔も原型を保っており、手入れの良さを感じさせる。
撮影地は北大和営業所。緑豊かなこの敷地は2006年に開業する近鉄けいはんな線の学研北生駒駅となり、営業所は移転する予定である。(その後、敷地の一部が鉄道用地になったものの、営業所は移転していない。)
1982年式日野RC。いわゆるモノコック車体として奈良交通では最後の世代となる。エアサスペンションにサブエンジン式冷房といった高級な仕様が幸いして、製造より20年が経過してもなお幹線で使用されたが、2003年までにすべて引退した。
ライトグリーン、オレンジ、ブルーの3色を配した塗装が路線車に採用されたのは1983年のこと。スケルトン構造のバスの導入にあわせた塗装変更だった。しかし、派手な配色が奈良のイメージに合わないとの声もあり、1992年に現行の白と緑の塗装が採用されて現在に至る。3色塗装の車両は2013年まで運行していた。
奈良市街の北、奈良阪から般若寺へ坂を下るときの光景。東大寺大仏殿を裏側から望む。大気の条件が良ければ甍の一筋一筋まではっきり見える。現在の大仏殿は江戸時代に再建されたもの。奈良時代の創建当時より幅が3分の2に縮小された。
バスの行き先は州見台六丁目。難読停留所の一つで「州見台」は「くにみだい」と読む。
市内循環。黄色と黒の方向幕は目立つ。本数は減ったが存在感は変わらない。やはりこの路線は特別だと思う。系統番号が[1]と[2]だから。それだけではないだろう。
車種は長らく3扉車で統一されていたが、1999年頃からワンステップバスやノンステップバスなど2扉の車両が増えた。