2002年5月~9月
ライトグリーン、オレンジ、ブルーの3色を配した塗装が路線車に採用されたのは1983年のこと。スケルトン構造のバスの導入にあわせた塗装変更だった。しかし、派手な配色が奈良のイメージに合わないとの声もあり、1992年に現行の白と緑の塗装が採用されて現在に至る。3色塗装の車両は2013年まで運行していた。
ライトグリーン、オレンジ、ブルーの3色を配した塗装が路線車に採用されたのは1983年のこと。スケルトン構造のバスの導入にあわせた塗装変更だった。しかし、派手な配色が奈良のイメージに合わないとの声もあり、1992年に現行の白と緑の塗装が採用されて現在に至る。3色塗装の車両は2013年まで運行していた。
奈良市街の北、奈良阪から般若寺へ坂を下るときの光景。東大寺大仏殿を裏側から望む。大気の条件が良ければ甍の一筋一筋まではっきり見える。現在の大仏殿は江戸時代に再建されたもの。奈良時代の創建当時より幅が3分の2に縮小された。
バスの行き先は州見台六丁目。難読停留所の一つで「州見台」は「くにみだい」と読む。
市内循環。黄色と黒の方向幕は目立つ。本数は減ったが存在感は変わらない。やはりこの路線は特別だと思う。系統番号が[1]と[2]だから。それだけではないだろう。
車種は長らく3扉車で統一されていたが、1999年頃からワンステップバスやノンステップバスなど2扉の車両が増えた。
奈良市の西ノ京と呼ばれるあたりは、薬師寺、唐招提寺が並び、訪ねる人も多い。付近の道路はどこも狭隘だが、ここ唐招提寺の門前は際立って狭い箇所である。この先が一方通行のため片道のみの運行であるが、毎時2、3本のバスが山門と松の間をすり抜ける。
写真の車両はいすゞエルガ。縦に並んだヘッドライトが特徴である。奈良交通には2000年11月に登場した。
アイドリングストップ&スタートシステムを備えた前中扉のワンステップ車は、近年の奈良交通乗合車の標準仕様である。