2018年7月~2019年3月
祝園駅を中心とする精華町エリアは京都府であるが奈良交通が地域の足を担っている。
かつては近くの集落へわずかな本数のバスが走るだけだったが、学研都市の開発で終日にわたって多くのバスが行き交うようになった。
近年は連節バスの導入や運行本数の増便など明るい話題が多い。
祝園駅を中心とする精華町エリアは京都府であるが奈良交通が地域の足を担っている。
かつては近くの集落へわずかな本数のバスが走るだけだったが、学研都市の開発で終日にわたって多くのバスが行き交うようになった。
近年は連節バスの導入や運行本数の増便など明るい話題が多い。
八木新宮線の旧型車両の置き換えが間近に迫っていた2017年2月初旬、十津川村を訪ねる機会を得た。旧型車両の最後の活躍をカメラに収められればと思っていたが、やってきたのは数か月前に導入された新製車両だった。
直前まで冷たい雨が降るあいにくの天候だったが、普段あまり撮ることのない写真ができた。
バスはここで右折して、高規格の新道から七色の集落に入る。生活路線として集落を縫うように走るのも八木新宮線の特徴である。
奥宇陀わくわくバスは、奈良交通奥宇陀線に代わるコミュニティバスとして2017年10月1日から運行されている。
日中の1便では、バスの車内に宅配荷物を積載して輸送する客貨混載の社会実験が行われている。
過疎化の進行で山間部の路線を維持するには厳しい状況が続いている。交通手段を維持するため、コミュニティバスへの転換や客貨混載などさまざま方策がとられている。
JR奈良駅で発車を待つ東京・新宿行き夜行高速バス「やまと号」。この車両は2016年11月に導入され、車内には3列独立シートにプライベートカーテン、充電用コンセント、空気除菌装置が装備されている。
奈良交通の夜行高速バス「やまと号」は1988年の運行開始から30年近い歴史を数えるが、いすゞ車が導入されたのはこれが初めてである。
桜の季節には奈良交通の臨時バスが吉野山に乗り入れる。最盛期には付近の路線を運行する葛城営業所のほか、奈良営業所、平城営業所など北和地区からも応援を受けてピストン輸送を行っている。
吉野駅を出たバスはつづら折りの山道を進む。はじめは桜はあまり見られないが、如意輪寺前から終点の吉野中千本公園にかけては咲き競う桜の絶景が車窓に広がる。