2010年1月~9月
奈良営業所での1コマ。どちらの車も、撮影時点で車齢16年と23年が経過していたが、奈良市内近郊の路線で活躍していた。右の10-59号車は2012年の春に引退したが、左の370号車はもうしばらく活躍が見られそうである。
奈良営業所での1コマ。どちらの車も、撮影時点で車齢16年と23年が経過していたが、奈良市内近郊の路線で活躍していた。右の10-59号車は2012年の春に引退したが、左の370号車はもうしばらく活躍が見られそうである。
佐保川沿いを行く小型ノンステップバス。奈良市の法蓮から八条にかけて、佐保川は約4キロメートルにわたって桜並木が続くが、沿道をバスが走る区間はごく少ない。この道に路線バスが走るようになったのは2005年、県立図書情報館の開館にあわせてのことであった。
新宿高速バスターミナルに停車中の五條行きやまと号。甲信方面へのバスが間断なく発着するターミナルも、深夜になるとすっかり静まり返る。向かいの商店のイルミネーションが消えて眠りに就く街で、バスは発車の時を待っている。
宇陀の玄関口、榛原駅。かつては大型車が比較的高頻度で運行されていたが、2000年代前半から車両は中型車や小型車に置き換えられ、運行回数も減少の一途である。榛原営業所に残る大型車はわずかで、写真の車両も2007年に京都営業所に転じた。
橿原ニュータウン線の終点、南白橿停留所。この付近は街開きからおよそ40年経つが、バス停まわりの区画は手付かずのままで、桜の樹が街と人々を見守っている。