2008年6月~12月
宇陀の玄関口、榛原駅。かつては大型車が比較的高頻度で運行されていたが、2000年代前半から車両は中型車や小型車に置き換えられ、運行回数も減少の一途である。榛原営業所に残る大型車はわずかで、写真の車両も2007年に京都営業所に転じた。
宇陀の玄関口、榛原駅。かつては大型車が比較的高頻度で運行されていたが、2000年代前半から車両は中型車や小型車に置き換えられ、運行回数も減少の一途である。榛原営業所に残る大型車はわずかで、写真の車両も2007年に京都営業所に転じた。
橿原ニュータウン線の終点、南白橿停留所。この付近は街開きからおよそ40年経つが、バス停まわりの区画は手付かずのままで、桜の樹が街と人々を見守っている。
奈良県内で最も多くの初詣客を集める橿原神宮。初詣期間中は近鉄橿原神宮前駅の広場は車両の乗り入れが禁止されるが、奈良交通の臨時バスは乗り入れを許される。このバスは橿原神宮と大神神社(三輪明神)を結ぶもので、大晦日終夜と正月三が日に運行される。
余談であるが、この写真の撮影地の表記は脱字ではなく正しいものである。近鉄の駅名は「橿原神宮前」だが、奈良交通の停留所は「橿原神宮前駅」ではなく「橿原神宮駅」と称する。
JR奈良駅付近連続立体交差化事業は2004年頃から工事が本格化し、2005年からは交差する道路の跨線橋撤去工事も始まった。写真の大宮跨線橋は2車線を撤去して側道に振り替えた。路線バスは大宮町一丁目停留所の位置の都合で、西行きのみ地平の側道を経由した。
踏切を示す道路標識の向きが一方通行の道路標識の向きと矛盾しているが、これは、以前この道路が撮影時点とは逆向きの一方通行路だった名残である。
氷の神様として知られる氷室神社。5月には献氷祭を行い製氷業者の信仰を集めるが、春は満開の桜で人々を迎える。境内にはソメイヨシノのほか枝垂桜も咲き競い、見頃ともなると道路にまで人があふれる。