2006年6月~10月
近鉄けいはんな線開業日の一コマ。鉄道の開業にあわせて、北大和、平城営業所管内の広い範囲でバス路線が再編された。
写真の学研北生駒駅は奈良交通北大和営業所の至近に設けられ、付近を走るバス路線はすべてここに乗り入れるようになった。
近鉄けいはんな線開業日の一コマ。鉄道の開業にあわせて、北大和、平城営業所管内の広い範囲でバス路線が再編された。
写真の学研北生駒駅は奈良交通北大和営業所の至近に設けられ、付近を走るバス路線はすべてここに乗り入れるようになった。
王寺駅から上牧町へ向かう路線の光景。河合町・上牧町の丘陵地帯には西大和ニュータウンが広がり、王寺駅からのバス便が多数設定されている。かつては11m車が活躍していたが、2000年代前半からは10m車や9m中型車が主力となっている。
左側の壁の向こうを西名阪自動車道が走る。
各地で導入が進んでいるCNG(圧縮天然ガス)バス。奈良交通では2005年に定期観光バス「世界遺産ぐるっとバス」専用車で導入されたが、2006年秋に路線車でも導入された。ノンステップバスであるためガスボンベを屋根上に搭載しており、独特の外観となっている。
奈良市北部の住宅地を走るいすゞLVキュービックバス。
この街とこのバスはほぼ同じ時期に誕生した。細い苗木だったプラタナスは葉を青々と茂らせ、新車だったバスはまもなく引退の時を迎えようとしていた。
2004年以降、同時期に導入された車両が相次いで廃車されたが、写真の978号車は2006年春まで活躍した。
「興隆寺町は春は桜のトンネルになる」と聞いてここを訪ねた。話のとおり桜のトンネルをくぐってバスが坂を下りてきた。市街地へはすぐ近くを通る名阪国道を経由すると速いが、バスは山合いの集落をたどりながら市街へ向かう。
この路線は高樋線といい、奈良市街と奈良市の精華・五ケ谷地区を結ぶ。運行は日に数本と少なく、撮影は一発勝負だった。