2012年7月~9月
1972年7月1日、奈良交通では初めて、学園前地区の路線に系統番号が導入された。学園前地区には似通った名前の停留所が多く、誤乗が相次いでいたことが導入の背景にあった。
写真の1系統は、導入当初から変わらず、学園前駅と東登美ヶ丘一丁目(当初は登美ヶ丘東一丁目)を結んでいる。
1972年7月1日、奈良交通では初めて、学園前地区の路線に系統番号が導入された。学園前地区には似通った名前の停留所が多く、誤乗が相次いでいたことが導入の背景にあった。
写真の1系統は、導入当初から変わらず、学園前駅と東登美ヶ丘一丁目(当初は登美ヶ丘東一丁目)を結んでいる。
2011年9月の台風12号は紀伊半島の各地に大きな被害をもたらした。奈良交通の路線でも各地で長期間にわたる運休が続いた。八木新宮線は災害から2ヶ月を経て、一部区間を迂回した上で八木と新宮を結ぶ運行を再開した。車両前面の垂れ幕は、運行再開のときから取り付けられた。
被災地域である十津川村と五條市の復興の願いとそこで暮らす人々への応援を垂れ幕に託して、バスは今日もゆく。
県立奈良病院(現在の県総合医療センター)への足として活躍するリフトつき小型バス。写真では確認できないが、後部に車いす用のリフトを備える。
長らく奈良交通の主力であった11m級の前後2扉車は、徐々にその数を減らしている。一時は10m級の車両で代替されることもあったが、2010年からノンステップバスの導入が本格化したこともあって、11m車の導入が増えている。
王寺町の畠田から美しが丘に通じる坂道にはいちょう並木があり、晩秋になると黄葉が美しい。街路樹のすき間で王寺駅からのバスをとらえた。