
奈良交通 日野PKG-RU1ESAA(2007年式) JR奈良駅 2020年2月撮影
JR奈良駅で出発を待つのは、奈良と十津川温泉を結ぶ十津川観光特急バスである。
交通の不便な十津川温泉に観光客を呼び込むため、奈良県、十津川村、奈良交通の三者が連携して2020年2月と3月に運行された。空港リムジンバスと同種のトイレ付き車両で運行され、奈良と十津川温泉の間を約4時間で結んだ。
十津川観光特急バスは、2020年10月から2021年3月にかけて再度運行されている。

奈良交通 日野2SG-HL2ASBP(2018年式) JR奈良駅 2019年2月撮影
JR奈良駅に到着する市内循環線バス。
市内循環は、2013年7月から黄色一色のラッピングバスで運行されている。これらの車両は2018年10月に、ナンバープレートが図柄入りのものに変更されている。

奈良交通 日野BDG-HX6JLAE(2008年式) 奈良市庁東口-奈良市庁前 2018年3月撮影
奈良市の佐保川沿いを行く四条大路線の小型ノンステップバス。この年は3月下旬から桜が咲き、佐保川の桜も見ごろを迎えていた。
佐保川は約4kmにわたって桜並木が続くが、沿道をバスが走る区間はごく少ない。ここから1kmあまり下ったところに別のバス路線(済生会奈良病院線)があるが、そこの様子は10年前に掲載している。
2009年4月~5月の表紙


奈良交通 日野QPG-KV234N3(2014年式) 精華町役場東-祝園駅 2018年3月撮影
祝園駅を中心とする精華町エリアは京都府であるが奈良交通が地域の足を担っている。
かつては近くの集落へわずかな本数のバスが走るだけだったが、学研都市の開発で終日にわたって多くのバスが行き交うようになった。
近年は連節バスの導入や運行本数の増便など明るい話題が多い。

奈良交通 いすゞQDG-LV290N1(2016年式) 二津野-七色 2017年2月撮影
八木新宮線の旧型車両の置き換えが間近に迫っていた2017年2月初旬、十津川村を訪ねる機会を得た。旧型車両の最後の活躍をカメラに収められればと思っていたが、やってきたのは数か月前に導入された新製車両だった。
直前まで冷たい雨が降るあいにくの天候だったが、普段あまり撮ることのない写真ができた。
バスはここで右折して、高規格の新道から七色の集落に入る。生活路線として集落を縫うように走るのも八木新宮線の特徴である。