深夜急行バス「はんな号」3月末で運行終了
奈良交通は、大阪から県内各地への帰宅の足として運行している深夜急行バス「はんな号」を廃止する。運行は3月31日深夜(4月1日未明)までとなる。
はんな号は、1990年12月に大阪・難波-大安寺の間で運行を開始した。当時は第二阪奈道路が開通しておらず、阪奈道路を利用していた。
2015年6月に平城・中和地区への運行を開始したものの、その後の働き方改革の推進により利用客が減少していた。
深夜急行バス「はんな号」のあゆみ
- 1990年12月1日:大阪・難波-大安寺の区間で運行開始(阪奈道路経由)
- 1998年6月1日:第二阪奈道路経由に変更。経由地を一部変更したほか、運行区間を白土町まで延長
- 2002年11月21日:生駒・富雄地区で降車停留所を追加
- 2008年12月16日:大阪の起点を梅田に変更し、難波を経由して運行。ICカード(CI-CA、PiTaPa、ICOCA)に対応
- 2015年6月1日:平城地区(高の原・木津南)、中和地区(五位堂・高田・八木・桜井)への路線を新設
- 2020年3月31日:利用客の減少により3路線とも運行を終了