nako-club

奈良交通の私設ファンクラブ「nako-club」がつくるページです

「乗車券」に関する記事

「夏休みどこでもパス」を発売 早期の購入は10%割引

奈良交通は、夏休み期間中全線乗り放題となる「夏休みどこでもパス」を6月20日から発売している。今季は、創立80周年を記念して発売開始を早め、7月9日まで価格を10%割り引いた1,800円で発売する。

  • 対象者:小学生
  • 発売期間と発売金額:
    2023年6月20日~7月9日 1,800円
    2023年7月10日~8月20日 2,000円
  • 発売箇所:奈良交通案内所各窓口
  • 通用期間:2023年7月20日~8月31日
  • 特典:
    • 奈良交通、エヌシーバスの全路線が乗り放題
      【対象外の路線】夜行高速バス、高速バス名古屋線、リムジンバス、京都学研線、定期観光バス、一部市町村のコミュニティバス
    • 同伴の大人1名は、現金で支払う場合半額で乗車できる(ぐるっとバスを除く)。
    • Webアンケートへの回答で、奈良交通オリジナルグッズを進呈(2023年8月20日から9月30日まで)。
    • 奈良交通関係の飲食店・温泉施設やイオンモール(大和郡山・橿原・高の原・奈良登美ヶ丘)の提携店舗で「夏休みどこでもパス」を提示すると、各種特典が受けられる(一部調整中)。
  • 購入時の注意:
    • 健康保険証の写しなど、使用者の生年月日を確認できるものが必要(顔写真は不要)。
    • 払い戻しは2023年7月19日まで(手数料が必要)。

「WEST NARA わんデイパス」引き続き発売 24年3月まで

奈良交通は、西和地区の指定区間を1日自由に乗降できる「WEST NARA わんデイパス」を、2023年度も引き続き発売する。

指定区間には、法隆寺、信貴山朝護孫子寺、達磨寺、明神山のほか、郡山城跡や飽波神社などの名所旧跡が含まれる。

  • 発売期間:2024年3月31日まで
  • 発売価格:大人500円 小児250円
  • 発売場所:
    • 奈良交通案内所(JR奈良・王寺・郡山)
    • 王寺町観光協会
    • 信貴山観光iセンター
    • 斑鳩町観光協会(法隆寺iセンター)
    • JR法隆寺駅観光案内所
    • 大和郡山市観光協会
    • 上記のほか、スマートフォンアプリ「乗換案内」でも購入できる
  • 有効期間:1日間(12月31日~1月3日は利用不可)
  • 主な通用区間:
    • 王寺駅-法隆寺前-筒井駅
    • 法隆寺駅-法隆寺参道
    • 王寺駅-信貴山下駅-信貴山門
    • 王寺駅-三郷駅
    • 王寺駅-明神四丁目-畠田-王寺駅
    • 近鉄郡山駅-法隆寺前
    • 近鉄郡山駅-大和小泉駅東口
    • 近鉄郡山駅-矢田寺前
    • 法隆寺駅-住江織物
    • 安堵町コミュニティバス全線(法隆寺駅-平端駅など)

なお、「WEST NARA わんデイパス」は観光振興を目的とした乗車券であるため、観光以外での利用は控えるよう呼びかけられている。

大阪空港リムジンバス 4月1日から空港発1便減便

奈良交通と阪急観光バスは、4月1日から大阪空港リムジンバス(天理駅・JR奈良駅-大阪空港)の運行時刻を変更する。大阪空港発の便は、夕方以降1便減便する。

変更後の運行時刻は下記のとおり(太字は今回時刻を変更する便)。

  • JR奈良駅発 大阪空港行き
    5:20、6:20(※)、7:20、9:30(※)、10:55、11:55、12:55、14:20、15:50、16:50
    (※)天理駅発(5:55、9:00)
  • 大阪空港発 JR奈良駅行き
    8:40、9:40、10:40、11:55、13:15、14:35、16:40、18:0019:00(※)、20:10、21:00(※)
    (※)天理駅行き

紙の回数券発売終了

大阪空港リムジンバス(天理駅・JR奈良駅-大阪空港)の紙の回数券は、3月31日をもって発売を終了する。発売済みの回数券は有効期限(1年間)まで使用できる。

「スマホ回数券」(6枚綴り・11枚綴り)は引き続き発売する。

「近鉄・奈良交通連絡定期券」の発売を終了

近鉄の駅窓口で発売されている「近鉄・奈良交通連絡定期券」は、5月15日をもって発売を終了する。今後は、鉄道とバスのそれぞれの定期券を購入する必要がある。 

近鉄と奈良交通の連絡定期券は、1999年から発売されてきた。近鉄はICカードの利用を促進するなどの目的で、磁気定期券のみ取り扱う連絡定期券の発売を一部取りやめる。

金額式ICカード定期券「CI-CA plus」 3月1日販売開始

奈良交通は、金額式ICカード定期券「CI-CA plus」の販売を2023年3月1日から開始した。

CI-CA plusでは、券面に表示された運賃の範囲内であれば、全路線(一部を除く)で利用できる。通用期間は月ごとの自動継続で、販売方法はWEB販売(インターネットでの販売)とする。

CI-CA plusの販売方法や通用区間などは下記のとおり。

販売方法

CI-CA plusは、インターネットの「CI-CA plus販売サイト」で発売する。奈良交通の案内所窓口では取り扱わない。

券種は、通勤定期券(大人・大人障害者等割引)と、学生定期券(大人・小児・大人障害者等割引)がある。

ICカード定期券は、自宅など指定の場所への郵送(送料600円(税込))で受け取るほか、奈良交通の案内所窓口で受け取ることもできる。

支払はクレジットカードを基本とするが、別途手続きをすることにより銀行振込による支払もできる。

通用期間・支払金額

CI-CA plusは月ごとに自動継続するため、購入時に通用期間は指定しない。

月々の支払金額は、従来の6か月定期券の運賃を5等分した金額となり、6か月目の支払はない。7か月目以降は、この周期が繰り返される。利用開始の月の支払金額は日割り計算する。

【例】220円区間の大人通勤定期券の支払金額

支払月支払金額
1か月目10,690円
(月の途中から利用の場合は日割り計算)
2か月目~5か月目10,690円
6か月目0円
7か月目~11か月目10,690円
12か月目0円
: 以降繰り返し

学生定期券では、1年を超えて継続して利用すると「学生長期利用割引」として、2年目以降の支払金額が15%引きとなる。中学校から高校へ、高校から大学等へ進学する場合も継続できる。ただし、小学校から中学校に進学する場合は、小児運賃から大人運賃に変わるため継続できない。

通用区間

CI-CA plusは金額式定期券であり、通用区間の指定はない。券面に表示された運賃の範囲内であれば、全路線(一部を除く)で利用できる。

【例】A町-B駅(大人運賃220円)と、C駅-D町(同240円)を定期券で利用する場合

  • 従来の定期券:A町-B駅と、C駅-D町の定期券が必要
  • CI-CA plus240円区間の定期券でどちらの区間も利用できる。上記以外の路線も240円区間までは追加料金なしで利用できる。

CI-CA plusを利用できない路線は下記のとおり。

空港リムジンバス、高速バス、定期観光バス、京都学研線、生駒山麓公園ふれあいセンター線、なら歴史芸術文化村直行バス、ぐるっとバス、市町村のコミュニティバス(R169ゆうゆうバス、奥宇陀わくわくバス、広域通院ラインを含む。ただし木津川市の「きのつバス」と「かもバス当尾線」は利用可能)

乗り越し

乗り越しをする場合は、従来の定期券では乗り越した区間の運賃で精算するが、CI-CA plusでは不足する差額の精算でよい。

【例】C駅-D町(大人運賃240円)の定期券で、C駅-E駅(同300円)を利用する場合(D町-E駅の大人運賃は210円)

  • 従来の定期券:C駅-D町の定期券と、D町-E駅の運賃210円で精算
  • CI-CA plus:240円区間の定期券と、C駅-E駅の運賃300円と定期券の運賃区間240円の差額60円で精算

その他特典

CI-CA plusを提示すると、生駒山上遊園地のほか、奈良交通関係の飲食店、道の駅などで特典が受けられる。