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大和郡山市コミュニティバス経路変更

大和郡山市は6月25日からコミュニティバス「元気治道号」と「元気平和号」の運行経路を一部変更した。

「元気治道号」は治道地区の運行経路を見直したほか、石川町に乗り入れた。「元気平和号」は郡山北ニュータウンと近鉄九条駅に乗り入れた一方、市域外にあった「国道杏」停留所を通過扱いとした。

また、運行車両を7m級の小型車から「元気城下町号」と同様のワゴン車に切り替えた。

  • 「元気治道号」(主な経由地)
    横田町社会教育会館→新庄町→杉町→JR郡山駅東口→柳町→郡山八幡神社→近鉄郡山駅
    近鉄郡山駅→小川町→柳町→JR郡山駅東口→杉町→新庄町→横田町社会教育会館
    (変更点)
    「治道公民館」「石川町」「伊豆七条町」「国道横田南」「発志院町西」「中城町」停留所を新設、「国道横田」「横田町西口」停留所を廃止
  • 「元気平和号」(主な経由地)
    県営住宅稗田団地-シャープ前-JR郡山駅東口-近鉄九条駅-小川町-近鉄郡山駅
    (変更点)
    「郡山ニュータウン北」「稗田北児童公園前」「美濃庄町西」「近鉄九条駅」停留所を新設、「国道杏」停留所を廃止

大和郡山市コミュニティバス路線図

通勤定期の割引率を改定

奈良交通はこのほど通勤定期券の割引率及び利用方法の変更を近畿運輸局に申請した。認可されれば8月20日から通勤定期券の割引率を30%から25%に改定する。また、同日より大人用の通勤定期券を持参人有効とし、記名本人以外でも使用できるようにする。

奈良交通は、乗客の減少や交通渋滞の悪化などの厳しい事業環境のなか、車両の小型化や路線の改廃など合理化を進め、1997年以降乗合バスの運賃を据え置いてきた。しかし、燃料の高騰や近鉄けいはんな線開通による乗客の減少が影響し、2007年6月に「CI-CA」と「ひまわり回数券」の割引率を引き下げ、事実上の運賃改定に踏み切った。その後も燃料が高騰を続けるなど事業環境は厳しさを増しており、追加的に今回の改定を実施する。

実施予定日
2008年8月20日

大人通勤定期の運賃計算方法

期間 現行 改定
1か月 基準運賃額×60×(1-0.3) 基準運賃額×60×(1-0.25)
3か月 1か月定期運賃×3×0.95 1か月定期運賃×3×0.95
6か月 1か月定期運賃×6×0.9 1か月定期運賃×6×0.9

小児通勤定期は大人の半額、障害者等割引通勤定期は大人の3割引(いずれも現行どおり)。

大人通勤定期の利用方法の変更
大人通勤定期に限り持参人有効とし、記名本人以外でも利用できる。
(鉄道連絡定期券の鉄道の区間は、現行どおり記名本人のみ有効)

JR高架切替工事に伴う迂回運行

6月29日からJR関西本線の奈良駅付近の区間が高架化されるのに伴い、国道369号線大宮跨線橋付近では28日19時から跨線橋撤去及び道路切替工事が実施され、断続的に通行規制が敷かれる。

そのため、奈良交通は28日の20時30分から最終便まで恋の窪線を三条川崎町へ迂回して運行する。迂回区間の停留所は通過扱いとするほか、大宮町一丁目停留所も通過扱いとする。

4月1日ダイヤ変更

奈良交通は4月1日に中南和地区でダイヤを変更する。詳細は下記のとおり。

  • 五條日裏線の城戸-日裏を休止し、五條城戸線(五條バスセンター-城戸)とする。休止区間は五條市のへき地患者輸送車で代替する。
    変更前 [10]五條バスセンター-日裏
    変更後 [10]五條バスセンター-城戸
  • 平沼田線を休止する。休止後は五條市が乗合タクシーを運行する。
    休止 [34]五條バスセンター-谷の宮-奥谷
  • 高田五條線のうち、テクノパークならを経由する系統を減回する。[66]近鉄高田駅-テクノ中央通り東-五條バスセンター系統は、五條行きの片道系統となる。
    廃止 [67]近鉄高田駅→テクノ中央通り東
  • 野原循環線、五條西吉野線の運行回数を減回するほか、五條富貴線で運行時刻を変更する。
  • 飛鳥線の明日香奥山-飛鳥資料館前を延長し、運行時刻を変更する。2007年9月に同区間を休止したが、これを復活するもの。
  • 王寺藤井線の試験運行を6月末まで延長する。期間延長にあたって朝夕の便を減回する。同線は2007年4月から1年間の予定で試験運行を行っていた。
  • 下記の停留所を改称する。
    八木耳成循環線 「耳成高校前」→「常盤町東」
    当麻新庄線 「当麻町役場前」→「當麻庁舎」
    同志社線 「同志社大学工学部」→「同志社大学理工学部」

高の原梅美台線で運賃引き下げ

奈良交通は3月17日から高の原梅美台線の運賃を一部引き下げる。これまで高の原駅と木津南地区(州見台・梅美台)の運賃は一律300円だったが、距離に応じた運賃に変更する。最大で50円の値下げとなる。木津南地区内の運賃は据え置く。

同線は木津南地区から高の原駅へのアクセスとして2002年10月から運行している。当初は京奈和自動車道を経由していたが、後に一般道経由に変更した。一時、終日運行から平日朝夕のみの運行に減回していたが、同日に行うダイヤ変更で平日日中と土曜・日曜・祝日の運行を再開する。増回と運賃引き下げで利用を促す。

高の原駅からの運賃(円) 変更前 変更後
州見台六丁目 300 250
木津南ソレイユ 300 280
梅美台五丁目 300 300