奈良交通は10月1日に各路線で運行ダイヤを変更し、南和地区などで路線を休止する。休廃止区間では、一部を除き自治体によって代替交通機関が確保される。
- 天理上野線を休止する。同じ区間の三重交通の路線は引き続き運行される。
休止 特急[16]天理駅-上野市
- 榛原大野線を休止する
休止 [51]榛原駅-室生口大野駅
- 榛原ネオポリス線の天満台東三丁目-山辺東を休止する。
休止 [22]榛原駅-天満台東三丁目-山辺東
- 東吉野新子線の下記系統を廃止し、榛原新子線と東吉野村内線を新設する。
廃止 新子→杉谷(東吉野新子線)
(新子-高見平野-杉谷系統は引き続き運行)
新設 [73]榛原駅-鷲家-千代橋-新子(榛原新子線)
新設 大又-鷲家-杉谷(東吉野村内線)
新設 大又→鷲家→新子(東吉野村内線)
新設 大又→麦谷→高見平野→杉谷(東吉野村内線)
- 五條野迫川線を休止する。
休止 [5]五條バスセンター-野川上村
- 奥谷線の県立五条病院前-大堀口と平沼田線の金剛寺-野原東口を休止し、両線を統合する。
休止 [23]五條バスセンター-一の木橋-奥谷(奥谷線)
休止 [30]五條バスセンター-金剛寺-谷の宮(平沼田線)
新設 [34]五條バスセンター-谷の宮-奥谷(平沼田線)
- 五條富貴線の五條町-阪合部局前を休止し、県立五條病院経由とする。
休止 [36]五條バスセンター-二見駅-東富貴
新設 [35]五條バスセンター-黒駒-東富貴
- 十津川線の下記系統を廃止または休止する。
休止 [2]五條バスセンター-湯の峰温泉
廃止 [3]五條バスセンター-上野地
休止 [14]上野地→十津川温泉→湯の峰温泉
休止 [15]本宮大社前→十津川温泉→上野地
- 高田五條線の下記系統を廃止する
廃止 [162]五條バスセンター→かもきみの湯→忍海
- 南大和ネオポリス線で下記系統を新設する
新設 五條駅北口→五條高校
- 南大和ニュータウン線を休止し、八木下市線の一部の便を南大和ニュータウン経由で運行する。
休止 [29]下市口駅-南大和三丁目
新設 [222]八木駅-南大和三丁目-下市口駅-岩森
- 下市城戸線で系統を変更する。
休止 [21]下市口駅-寺内-十日市
新設 [22]下市口駅-寺内-平原
- 黒滝線の才谷以南を休止し、才谷-岩森の区間を才谷線とする。
休止 岩森→才谷→赤滝
休止 寺戸→才谷→岩森
休止 中戸-黒滝案内センター
休止 赤滝-中戸-黒滝案内センター
新設 才谷-岩森
- 熊野線の小井隧道口以南を廃止し、下桑原-小井隧道口-大小井-池原を休止する。
廃止 新宮駅-河合
廃止 新宮駅-池原
休止 小井隧道口-大小井-池原
休止 上桑原-大小井-上池原
休止 池原-池峯-小井隧道口
休止 湯盛温泉杉の湯-上桑原
新設 湯盛温泉杉の湯-下桑原
- 杉の湯柏木線を休止する
休止 湯盛温泉杉の湯-柏木
- 入之波線を休止する
休止 湯盛温泉杉の湯-入之波温泉
- 奥宇陀線の上田口弁天-高石を栂阪トンネルに載せ替え、辰尾橋を経由しない経路で運行する。
- 十津川線、野原循環線、五條日裏線、五條西吉野線、下市城戸線の運行回数を削減するほか、五條西阿田線の土曜日の運行を取りやめ、平日のみの運行とする。
- このほか、下記の路線で運行回数の変更や時刻の変更を行う。
(運行回数の変更)
天理桜井線、天理都祁線、奥宇陀線、室生線、毛原線、古市場線、榛原東吉野線、榛原ネオポリス線、高田五條線、高田新家線、葛城登山線、智辯スクール線
(時刻の変更)
山村線、南大和ネオポリス線、八木五條線、奈良文化女子短期大学線、高田ダイヤモンドシティ線
情報源:奈良交通グループホームページ、広報五條(五條市広報、2006年9月)、奈良新聞(2006年8月11日)(休廃止区間の参照)
情報提供:健一様、葛城太郎様、もと様
更新履歴:2006年9月23日掲載、9月25日、9月29日追記
奈良交通は9月30日までとしていた磁気式プリペイドカード「バスカード」の残額の払い戻しを、12月31日まで延長することを決めた。
ICカード乗車券「CI-CA」が全路線で使用できるようになったことから、「バスカード」は7月31日で廃止されている。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通はお盆期間中に下記のとおり運行を変更する。
土曜ダイヤへの変更
8月14日と15日は、ほぼ全線にわたり土曜ダイヤで運行する。ただし奈良月ヶ瀬線、奈良柳生線、笠置線、リハビリセンター線は平日ダイヤで運行する。
奈良公園内交通規制に伴う経路変更
8月15日は奈良公園付近で多数の行事が催され周辺道路で交通規制が敷かれることから、市内循環線、山村線などで運行経路を変更する。
県庁東交差点を17時から21時までに通過する高畑町方面行きと、破石町交差点を17時から21時までに通過するJR・近鉄奈良駅方面行きを、奈良ホテル経由で運行する。なお、人出の状況により規制時間が変更される場合がある。
当日は奈良公園一帯で開催されている「なら燈花会」の最終日であるほか、高円山で「大文字送り火」、春日大社で「中元万燈籠」、東大寺で「万燈供養会」が催される。
このほか、「なら燈花会」の開催にあわせて、期間中の夜間にJR・近鉄奈良駅と奈良公園を結ぶ臨時バスを運行している。
情報源:奈良交通グループホームページ、近鉄奈良駅のりば掲示
奈良交通は、夏休み期間中に全線乗り放題となる「夏休みどこでもパス」を小中学生を対象に発売している。奈良ドリームランドの入園無料の特典を昨年までの同伴3名から同伴6名に拡充した。
- 対象: 小学生、中学生
- 料金: 小学生2,500円、中学生5,000円
- 発売期間: 2006年7月10日~8月20日 奈良交通案内所各窓口で発売
- 通用期間: 2006年7月20日~8月31日
- 特典:
奈良交通、エヌシーバスの全路線が乗り放題
(夜行高速バス、リムジンバス、深夜急行バス、定期観光バス、世界遺産ぐるっとバス、大和郡山市「元気城下町号」は対象外)
同伴の大人1名は小児運賃で乗車できる。ただし支払は現金に限る
通用期間内は奈良ドリームランドへ無料で入園できる(同伴者は年齢に関係なく6名まで)。ただし、乗り物やプールなど園内施設の利用は有料となる
- 注意:
購入時には、年齢を確認できるもののほか、顔写真1枚が必要
なお、奈良ドリームランドは8月31日をもって閉園することが決まっている。
情報源:奈良交通グループホームページ、奈良ドリームランドサイト
奈良交通は磁気式プリペイドカード「バスカード」による運賃の収受を7月31日で終了する。ICカード乗車券「CI-CA」が全路線で使用できるようになったことから磁気式カードを廃止するもので、「バスカード」の発売は5月31日で終了している。
「バスカード」の残額の扱いは、各案内所で下記のとおり行う。いずれも手数料は不要であるが、取り扱いは9月30日までとなっている。
- 7月31日まで
払い戻し(普通カード、ひまわりカード共通)
残額を「CI-CA」に移行(普通カードのみ)
- 8月1日から9月30日まで
未使用のカードは発売金額で払い戻し
使用後で残額がある場合は下記算式により払い戻し金額を算定
発売金額 × 残額 ÷ 券面額 ただし、10円未満の端数は四捨五入
情報源:奈良交通グループホームページ