「運転免許証自主返納支援制度」に関する記事
奈良交通は7月1日から、「奈良交通ゴールドパス」でポイントサービスを実施している。
3か月券の購入で1ポイント分、6か月券の購入で2ポイント分のスタンプをポイントカードに押印する。4ポイントで「奈良交通ゴールドパス」に1,000円分チャージされる。
あわせて、運転免許証を自主返納した高齢者にゴールドパスを1年分(6か月券2回)に限り無料配布する「運転免許証自主返納支援制度」について、対象の地域を拡大した。これまで運転経歴証明書に記載の住所が奈良県の場合のみ対象であったものを、大阪府、京都府も対象に含めた。
「奈良交通ゴールドパス」は、65歳以上の高齢者に向けて発売するICカード乗車券で、奈良交通・エヌシーバスの一般路線バスに大人運賃の半額で乗車できる(10円未満の端数は切り上げ、最低支払額は100円)。
情報源:奈良交通ホームページ
奈良交通は2019年5月18日から65歳以上の高齢者を対象に「奈良交通ゴールドパス」を発売する。通用は6月1日から。
従来の「ゴールド倶楽部定期券」に代わるものであるが、利用方法は次のようになる。
- 紙の定期券からICカードに変更する。
- 従来100円で乗車できた北和・西和・京都地区の路線は大人運賃の半額(※)での乗車となる。
- 中和・南和地区(おおむね近鉄大阪線以南の地区)の路線は従来どおり大人運賃の半額(※)で乗車できる。
(※運賃が190円以下の区間は100円)
利用運賃はゴールドパス(ICカード)にチャージした残高から精算される。通常のCI-CAとは異なりチャージ金額にプレミアはつかない。チャージは案内所窓口、チャージ機、バス車内でできる。
ゴールドパス発売価格
北和・西和・京都地区の利用運賃を実質的に引き上げるかわりに、ゴールドパスの発売価格は従来のゴールド倶楽部定期券に比べて安く設定する。
- 3か月券:5,500円(ゴールド倶楽部定期券は6,800円)
- 6か月券:8,500円(同11,500円)
(初回発行時には別途デポジット500円が必要。ゴールド倶楽部定期券で設定されていた1年券はない。)
ゴールドパスの特典
奈良県内在住で運転免許証を自主返納した高齢者にパスを1年分無料配布する制度は継続する。ただし1年券がないため、6か月券を2回配布する。
このほか、奈良交通ビューティフルツアーの旅行代金割引、奈良交通グループ会社各店での代金割引、指定宿泊施設の代金割引が受けられる(ゴールド倶楽部定期券の特典と同様)。
情報源:奈良交通ホームページ
奈良交通は、65歳以上の高齢者が利用できる「ゴールド倶楽部定期券」の制度を8月1日より変更した。新たに1年券(18,000円)を発売するほか、運転免許証を自主返納した高齢者には、1回に限り1年券を無料で発行する。
「ゴールド倶楽部定期券」の無料発行は、高齢者に運転免許の自主返納を促す奈良県警の取り組みの一つで、運転経歴証明書に記載の住所が奈良県内である場合に限られる。
情報源:奈良交通グループホームページ、毎日新聞(2012年6月23日)