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「長殿発電所前」に関する記事

宇井地区へ乗り入れ再開

奈良交通は、1月30日から八木新宮線・十津川線・広域通院ラインの五條市大塔町宇井地区への乗り入れを再開する。2011年の紀伊半島大水害による影響で迂回運転を行っていたが、災害発生以来通行止めとなっていた市道宇井線が開通したことで、本来の運行経路に戻す。

通過扱いとなっていた「宇井」停留所の使用を再開するほか、国道168号線に臨時停留所を設置していた「宇井口」「大塔温泉夢乃湯」停留所を元の位置に戻す。

また、災害発生以来通過扱いとなっていた「長殿発電所前」停留所(十津川村長殿)も、同日より使用を再開する。

紀伊半島大水害による影響を受けた路線のうち、八木新宮線のすべての停留所が復旧する。なお、十津川線、広域通院ラインの「高滝口」停留所は引き続き通過扱いとなっている。

辻堂地区へ乗り入れ再開

2011年の紀伊半島大水害による影響で、奈良交通は八木新宮線・十津川線・広域通院ラインの大塔支所-閉君で迂回運転を行っていたが、1月上旬から本来の運行に戻し、五條市大塔町辻堂地区への乗り入れを再開した。

災害発生以来辻堂地区に発令されていた避難勧告避難指示が2014年12月26日に解除されたことによるもので、およそ3年4か月ぶりにバスが「辻堂」「辻堂南」停留所を経由することになった。

奈良交通の路線における紀伊半島大水害による影響としては、八木新宮線、十津川線、広域通院ラインで迂回運転区間が残り、「宇井」「長殿発電所前」停留所が引き続き通過扱いとなっている。