「3扉車」に関する記事
昭和から平成にかけて奈良交通で活躍してきた3扉の路線バスは、残り1台になったとみられる。3月上旬の時点で、北大和営業所に、奈良22き・581(日野KC-HU2MPCA)が残っている。
また、県内外の広い範囲で活躍してきた大型9m車(大型車ショート系)の路線バスも、残り1台になったとみられる。3月中旬の時点で、北大和営業所に、奈良22き・566(日野KC-RU1JJCA)が残っている。
2023年10月以降、北和地区を中心に新車の導入が進められており、3扉車・大型9m路線車ともに徐々に数を減らしてきた。
情報源:(参考)奈良バスなびweb
情報提供:たかばたけ様
写真撮影:829(2023年11月9日撮影、鶴舞町一丁目-学園前駅)
9月は各地でバス関連のイベントが催されたが、奈良交通は「スルッとKANSAIバスまつり」と「はとバスEXPO」に出展した。
第8回スルッとKANSAIバスまつり
「第8回スルッとKANSAIバスまつり」は、9月14日に姫路市の姫路城東御屋敷跡公園で開催された。9月20日の「バスの日」を記念する行事として、2001年に開催されて以来8回目を数える。
奈良交通は3扉乗合車(奈良22き・318)を展示した。同車には十津川村のラッピング広告が施されており、当日は車内でも十津川村の観光ポスターが掲示された。
3扉車は近畿地方はもとより全国的にも珍しい車両であるが、今回の出展は、十津川くまの特急バスやラッピング広告のモデルとなった老人と少年がそれぞれテレビで放映されたという話題性に着目したものとみられる。
車両の展示のほか物品の販売も行い、各種グッズのほか、実際に使用されていた方向幕や運賃表、夜行高速バスの座席なども販売した。
はとバスEXPO in 晴海
「はとバスEXPO in 晴海」は、9月23日に東京都中央区の晴海埠頭で開催された。はとバスの創立60周年を記念したイベントで、はとバスの新旧車両が展示されたほか、ゲストとして奈良交通と京阪バスの車両も各1台展示された。
奈良交通は9月に導入したばかりの貸切車両(奈良200か・532)を展示したほか、物販コーナーでは各種グッズの販売も行った。
また、晴海からお台場をめぐる約30分のミニツアーも行われ、奈良交通の車両も2回走行した。