天理営業所を廃止
奈良交通は6月16日、天理営業所を廃止し業務を奈良営業所などに移管した。
奈良天理線、天理上野線をはじめ大半の路線を奈良営業所に移管したが、都祁榛原線は榛原営業所に移管した。
また、奈良営業所の担当区域が拡大したため、同所担当路線のうち奈良学園線の一部と、泉原線を西大和営業所に移管した。
天理営業所管内は利用客の少ない路線が多く、近年は各線で減便を繰り返していた。天理営業所と奈良営業所は所在地が近接していたため、業務を統合して合理化を図ったものとみられる。
奈良交通は6月16日、天理営業所を廃止し業務を奈良営業所などに移管した。
奈良天理線、天理上野線をはじめ大半の路線を奈良営業所に移管したが、都祁榛原線は榛原営業所に移管した。
また、奈良営業所の担当区域が拡大したため、同所担当路線のうち奈良学園線の一部と、泉原線を西大和営業所に移管した。
天理営業所管内は利用客の少ない路線が多く、近年は各線で減便を繰り返していた。天理営業所と奈良営業所は所在地が近接していたため、業務を統合して合理化を図ったものとみられる。
数年前から廃車が心配されている奈良交通の1979年式日野RCであるが、新製から20年経った現在も天理営業所管内を中心に活躍している。
天理営業所にはRC321Pが9台所属しており、奈良天理線などで運行されている。他にも、奈良、天理、西大和、榛原、葛城の各営業所に、RC321PとRC301Pの両型式合わせて11台が残存しているとみられる。
同型式車は昭和54年排出ガス規制の施行に先立ち大量に購入された。エアサスペンションやハイバックシートに加え、新製当初よりサブエンジン式クーラーを装備するなど、サービス水準の高い車両であるため、20年にわたる活躍が可能となっている。
1978年式RCが98年までに廃車されたことから、1979年式RCの廃車も時間の問題となっている。