生駒市「たけまる号」でBDF走行実験
生駒市は6月26日からコミュニティバス「たけまる号」で、BDF(バイオディーゼル燃料)を用いた走行実験を行っている。
BDFは廃食用油を精製した燃料で、循環型エネルギーとして注目されている。生駒市では竜田川の浄化を目的に廃食用油を収集していたが、収集量が少なく、石けんに加工して配布するにとどまっていた。しかし、近年の環境意識の高まりを受け、廃食用油をBDFに精製して活用すべく検討を重ねてきた。このほど奈良交通の研修車を用いた走行実験に成功したことから、「たけまる号」で継続的に実験を行うこととなった。