交通渋滞により壺阪山線を運休 4月6日・7日
壷阪寺付近の交通渋滞により、奈良交通は4月6日・7日の両日、壺阪山線を運休する。
6日は壷阪寺の桜が満開となり、多くの参拝客で混雑した。交通渋滞により壷阪寺まで2時間程度かかることから、翌7日までバスの運行を取りやめる。
壷阪寺付近の交通渋滞により、奈良交通は4月6日・7日の両日、壺阪山線を運休する。
6日は壷阪寺の桜が満開となり、多くの参拝客で混雑した。交通渋滞により壷阪寺まで2時間程度かかることから、翌7日までバスの運行を取りやめる。
4月1日と2日に県内で土砂崩れが相次いで発生し、奈良交通の路線バス・コミュニティバスの運行に影響が及んでいる。
宇陀市室生大野の主要地方道吉野室生寺針線(県道28号線)で、4月2日深夜に土砂崩れが発生した。復旧のめどは立っていない。
奈良交通は室生線について、下記のとおり運休・迂回運行を実施している。
4月中旬以降、運行区間は室生口大野駅-(迂回)-室生龍穴神社-室生郵便局-室生寺となったが、延長した日は明らかでない。(4月27日追記)
国道169号線は、上北山村西原で土砂崩れが発生したため、4月1日朝から上北山村西原-河合の区間で通行止めとなっている。復旧のめどは立っていない。迂回路はあるが、大型車は通行できない。
奈良交通は、1日からR169ゆうゆうバスの西原-下桑原の区間を運休している。
R169ゆうゆうバスは、2023年12月に下北山村で発生した土砂崩れの影響により、上北山中学校-下桑原の区間を運休していた。今回の災害で、運休の区間が延びることとなった。
奈良交通は、関西空港と天理駅の間でリムジンバスを臨時運行する。運行内容は下記のとおり。
運賃は大人片道2,400円で、天理駅発のみ予約制となる。
天理市は、コミュニティバス「いちょう号」東部線・西部線の運行を3月31日限りで廃止した。
同時に廃止したデマンドタクシー「ぎんなん号」と合わせて、4月1日から新しいデマンド交通「チョイソコてんり」に転換した。
奈良交通は、4月1日から各種フリー乗車券の発売額を改定する。
3月31日まで現行の発売額で購入できるが、指定できる乗車日は2024年6月30日までとなる。
改定内容は下記のとおり(金額は大人料金、小児は半額(10円未満切り上げ))。
券種 | 現行 | 改定 |
---|---|---|
奈良公園・西ノ京 世界遺産 1-Day Pass | 500円 | 600円 |
奈良公園・西ノ京・法隆寺 世界遺産 1-Day Pass Wide | 1,000円 | 1,100円 |
奈良・大和路 2-Day Pass | 1,500円 | 1,650円 |
明日香周遊バスフリー乗車券(1日券) | 650円 | 750円 |
明日香周遊バスフリー乗車券(2日券) | 1,000円 | 1,100円 |
WEST NARA わんデイパス | 500円 | 600円 |
西和地区で利用できる「WEST NARA わんデイパス」は、2025年3月31日まで発売期間を延長し、発売額を改定する。