タッチパネル式バス案内板を設置 近鉄・JR奈良駅に
奈良交通は、近鉄奈良駅とJR奈良駅の構内にタッチパネルで操作ができるバス案内板を設置し、10月5日から運用を始めた。
主要な観光地へアクセスするバス便を案内するほか、今年3月に運用を始めたバスロケーションシステムと連動して、バスの現在位置を表示する。
増加している外国人観光客にも対応するため、日本語のほか英語、中国語(簡体)、韓国語で表示できる。
奈良交通は、近鉄奈良駅とJR奈良駅の構内にタッチパネルで操作ができるバス案内板を設置し、10月5日から運用を始めた。
主要な観光地へアクセスするバス便を案内するほか、今年3月に運用を始めたバスロケーションシステムと連動して、バスの現在位置を表示する。
増加している外国人観光客にも対応するため、日本語のほか英語、中国語(簡体)、韓国語で表示できる。
奈良交通は10月1日から、主に奈良市内を走る一部の車両に「地方版図柄入りナンバープレート」(図柄入りナンバー)を装着している。
図柄入りナンバーは地域振興や観光振興を目的に交付が始まり、奈良をはじめ全国41の地域で交付される。奈良ナンバーの図柄は、桜や紅葉、鹿に五重塔などを配した奈良を象徴するデザインとなっている。
市内循環向け車両(10台)とぐるっとバス向け車両(11台)など、奈良市中心部の観光路線を走る車両に図柄入りナンバーを装着する。
奈良交通は、9月にやまと号車両(2台)にオリンピック特別仕様ナンバーを装着しており、ナンバープレートの種類が増えている。
台風24号は9月30日午後に強い勢力を保ったまま奈良県付近を通過した。
奈良交通は、30日の定期観光バスと大台ヶ原線、奈良若草山夜景観賞バスを運休したほか、12時頃までにリムジンバスと高速バスの運行を取りやめた。一般路線については、事前に告知してバスの運行を見合わせる計画運休を全路線で実施し、16時頃から終日バスの運行を見合わせた。
翌10月1日は道路の通行規制のため一部の路線で運休や迂回運行を実施したが、午前中には通常運行に戻った(以前の災害のため迂回している区間は除く)。
台風の影響による運行状況は下記のとおり。
9月30日
10月1日
このほか、9月30日は各地の案内所の営業を12時で終了した。
9月30日に京都市で開催予定だった「第18回スルッとKANSAIバスまつり」は、台風24号の接近で荒天が予想されるため中止となった。28日午後に、スルッとKANSAI協議会がホームページ上で発表した。
「スルッとKANSAIバスまつり」は昨年も台風接近のため中止になっており、2年連続で中止となる。
奈良交通は10月1日から一部の路線で運行系統、運行時刻を変更する。主な内容は次のとおり。
飛鳥資料館-石舞台の区間を廃止し、運行区間を桜井駅南口-明日香奥山・飛鳥資料館西に変更する。また、観光シーズンを除いて、土曜・日曜・祝日の運行を取りやめる。
土曜・日曜・祝日は下記の期間のみ6往復運行するが、それ以外の日は運行しない(平日は通年3往復運行する)。
城戸-西吉野温泉の区間を廃止する。
廃止系統は[12]五條バスセンター-五條病院玄関口-城戸系統に置き換える。
平日の下市口駅発12:20、14:36と、平原発12:53、15:08の運行を取りやめる。
改正後は平日2往復の運行となる(下市口駅発7:08、15:50、平原発7:41、16:23)。
「中部住民センターせせらぎ」への利便性を良くするため、府営田辺団地-東田辺の運行経路を草内口経由に変更する。