「外国人」に関する記事
奈良交通はこのほどレトロ調バス1台を導入した。「バンビーナ」の愛称で、3月1日から市内循環線で運行する。
導入した車両は前中扉の大型車で、以前、鎌倉市で運行されていた車両を譲り受けた。定員は座席29名(運転席を含む)、立席30名、内装には桜無垢材を使用し、後部に設けたデッキでは外向きの座席から奈良公園の景色を楽しむことができる。運転手には女性を起用しソフトな接客を目指す。
また、市内循環線では外国人観光客向けに英文表記を充実させたほか、各停留所にナンバリング(通し番号)を施した。
- 発車時刻
[2]市内循環外回り
(JR奈良駅→近鉄奈良駅→大仏殿春日大社前→高畑町→JR奈良駅)
JR奈良駅発 9:01 9:31 10:01 10:58 11:28 11:58
[1]市内循環内回り
(JR奈良駅→高畑町→東大寺大仏殿・国立博物館→近鉄奈良駅→JR奈良駅)
JR奈良駅発 13:36 14:06 14:36 15:33 16:03 16:33
「バンビーナ」運行にあたり、記念乗車券のほか、記念グッズとしてスポーツタオル、キーホルダー、マグカップを発売している。
情報源:奈良交通グループホームページ
国土交通省はこのほど、奈良交通奈良法隆寺線(奈良・西の京・斑鳩回遊ライン)を観光推奨バス路線に指定した。 観光推奨バス路線は観光立国に向けた取り組みの一つで、外国人にも利用しやすいバスの環境づくりを行うものである。 奈良交通の路線が観光推奨バス路線の指定を受けるのは「世界遺産ぐるっとバス」に次いで2例目となる。
観光推奨バス路線の指定を受け、奈良交通は4月29日から同線の主要停留所に4ヶ国語(日・英・中・韓)による案内を整備したほか、通し番号を付けた。 また、車両には柿色を基調にした塗色を施し、外国語による行先表示を追加した。
今後は5月22日に運行時刻の変更を予定しているほか、外国語の車内放送を導入するなど案内の充実を図る。
- 運行経路 [97]春日大社本殿-法隆寺前
(主要停留所のみ記載。途中各停留所に停車)
E-1 春日大社本殿
E-2 県新公会堂
E-3 東大寺大仏殿・国立博物館
E-4 県庁東
E-5 県庁前(興福寺)
E-6 近鉄奈良駅
E-7 JR奈良駅
E-8 唐招提寺東口
E-9 薬師寺東口
E-10 薬師寺駐車場
E-11 慈光院
E-12 法起寺前
E-13 中宮寺東口
E-14 中宮寺前
E-15 法隆寺前
情報源:奈良交通グループホームページ、奈良新聞(2005年4月23日)
奈良交通は1月22日より定期観光バス「世界遺産ぐるっとバス」の運行を始めた。 今回は国土交通省より「観光推奨バス路線」の指定を受け、「外国人観光客が利用しやすいバス交通の実現に向けた実証実験」として2006年3月31日まで運行する。
観光推奨バス路線は観光立国に向けた取り組みの一つで、外国人にも利用しやすいバスの環境整備を行う。 観光推奨バス路線の指定を受け、奈良交通は「世界遺産ぐるっとバス」の停留所に4ヶ国語(日・英・中・韓)による案内を整備したほか、停留所に通し番号を付けた。
また、CNG(圧縮天然ガス)を燃料とした新型車両を2台導入し、車内でも4ヶ国語による案内を整備した。
運行の詳細は下記のとおり。
- 運行日
2005年1月22日~2006年3月31日の土曜・日曜・祝日 (2005年2月11日を除く)
上記のほか、2005年3月1日~4月10日、5月1日~6月15日、8月1日~15日、10月1日~11月30日、2006年1月1日~3日、3月1日~31日の毎日
- 発車時刻
JR奈良駅発 8:57~15:57 近鉄奈良駅発 9:32~16:32 60分毎に運行
ただし、2005年5月2日および2005年3月19日~6月26日、10月1日~11月27日、2006年3月18日~26日の土曜・日曜・祝日は30分毎に運行
- 運賃
「世界遺産ぐるっとバスフリー乗車券」 大人 800円、小児 400円
(「世界遺産ぐるっとバス」のほか、指定区間の路線バスにも1日自由に乗降可)
- 運行経路
(下記停留所番号の順に運行)
L-1 JR奈良駅
L-2 唐招提寺
L-3 薬師寺
L-4 平城宮跡朱雀門(二条大路南四丁目)
L-5 宮跡庭園・長屋王邸跡(史跡文化センター・イトーヨーカドー前)
L-6 奈良市庁前
L-7 近鉄奈良駅
L-8 興福寺(県庁前)
L-9 氷室神社・国立博物館
L-10 大仏殿春日大社前
L-11 中清水町
L-12 元興寺
L-1 JR奈良駅
情報源:配布広告、奈良新聞記事(2005年1月18日付)、国土交通省サイト(報道発表資料)