「リフトバス」に関する記事
奈良交通は、車いすのままで乗降できるリフトバスをリムジンバス奈良関空線に導入する。12月16日から1日2往復運行する。
バス停付近の設備の構造などの理由から、車いすのままで乗降できる停留所は往路・復路とも「JR奈良駅」と「関西空港第1ターミナル」に限られる。
リフトバスの運行時刻は次のとおり。車いすのままで乗降する場合は前日の19時までに電話予約が必要である。
- JR奈良駅→関西空港(関西空港第2ターミナル行き)
- JR奈良駅9:00 → 関西空港第1ターミナル10:25
- JR奈良駅14:00 → 関西空港第1ターミナル15:25
- 関西空港→JR奈良駅(関西空港第2ターミナル始発)
- 関西空港第1ターミナル11:40 → JR奈良駅13:10
- 関西空港第1ターミナル21:40 → JR奈良駅23:10
(車両点検のため毎月12日、27日は通常の車両で運行する。このほか点検のため運行車両を変更する場合がある。)
12月1日運行時刻変更
リフトバスの導入に先立って、12月1日に奈良関空線の運行時刻を一部変更した。
- JR奈良駅→関西空港
第2ターミナル到着時刻のみ変更- 10:36 → 10:41 (JR奈良駅発9:00)
- 15:36 → 15:41 (JR奈良駅発15:00)
- 関西空港→JR奈良駅
第2ターミナル発車時刻のみ変更- 11:27 → 11:24
- 21:27 → 21:24
関連記事:
2019年度新車情報(2019年9月30日)
(車両は日野セレガ(奈良200か11-95)で、9月下旬に購入していた。)
情報源:奈良交通ホームページ
更新履歴:2019年12月11日掲載、12月18日関連記事を追記
奈良交通は2019年9月下旬から10月にかけて新車を購入した。確認できている配属状況は下記のとおり。
- 観光車
- いすゞガーラ 2RG-RU1ESDJ
大阪営業所(大阪200か47-76)
京都営業所(京都200か37-31、37-32)
日野セレガ 2RG-RU1ESDA
奈良貸切営業所(奈良200か11-86)
- 高速車(リムジンバス)
- 日野セレガ 2RG-RU1ESDA
奈良営業所(奈良200か11-84)
- 日野セレガ・リフトバス 2RG-RU1ESDA改
奈良営業所(奈良200か11-95)
- 路線車
- いすゞエルガ 2PG-LV290Q3
西大和営業所(奈良200か11-80、11-98)
平城営業所(奈良200か11-87~11-89)
北大和営業所 (奈良200か11-90~11-93)
- いすゞエルガミオ 2KG-LR290J4
葛城営業所(奈良200か11-94)
北大和営業所(奈良200か11-96)
榛原営業所(奈良200か11-97)
- 日野ポンチョ 2DG-HX9JLCE
奈良営業所(エヌシーバス委託)(奈良200か11-82、11-83)
今回導入した車両のうちいすゞエルガ・エルガミオは、「ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)」を装備している。異常時に運転者または乗客がスイッチを押すと、バスは安全に停止し、周囲に異常を知らせる。
いすゞガーラ2RG-RU1ESDJの項目で、奈良200か11-85を新車として記載していましたが、正しくは県外からの転属に伴う登録変更でした。お詫びして訂正いたします。(2020年12月27日)
日野セレガ 2RG-RU1ESDAの項目で、奈良200か11-86を新車として記載していましたが、正しくは県外からの転属に伴う登録変更でした。お詫びして訂正いたします。(2024年3月25日)
情報提供:903様、セレガ・ミオ様、LT989号様、八木耳成循環線様、博多行やまと号様、エクシブ様、副団長様
写真撮影:829(JR奈良駅・2019年10月撮影)
更新履歴:2019年9月27日掲載、9月30日追記・訂正(いすゞエルガの排ガス規制識別記号)、10月4日追記(EDSS搭載の記述)、10月8日追記・写真掲載、10月13日訂正(11-94の車種)、12月18日追記(11-85・86・96~98、11-95の車種)、2020年12月27日(11-85を削除)、2024年3月25日(11-86を取り消し線で削除)
奈良交通はこのほど新車を購入した。現在確認できている配属状況は下記のとおり(車台型式は推定、末尾の数字は登録番号(特記以外は「奈良200か」))。
- 路線車
日野PKG-RU1ESAA(セレガ・リムジンバス) 葛城営業所(・470)
いすゞPA-LR234J1改(エルガミオ) 奈良営業所(・471、・472)、平城営業所(・473)
日野ADG-HX6JLAE(ポンチョ) 奈良営業所(・468)、平城営業所(・469)
日野PB-XZB50M(コースターII) 奈良営業所(奈良200あ・152)
リムジンバスは3月上旬から八木関西空港線で営業運転についている。日野ポンチョは2006年春の導入以来、増備が続いている。コースターは後部にリフトを備えた小型バスで、4月下旬に配属された。
[参考] 車両データベース
情報源:agu様、55奈良佐保女学院短大様、RC300PT十津川仕様 様、rokusuke様、青木貴章様
更新履歴:2007年3月11日掲載、3月25日、6月15日追記
奈良交通は車椅子用リフトを備えた観光車を1台導入した。
車種は日野セレガのハイデッカーで、左側面中央部に車椅子用リフトを備える。車椅子は2台まで乗車可能である。
同車は5月頃より営業運転に就いている。
市内循環線で運行されているリフトバスが、このほど奈良市姉妹都市PR塗装に変更された。
2台あるリフトバスのうち「奈良22き・496」は、奈良市の姉妹都市であるスペイン・トレド市のイメージ画が車体側面と後面に描かれている。また「497」は、同じく姉妹都市であるフランス・ベルサイユ市のイメージ画が描かれている。
奈良市の姉妹都市ペイントバスはこれまでに2作出ており今回は3作目となるが、従来のものに比べて原色を基調にした派手な塗装になっている。リフトバスは朝から夜まで市内循環線で固定運用についているため、市内中心部での訴求効果は大きいと思われる。
また、初代のペイントバス5台のうち1台が一般塗装に変更されていることがわかった。確認されたのは「奈良22き・246」で、同じく姉妹都市であるオーストラリア・キャンベラ市のイメージ画が描かれていた。初代のペイントバスは1994年10月に登場したが、近年褪色が進んでいる。