「エヌシーバス」に関する記事
奈良交通の旧塗装路線車がこのほど全廃された。
奈良交通路線車の旧塗装は1983年に採用されたもので、黄色に橙と青の帯を配したものである。 1992年に現行の白と緑の塗装が採用されてから徐々にその数を減らしてきたが、最後まで残っていた日野RT型(登録番号:京都22か61-44)がこのほど廃車された。
なお、旧塗装車は奈良交通に研修車として残っているほか、エヌシーバスに営業車として残っている。
[参考] 過去の表紙より 2002年5月~9月
(旧塗装路線車の写真を掲載しています)
奈良交通とエヌシーバスは10月16日、一部路線でダイヤ改正を行う。主な内容は下記のとおり。
運行区間の変更
- 奈良天理線の[50][82]JR奈良駅-天理駅系統のうち、朝と夜の便の一部を[53]JR奈良駅-窪之庄に変更する。
- エヌシーバス高田市内線「きぼう号」に下記の2系統を新設する。(地図参照)
[88]天満診療所-今里-近鉄高田駅-築山-高田市立病院-高田温泉さくら荘
[90]JR高田駅-高田藤の森-近鉄高田駅-高田市立病院-出屋敷南口-高田温泉さくら荘
なお、既存の[39]系統は減便する。
- 国際興業大宮営業所廃止に伴い、夜行高速バス「やまと号」埼玉線の大宮駅東口-国際興業大宮営業所の間を廃止し運行区間を短縮する。
停留所の新設・名称変更
- 押熊歌姫線の「平城中山」と「南押熊」の間に、「平城中山北口」停留所を新設する。
- 東山線、山添水間線の「東山診療所前」を「大君」に名称変更する。
その他奈良白土線、旭ヶ丘線などで運行時刻を変更する。
エヌシーバスは7月下旬に新車を導入した。
郡山営業所向けにいすゞエルガミオを1台を導入し、小泉矢田線などで運行している。葛城営業所向けには三菱ローザを3台導入し、高田下田線、当麻新庄線などで運行している。
登録番号は、エルガミオが奈良200か・・99で、ローザが奈良200あ・・53~55である。
[参考] 車両データベース
9月から11月にかけて奈良交通とエヌシーバスは今年度の新車を購入した。観光車は日野セレガGD、路線車はノンステップバスのほか、前中2扉のワンステップバスを購入した。また、小型車ではいすゞエルガミオ(7m)を購入した。
現在確認できている車種別の配属状況は以下のとおり。
- ノンステップバス いすゞKC-LV832N
奈良営業所 2台
- 前中扉ワンステップバス 日野KC-HU2MPCA
北大和営業所 6台
- 前中扉ワンステップバス 日野KC-HU2MMCA
奈良営業所 4台、平城営業所 2台
- 小型ワンステップバス いすゞKK-LR233E1(エルガミオ)
奈良営業所 7台、エヌシーバス郡山営業所 1台
- 観光車 日野KC-RU4FSCB
奈良貸切営業所 1台
更新履歴:1999年10月6日掲載、12月12日追記、2000年1月29日訂正
10月1日、エヌシーバスは近鉄生駒線東山駅と近畿大学医学部付属奈良病院を結ぶ路線の運行を開始した。
同日、生駒市乙田町に近畿大学医学部付属奈良病院が開院したのに伴い、最寄り駅である東山駅と同院を結ぶ足としてバス路線が設けられた。途中に停留所はなく、小型車によるピストン運転が行われる。運賃は170円先払いで、運行は午前8時頃から午後8時台まで毎時2、3往復である。なお、休日は最終時刻が繰り上げられる。
東山駅に定期バスが乗り入れるのは今回が初めてである。