奈良交通は3月26日よりダイヤモンドシティ線の運行を始める。
橿原市曲川町に大型ショッピングセンター「ダイヤモンドシティ・アルル」が開業するのにあわせて、八木駅からバスを運行する。 これに伴い「ダイヤモンドシティ・アルル」停留所を新設し、木材市場前停留所を「アルル北」に改称する。
新設 [40]八木駅→忌部→ダイヤモンドシティ・アルル
新設 [40]ダイヤモンドシティ・アルル→アルル北→八木駅
八木駅-ダイヤモンドシティ・アルルの通常運賃は270円であるが、5枚つづりで1,000円の「アルル買物回数乗車券」を発売する。
なお、店舗開業に先立ち、奈良交通は3月1日から25日まで、八木駅-木材市場前で臨時のノンストップバスを運行している。
情報源:八木駅のりば掲示、ダイヤモンドシティ・アルルホームページ
奈良交通が運賃収受にICカードを導入することが明らかになった。12月に県北西部の路線に導入し、2005年度中にはエヌシーバスも含めてほぼ全路線に導入する予定である。
ICカードは読取機にかざすだけで運賃の支払いができる。既に一部の鉄道・バス事業者で導入されているが、関西地方のバス事業者では初めてとなる。
情報源:日本経済新聞、奈良新聞(2004年3月23日)
奈良交通の旧塗装路線車がこのほど全廃された。
奈良交通路線車の旧塗装は1983年に採用されたもので、黄色に橙と青の帯を配したものである。 1992年に現行の白と緑の塗装が採用されてから徐々にその数を減らしてきたが、最後まで残っていた日野RT型(登録番号:京都22か61-44)がこのほど廃車された。
なお、旧塗装車は奈良交通に研修車として残っているほか、エヌシーバスに営業車として残っている。
[参考] 過去の表紙より 2002年5月~9月
(旧塗装路線車の写真を掲載しています)
奈良交通は昨秋より順次新車を購入しているが、1月以降も購入が続いている。また、エヌシーバスは2月に新車を購入した。現在確認できている配属状況は以下のとおり(車台型式は推定、末尾の数字は登録番号(奈良200か))。
- 奈良交通 路線車
日野KK-HR1JEEE(レインボーノンステップ) 奈良営業所(・320~・324)
日野KL-HU2PLEA(ブルーリボンシティ) 北大和営業所(・326~・329)
日野KL-HU2PLEA(ブルーリボンシティ) 平城営業所(・330、・341)
日野KL-HU2PREA(ブルーリボンシティ) 平城営業所(・332、・337)
日野KL-HU2PREA(ブルーリボンシティ) 北大和営業所(・336)
日野KL-HR1JNEE(レインボーノンステップ) 平城営業所(・334、・335)
日野KL-HU2PLEA(ブルーリボンシティ) 西大和営業所(・343、・344)
- 奈良交通 観光車
日野KL-RU1FSEA(セレガR) 奈良貸切営業所(・325、・345)
日野KL-RU1FSEA(セレガR) 大阪営業所(大阪200か13-69)
日野KL-RU1FSEA(セレガR) 京都営業所(京都200か・707)
- エヌシーバス 路線車
日野KK-HR1JEEE(レインボーノンステップ) 郡山営業所(・339、・340)
ノンステップバス以外の路線車は前中2扉の大型ワンステップバスであるが、今回は10m級の車両にも中扉に4枚折戸を採用した。
[参考] 車両データベース
情報提供:エクシブ様、agu様、北大和営業所の御近所様、毛利良行様、RC300PT十津川仕様 様
更新履歴:2004年2月22日掲載、2月28日、3月7日、3月14日、3月25日更新
奈良交通は3月18日より加茂線、法華寺線ほかで、バス位置情報提供システムの実験を始めた。
GPS(全地球測位システム)と専用回線を用い、バスの現在位置情報をインターネットや携帯電話を通じて提供する。 また、バス停2か所でも同様の情報を提供する。サービスの概要は下記のとおり。
情報源:配布広告