奈良交通は10月以降各地で秋の臨時バスを運行する。
例年夏季に運行している「奈良若草山夜景鑑賞バス」を運行するほか、木津川市(旧加茂町域)の古寺めぐりに便利な「お茶の京都木津川古寺巡礼バス」を新たに運行する。
奈良若草山夜景鑑賞バス
- 運行日:11月1日~29日の金曜日、土曜日、日曜日、祝日
- 発車時刻:
JR奈良駅(東口)4番のりば 17:10
近鉄奈良駅20番のりば 17:15
(18時40分頃帰着予定) - 運賃:大人600円 小児300円(各種フリー乗車券は利用できない)
お茶の京都木津川古寺巡礼バス
- 運行区間:
JR奈良駅西口-近鉄奈良駅-浄瑠璃寺-岩船寺-浄瑠璃寺-加茂駅(西口)-岡崎
(上記停留所以外は停車しない) - 運行日:10月17日~12月13日の土日祝日
- 発車時刻:
JR奈良駅西口発 8:34、9:34、10:34、12:34、13:34、14:34
岡崎発 10:40、11:40、12:40、14:40、15:40、16:40 - 主な区間の運賃(大人):
JR・近鉄奈良駅-岡崎 800円
JR・近鉄奈良駅-岩船寺 790円
JR・近鉄奈良駅-浄瑠璃寺 580円
加茂駅-岡崎 190円
加茂駅-岩船寺 500円
加茂駅-浄瑠璃寺 400円
一日乗車券「お茶の京都木津川古寺巡礼パス」 1,200円
その他の臨時バス
上記のほか、下記の区間で臨時バスを運行する。
- 五位堂駅-馬見丘陵公園(10月11日、17日、18日)
- 王寺駅-信貴山のどか村(10月17日~11月23日の土日祝日)
- 桜井駅南口-談山神社(11月13日~29日)
- JR・近鉄奈良駅-正暦寺(11月14日~29日)
- 長谷寺門前-室生寺(11月14日~23日の土日祝日)
- 長谷寺駅-長谷寺門前(11月14日~23日の土日祝日)
情報源:奈良交通ホームページ
五條市と平群町では住民の生活支援として、通常有償で運行するコミュニティバスを無料で運行している。
無料で運行している期間は下記のとおり。
- 五條市:2020年8月1日~2021年3月31日
- 平群町:2020年8月11日~2021年3月31日
情報源:平群町公式ホームページ、広報五條(2020年夏・号外)
情報提供:八木耳成循環線様
奈良交通は2020年10月3日から2021年3月28日までの土曜日と日曜日に、奈良市と十津川温泉を結ぶ観光特急バスを運行する。2020年2月・3月に続く2期目の運行となる。
十津川村観光誘客キャンペーンの一環で、十津川村観光協会が奈良交通に運行を委託する。
空港リムジンバスと同種のトイレ付き車両で運行し、奈良市と十津川温泉を乗り換えなしで結ぶ。
予約は出発の前日の17時まで、電話・インターネットで受け付ける。奈良交通の各案内所での予約はできない。空席があれば予約がなくても乗車できる。
運行日
- ゆき:JR・近鉄奈良駅→十津川温泉・ホテル昴
【土曜日】2020年10月3日~2021年3月27日の土曜日(2021年1月2日は除く) - かえり:十津川温泉・ホテル昴→近鉄・JR奈良駅
【日曜日】2020年10月4日~2021年3月28日の日曜日(2021年1月3日は除く)
運行時刻
ゆき 土曜日 | 停留所 | かえり 日曜日 |
| 9:40発 | JR奈良駅 | 17:39着 |
| 9:45発 | 近鉄奈良駅 | 17:34着 |
10:55着 11:05発 | 五條バスセンター (休憩) | 16:06発 15:56着 |
▲乗車のみ ▼降車のみ | || | ▲降車のみ ▼乗車のみ |
| 11:43着 | 星のくに | 15:18発 |
12:15着 13:15発 | 上野地(※) (休憩) | 14:46発 14:26着 |
| 13:51着 | 十津川村役場 | 13:51発 |
14:02着 14:07発 | 十津川温泉 (休憩) | 13:40発 13:35着 |
| 14:12着 | ホテル昴 | 13:30発 |
(※上野地は通常の路線バスのりばとは異なる場所で発着する。)
2020年2月・3月はJR奈良駅を13:10に出発していたが、今季は出発時間を大幅に繰り上げている。十津川温泉(ホテル昴)行きは上野地で1時間休憩する。
運賃
| (大人・片道) | JR・近鉄奈良駅 | 五條バスセンター |
| 星のくに | 2,500円 | 1,120円 |
| 上野地 | 3,000円 | 1,750円 |
| 十津川村役場 | 3,500円 | 2,400円 |
| 十津川温泉 | 4,000円 | 2,700円 |
| ホテル昴 | 4,000円 | 2,750円 |
- 電話で予約した場合は、乗車当日に車内で支払う。現金のほか、CI-CA、交通系ICカード(ICOCA、PiTaPaなど)が利用できる。
- インターネットで予約した場合は、購入期限内にクレジットカードで決済するか、コンビニエンスストアで支払う。購入期限を過ぎると予約は取り消される。
- 乗車時には予約確認のため、名前を申し出る必要がある。インターネットで予約した場合は支払い済みの証明書(レシート等)も必要。
情報源:奈良交通ホームページ
奈良交通は9月29日、10月から運行する特別仕様貸切バス「白虎」と「玄武」を公開した。複数の報道機関が報じた。
いずれも車種はいすゞガーラスーパーハイデッカで、外装は「白虎」が白、「玄武」は黒を基調にしている。客席数は32席と、従来のバスに比べてゆとりのある空間が特長である。
「白虎」は京都営業所に、「玄武」は奈良貸切営業所に配属されている。
奈良交通では特別仕様貸切バス4台を「四神シリーズ」として展開し、自社のバスツアーなどで運行する。29日の公開は四神シリーズの完成を記念するもので、すでに導入している「朱雀」、「青龍」とあわせて4台が公開された。
奈良交通と名鉄バスは、10月3日から高速バス奈良名古屋線を増便する。土日祝日と特定の日に限って名鉄バスが運行を再開する。
10月3日からの運行時刻は下記のとおり。
- JR奈良駅発:6:50、★11:50、15:10、★19:20
- 名鉄バスセンター発:★7:40、10:50、★15:10、19:30
★:土日祝日と、2020年10月26日から11月9日までの平日に運行
奈良国立博物館で「正倉院展」が開催される10月24日から11月9日までは、毎日4往復運行する。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、奈良名古屋線は4月15日以降全便運休していた。8月8日から運行を再開したが、奈良交通が2往復運行するのみであった。
情報源:奈良交通ホームページ、名鉄バスホームページ
更新履歴:2020年9月30日掲載(土日祝日と11/2のみ増便)、10月5日追記(正倉院展期間中の増便)