「ボンネットバス」に関する記事
奈良交通は4月29日から11月30日まで、定期観光バス「奈良公園3名所」をボンネットバスで運行する。
使用するボンネットバスは奈良交通が1966年から路線バスとして使用してきた車両で、除籍後も奈良営業所構内で保存されていた。 このたび営業運転ができる状態に整備され、およそ10年ぶりに復活を遂げる。
「奈良公園3名所」運行の概要は下記のとおり。
- 発車時刻 JR奈良駅 9:20 近鉄奈良駅 9:25
- 遊覧場所 東大寺、春日大社、興福寺
- 所要時間 3時間
- 料金 大人3,060円 小人1,680円 (お土産つき)
- 定員 27名
- 車両 いすゞBXD30(1966年式)
- 注意
定員を超過した場合は通常の車両を増車する
ボンネットバスで運行できない場合は通常の車両で運行する
運行に先立ち、4月27日15時より近鉄奈良駅奈良ラインハウスにて出発式を行う。
情報源:配布広告、奈良交通グループホームページ
奈良交通は創立60周年を記念して、「奈良交通創立60周年記念バスカード」を6月16日から奈良交通案内所窓口などで発売している。
絵柄は興福寺五重塔を背景にしたボンネットバスの写真を使用している。発売額は2,000円(2,250円分利用可能)で、30,000枚の限定発売となる。
情報源:車内掲示広告ほか
奈良市はオムニバスタウン計画の一環として2月24日、25日の両日、バスの試乗会を行った。
試乗はJR奈良駅を起点にした周回コース2コースで行われ、事前に申し込んだ市民らが試乗した。 車両は2階建て夜行高速バス、ノンステップバスのほか、濃飛乗合自動車より借り受けたボンネットバスを使用した。
試乗の合間にはJR奈良駅西口でこれらの車両の展示が行われ、一般に開放された。
奈良市は昨年12月にオムニバスタウンに指定されたことをうけて、2月23日から25日までさまざまな行事を行う。
オムニバスタウン・なら 推進シンポジウム
- 日時:2月23日(金)13時30分~16時10分(終了時刻は予定)
- 場所:ならまちセンター(奈良市東寺林町)
- 内容:(以下敬称略)
- 記念講演:「万葉びとと出逢う街・なら・・・オムニバスがやってくる!」 上野誠(奈良大学文学部助教授)
- コント:「あるバス停でのできごと」 奈良交通お笑い演芸同好会
- パネルディスカッション:「より便利に、より快適に、そしてクリーンに バスからはじまる暮らしの1ページ」
コーディネーター:坪内美樹(トーキングプランナー)
パネリスト:上野誠、守屋弘斎(東大寺長老)、鈴木文彦(交通ジャーナリスト)、國友正道(奈良交通社長)
- 当日はボンネットバスの展示も行う
ボンネットバス・高速バスに乗りませんか
- 日時:2月24日(土)・25日(日)
- 発車時刻:両日とも、1回目・10時30分、2回目・13時30分
- 運行内容:
東回りコース:(ボンネットバスなどを使用)
JR奈良駅西口~大仏殿・春日大社前~元興寺~JR奈良駅西口(所要30分)
西回りコース:(高速バス・ノンステップバスを使用)
JR奈良駅西口~薬師寺~朱雀門~JR奈良駅西口(所要45分)
(いずれも途中下車は不可)
当日は10時から15時まで、JR奈良駅西口駅前広場でバスの展示も行う
当日使用されるボンネットバスは、奈良交通で保存されている車両ではない模様である。
いずれも参加には事前申し込みが必要である。
更新履歴:2001年2月4日掲載、2月25日申込要領を削除