「榛原営業所」に関する記事
奈良交通とエヌシーバスは9月15日、中南和地区でダイヤ改正を行った。主な内容は下記のとおり。
- 桜井飛鳥線の飛鳥小原-万葉文化館-治田神社前を延長し、「万葉文化館」停留所を新設した。 また、同線の飛鳥大仏前と岡天理教前の間に「万葉文化館西口」停留所を新設した(略図参照)。
同日、明日香村飛鳥に県立万葉文化館が開館したのに伴う措置。
- 桜井粟原線を廃止し、下記系統を廃止した。
[61]粟原→桜井駅南口
- 毛原線の下笠間-毛原神社前を廃止し、下記系統を廃止した。
[57]室生口大野駅-無山-毛原神社前
- 天理菟田野線の下記系統を廃止した。
[240]菟田野町→桜井駅南口→桜井駅北口→川合東口→天理駅
[246]天理駅→粟殿口→桜井駅北口→桜井駅南口→菟田野町
- 飛鳥線の下記系統を廃止した。
[1]岡寺前-豊浦-橿原神宮駅東口-八木駅
橿原神宮駅東口→小房→八木駅
- 壺阪山線の下記系統を廃止した。
[19]壺阪寺前→壺阪山駅→橿原神宮駅東口→八木駅
- 高田五條線の下記系統を廃止した。
[69]居伝町→国道三在→五條バスセンター
- 奈良橿原線の下記系統を廃止した。
[91]八木駅-田原本-国道横田
- 五條西阿田線の一部便で運行経路を変更した。
旧 [50]五條バスセンター→八田東→西阿田→五條駅
新 [50]五條バスセンター→西阿田→八田東→五條駅
([50]系統のうち五條駅始発の便は従来どおり)
- 八木駅のりばを1か所に統合した。ただし、リハビリセンター線の橿原神宮駅行きは八木駅東口でも乗降できる。
そのほか、奈良交通榛原・葛城、エヌシーバス葛城の各営業所管内で減便や運行時刻の変更を行った。
情報源:榛原・葛城営業所所属車両の車内掲示、八木駅時刻表、奈良交通ホームページ(時刻案内)
更新履歴:2001年9月16日掲載、9月24日八木駅のりばの記事修正
奈良交通は3月22日に各線でダイヤ改正を行う。同日に改正される近鉄のダイヤに合わせて時刻を調整するほか、系統の改廃を行う。 詳細は下記のとおり(カッコ内は関係する営業所)。
- 市内循環線を内回り・外回りとも減便する。従来、内回り・外回りそれぞれ1周あたり4台で運行していたが、これを3台に減らし、 日中の運行間隔を6~7分間隔から8~9分間隔に変更する。(奈良)
- 奈良富雄線で系統の整理を行う。(奈良・北大和)
新設 [41]尼ヶ辻駅-東坂-学園前駅南口
廃止 [41]近鉄奈良駅-東坂-藤の木台一丁目
- 奈良王寺線の運行を見直し、[60]王寺駅-高畑町系統のうち、平日朝夕の一部便を下記の新設系統に振り替える。
また日中の便のうち半数を[62]王寺駅-法隆寺前系統に短縮する。(奈良・西大和)
新設 [92]王寺駅-筒井駅-国道横田-シャープ前
廃止 [64]法隆寺前→国道横田
- 学園前駅南口広場の整備に伴い、南口バスのりばを2か所から3か所に増設する。(北大和ほか)
- 富雄庄田線に系統を新設する。(北大和)
新設 [54]富雄駅→育英西校→高山→庄田
- 上町生駒線を西登美ヶ丘五丁目まで延長し、日中に新設2系統を運行する。(北大和)
新設 [91]生駒駅-北条-白庭台住宅-西登美ヶ丘五丁目
新設 [92]西登美ヶ丘五丁目→白庭台住宅→生駒台→生駒駅
- 平城団地線の下記系統を廃止する。(平城)
廃止 [3]神功四丁目→兜台一丁目→高の原駅→朱雀保育園→朱雀四丁目→高の原駅→兜台一丁目→神功四丁目
- 学研都市精華・西木津地区における宅地開発の進展により、精華台住宅線を新設し下記系統を運行する。(平城)
新設 [38]祝園駅-精華台一丁目-学研都市精華台
- 光台住宅線の「祝園駅」-「公園東通り」間に「トチノキ通り」停留所を新設する。(平城)
- 光台住宅線・東畑鳥谷線の「精華町役場」停留所を従来より西寄りに移転し、従来の「精華町役場」停留所を「精華町役場東」に名称変更する。(平城)
- 東畑鳥谷線の「東畑小学校前」停留所を「東畑集会所」に名称変更する。(平城)
- 東吉野方面は菟田野町で乗り換えとなっていたが、榛原より直通させる。
このため、東吉野榛原線を新設し東吉野菟田野線を廃止する。また、東吉野新子線の一部系統を休止する。(榛原)
新設・東吉野榛原線
[70]榛原駅-菟田野町-麦谷-大又
[71]榛原駅-菟田野町-高見平野-杉谷
廃止・東吉野菟田野線
菟田野町-麦谷-大又
大又→菟田野町
廃止・東吉野新子線(一部)
新子→鷲家→高見平野
高見平野→杉谷→鷲家→新子
- 大宇陀佐倉線を廃止し、下記系統を廃止する。(榛原)
廃止 [3]佐倉峠→大宇陀→榛原駅
廃止 [7]大宇陀-佐倉峠
廃止 [16]千代橋→佐倉峠→大宇陀→榛原駅
- 奥宇陀線で系統の整理を行う。(榛原)
廃止 [26]上内牧-曽爾村役場
廃止 [29]榛原駅-上内牧-曽爾村役場-葛
- 高田法隆寺線の運行を見直し、下記系統の運行本数の増減を行う。(葛城)
増便 [7]忍海-近鉄高田駅-新家
減便 [12]近鉄高田駅-新家
減便 [62]近鉄高田駅-忍海
- 八木新宮線、十津川線の運行を見直し、「十津川くまの特急」を増発する。
特急は昨年4月16日に減便されたが、1年足らずで増発されることとなった。(葛城・十津川・南紀支社)
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改正前 |
改正後 |
特急 |
八木駅→新宮駅 2便
新宮駅→折立
新宮駅→八木駅
湯の峰温泉→八木駅 各1便 |
八木駅-新宮駅 3往復 |
各停 |
[16]上野地→十津川温泉
折立→湯の峰温泉 |
[14]上野地→湯の峰温泉 |
各停 |
[1]十津川温泉→五條駅 3便 |
[2]湯の峰温泉→五條駅 1便
[1]十津川温泉→五條駅 2便 |
- 八木大滝線で系統の整理を行う。廃止系統は他の系統の増便で代替する。(吉野)
廃止 [72]上市駅→樫尾→湯盛温泉杉の湯
廃止 [81]八木駅-国樔-大滝
廃止 [84]大淀バスセンター→国樔→大滝
廃止 [87]大滝→国樔→上市駅
廃止 [93]八木駅-上市駅-新子
廃止 [95]八木駅-大淀バスセンター
廃止 [97]新子→上市駅→大淀バスセンター
廃止 [98]上市駅-新子
- 下市岩森線で系統の整理を行う。[8]系統は八木岩森線、[221]八木駅-下市口駅-岩森系統の増便で代替する。(吉野)
廃止 [8]下市口駅-岩森
廃止 [11]下市口駅-岩森-才谷
- 天川村中庵住方面は笠木または天川川合で乗り換えとなっていたが、下市口より直通させる。
このため、下市天川線を新設し天川和田線を廃止する。また、下市笠木線の一部系統を廃止する。(吉野)
新設・下市天川線
[7]下市口駅-寺内-笠木-天川川合-中庵住
廃止・天川和田線
天川川合-中庵住
中庵住-天川川合-笠木
廃止・下市笠木線(一部)
[5]下市口駅-寺内-笠木
[6]下市口駅-下阪-黒滝案内センター
- 新田辺駅から京都支社への入出庫系統と青谷~大川原間の停留所を休止する。(京都支社)
休止 [60]新田辺駅-大川原
このほか、各線で運行時刻や本数の調整が行われる。
更新履歴:2001年3月18日掲載、3月20日訂正、3月21日、3月25日追加
奈良交通は6月16日、天理営業所を廃止し業務を奈良営業所などに移管した。
奈良天理線、天理上野線をはじめ大半の路線を奈良営業所に移管したが、都祁榛原線は榛原営業所に移管した。
また、奈良営業所の担当区域が拡大したため、同所担当路線のうち奈良学園線の一部と、泉原線を西大和営業所に移管した。
天理営業所管内は利用客の少ない路線が多く、近年は各線で減便を繰り返していた。天理営業所と奈良営業所は所在地が近接していたため、業務を統合して合理化を図ったものとみられる。
情報提供:毛利良行様(一部)
更新履歴:2000年6月21日、7月10日訂正
数年前から廃車が心配されている奈良交通の1979年式日野RCであるが、新製から20年経った現在も天理営業所管内を中心に活躍している。
天理営業所にはRC321Pが9台所属しており、奈良天理線などで運行されている。他にも、奈良、天理、西大和、榛原、葛城の各営業所に、RC321PとRC301Pの両型式合わせて11台が残存しているとみられる。
同型式車は昭和54年排出ガス規制の施行に先立ち大量に購入された。エアサスペンションやハイバックシートに加え、新製当初よりサブエンジン式クーラーを装備するなど、サービス水準の高い車両であるため、20年にわたる活躍が可能となっている。
1978年式RCが98年までに廃車されたことから、1979年式RCの廃車も時間の問題となっている。