「ICカード」に関する記事
奈良交通とエヌシーバスは、全国各地で発行されている交通系ICカードを4月1日から利用できるようにする。これまでは、自社で発行している「CI-CA」のほか、近畿圏を中心に通用する「ICOCA」、「PiTaPa」のみが利用できた。
新たに利用できるようになるICカード
Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、はやかけん、nimoca、SUGOCA
上記のICカードが利用できる路線
- 一般路線バス(一部の市町村コミュニティバスは除く)
- 深夜急行バス「はんな号」
- 大阪空港リムジンバス
- 学研都市-京都駅直通バス
上記のICカードが利用できない路線
- 関西空港リムジンバス
- 定期観光バス
- 高速バス・夜行高速バス「やまと号」
このほど新たに利用できるようになる交通系ICカードと「ICOCA」は、バス車内や営業所窓口での残額の積み増し(チャージ)はできない。
情報源:奈良交通グループホームページ
運賃箱の更新
奈良交通は、乗合車両の運賃箱を順次新しいものに取り換えている。
新しい運賃箱は、ICカード読取機と一体化したもので、ICカードの引き落とし金額や残額は、液晶モニタに表示される。
JR奈良駅案内所に発車時刻案内モニタ設置
JR奈良駅案内所に、このほど発車時刻案内モニタが設置された。
西口と東口に分けて、バスの発車時刻、系統番号、行き先、停車停留所、のりば番号を表示する。
JR奈良駅案内所に設けられた発車時刻案内モニタ。実際の運行状況とは連動しておらず、所定の時刻を過ぎると表示が切り替わる。
写真撮影:829(2015年11月5日)
奈良交通は磁気式プリペイドカード「バスカード」の残額の払い戻しとICカード乗車券「CI-CA」への残額移行の取り扱いを、2011年7月31日で終了する。
「CI-CA」の導入により「バスカード」は2006年7月31日をもって使用が停止されたが、乗車券販売窓口での払い戻しや「CI-CA」への残額移行は引き続き行われていた。
情報源:奈良交通グループホームページ
木津川市はコミュニティバス「きのつバス」の運賃を改定し、現行1乗車100円(大人、小児半額)を、200円とする。3月19日に実施する。
木津川市では「木津川市地域公共交通総合連携協議会」を設けて持続可能な公共交通のあり方について検討してきた。2005年と2008年の比較で運賃収入は伸びているものの、運行経費も増加しており、市の財政負担が増加している。今後もサービス水準を維持するため、運賃改定に踏み切る。
運賃改定に際し、3月12日から9月30日までの期間限定で、3,300円分使用できるプリペイドカードを2,500円で販売する。奈良交通のICカード「CI-CA」の旧券を再利用するもので、1回購入ごとに使い切る方式とする。
情報源:木津川市サイト、木津川市広報「広報きづがわ」ほか
奈良交通は12月16日から深夜急行バス「はんな号」の運行区間を延長し、大阪・梅田始発とする。「はんな号」は1990年12月の開業以来大阪・難波始発で運行してきたが、梅田始発とすることで利便性の向上を図る。
梅田からの運賃は難波からの運賃と同一で、難波より先の発着時刻と運賃に変更はない。
また、同日から運賃の支払いに「CI-CA」「PiTaPa」「ICOCA」を使用できるようにする。
- 梅田(大阪駅前)(大阪市交通局 赤2番のりば) 0時20分
- なんば(大阪市交通局 6番のりば) 0時50分
注)日付は前日付で発表されているため、梅田からの運行は12月17日0時20分からとなる。
情報源:奈良交通グループホームページ