「ICカード」に関する記事
奈良交通は磁気式プリペイドカード「バスカード」と紙式定期券の発売を5月31日で終了する。 「バスカード」の通用は7月31日まで、定期券の通用は有効期限内となる。
ICカード乗車券「CI-CA」が全路線で使用できるようになったことから、当初は1月31日で「バスカード」の発売を終了する予定であったが、 ICカードの品不足から「バスカード」の発売を継続していた。
「バスカード」の残額の扱いは、各案内所で下記のとおり行う。手数料は無料で、期間は9月30日までとする。
- 払い戻し(普通カード、ひまわりカード共通)
- 残額を「CI-CA」に移行(普通カードのみ)
また、乗務員が車内で行っていた「バスカード」の発売も取りやめ、「CI-CA」の発売に切り替える。
情報源:八木駅のりば掲示、奈良交通グループホームページ
奈良交通は1月31日で「バスカード」の発売を終了する予定であったが、当分の間引き続き発売する。 また、紙の定期券も引き続き発行する。
いずれもICカード「CI-CA」の入荷が遅れていることによる措置である。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通とエヌシーバスは2月1日にICカード乗車券「CI-CA(シーカ)」の導入路線を拡大し、全路線への導入を完了する。これを記念して、1月24日から1万枚限定の記念カードを発売する。
導入路線
葛城・榛原・吉野・十津川・南紀営業所及びエヌシーバス葛城営業所が運行する路線
(奈良交通・エヌシーバスの全路線で利用可能となるが、夜行高速バス、リムジンバス及び一部のコミュニティーバスでは利用できない)
ICカード乗車券のあゆみ
2004年3月22日 |
ICカード乗車券の導入を発表 |
2004年6月14日 |
ICカード乗車券の愛称を公募 |
2004年9月 |
ICカード乗車券の愛称を「CI-CA(シーカ)」に決定 |
2004年11月1日 |
奈良市内3路線でモニター運用開始。12月3日まで |
2004年12月15日 |
北和(生駒・学園前・平城)地区で導入。当初はプリペイド機能のみで運用 |
2005年3月25日 |
定期券機能運用開始。発売は16日から |
2005年9月16日 |
北和(奈良・天理・郡山)・西和・京都地区で導入 |
2006年2月1日 |
中南和・南紀地区で導入。全路線へ導入完了 |
情報源:奈良交通グループホームページ、配布広告
奈良交通は磁気式プリペイドカード「バスカード」の発売を1月31日で終了し、通用を7月31日で終了する。 2月1日からICカード乗車券「CI-CA」が全路線で使用できることから、磁気式カードの廃止に踏み切る。
「バスカード」の残額の扱いは各案内所で下記のとおり行う。
- 発売額から使用済み額を差し引いた額を無手数料で払い戻し
- プレミアを含めた残額を「CI-CA」に載せ替え
「バスカード」は1989年10月に奈良市内などで導入され、後に全路線で利用可能となった。 割引率が高いこともあって広く利用されてきたが、登場から16年あまりで次世代のシステムに道を譲ることになる。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通とエヌシーバスは、9月15日より郡山斑鳩線、小泉矢田線など郡山地区の一部路線で運賃収受方法を変更した。ICカード乗車券「CI-CA(シーカ)」の導入に伴う措置である。
郡山斑鳩線など近鉄郡山駅発着の一部系統(矢田寺前・泉原町・若草台)では、近鉄郡山駅行きは前乗り先払い、近鉄郡山駅発各方面行きは前乗り(近鉄郡山駅では前後両用)後払の申告払方式をとっていたが、近鉄郡山駅発各方面行きのみ後乗り後払の整理券方式に変更した。 また、小泉矢田線では、小泉駅行きは先払い、矢田山町行きは後払いの申告払方式をとっていたが、往復とも後乗り後払いの整理券方式に変更した。
小泉矢田線では1996年8月に、郡山斑鳩線などでは2003年11月に、運賃収受方法を整理券方式から申告払方式に変更していた。
情報源:近鉄郡山駅のりば掲示
情報提供:agu様、毛利良行様
更新履歴:2005年9月12日掲載、9月24日追記