奈良交通は高速バス「やまと号」の利用者に路線バスの割引券を交付するサービスを2月28日より始めた。8月31日まで行う。
- 対象となる高速バス路線:新宿線、五條新宿線、徳島線
- 割引となる路線:奈良交通及びエヌシーバスの路線バス
(高速バス、関西空港リムジンバス、深夜急行バス、定期観光バス、一部のコミュニティバスは除く)
- 割引額・支払方法: 半額。ただし支払は現金に限る。ICカードは利用できない。
- 割引券の交付:
奈良発:やまと号乗車券購入時に、やまと号乗車日に有効な割引券を交付する。
奈良着:やまと号乗車時に、奈良(五條)到着日に有効な割引券を交付する。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通はこのほどレトロ調バス1台を導入した。「バンビーナ」の愛称で、3月1日から市内循環線で運行する。
導入した車両は前中扉の大型車で、以前、鎌倉市で運行されていた車両を譲り受けた。定員は座席29名(運転席を含む)、立席30名、内装には桜無垢材を使用し、後部に設けたデッキでは外向きの座席から奈良公園の景色を楽しむことができる。運転手には女性を起用しソフトな接客を目指す。
また、市内循環線では外国人観光客向けに英文表記を充実させたほか、各停留所にナンバリング(通し番号)を施した。
- 発車時刻
[2]市内循環外回り
(JR奈良駅→近鉄奈良駅→大仏殿春日大社前→高畑町→JR奈良駅)
JR奈良駅発 9:01 9:31 10:01 10:58 11:28 11:58
[1]市内循環内回り
(JR奈良駅→高畑町→東大寺大仏殿・国立博物館→近鉄奈良駅→JR奈良駅)
JR奈良駅発 13:36 14:06 14:36 15:33 16:03 16:33
「バンビーナ」運行にあたり、記念乗車券のほか、記念グッズとしてスポーツタオル、キーホルダー、マグカップを発売している。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通は定期観光バス「世界遺産ぐるっとバス」の運行を3月19日で終了する。
「世界遺産ぐるっとバス」は、古都奈良の文化財が世界文化遺産に登録されたことを受けて1999年3月に運行を始めた。その後、経路の変更や運行回数の増減はあったものの、毎年観光シーズンを中心に運行してきた。2005年には国土交通省より「観光推奨バス路線」の指定を受け、外国人向けの案内を充実させたほか、車両を新型車両(CNGバス)に更新した。
しかし、サービスの充実に反して利用客は減少傾向で、このほど運行の休止を決めた。
本年の運行は3月1日からで、19日まで毎日運行する。
「世界遺産ぐるっとバス」のあゆみ
- 1999年3月27日 「世界遺産ぐるっとバス」運行開始
- 2003年3月1日 経路を大幅に変更、唐招提寺、薬師寺の門前に乗り入れ
- 2005年1月22日 国土交通省より「観光推奨バス路線」の指定を受ける
CNG(圧縮天然ガス)バスを2台導入
- 2007年3月19日 8年間にわたる運行を終了(予定)
情報源:奈良新聞、毎日新聞(2007年1月31日)
奈良交通は梅の名所として知られる月ヶ瀬梅林とJR・近鉄奈良駅を結ぶ臨時バスを運行する。
運行の詳細は下記のとおり。
- 運行日 2月24日~3月4日の土・日曜日および3月10日~21日の毎日
- 発車時刻
2月24日・2月25日
JR奈良駅発 9:30 10:00
近鉄奈良駅発 9:33 10:03
月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬尾山)発 14:40 15:20
3月3日~3月21日の土曜・日曜・祝日
JR奈良駅発 9:00 9:30 10:00
近鉄奈良駅発 9:03 9:33 10:03
月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬尾山)発 13:40 14:40 15:20
3月12日~20日の平日
JR奈良駅発 *8:15 *9:30 10:00
近鉄奈良駅発 *8:18 *9:33 10:03
月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬尾山)発 14:40 *15:12
*印は定期バス、[94][95]JR奈良駅-石打
- 所要時間 68分(臨時バス・奈良~月ヶ瀬梅林)
- 運賃 大人片道 1,400円(奈良~月ヶ瀬梅林)
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通は2月1日、祝園登美ヶ丘線に学研奈良登美ヶ丘駅-光台二丁目-けいはんなプラザ系統を新設した。3月21日までの期間限定で、平日の日中に運行する。
同線では経路の異なる2系統を日中はそれぞれ30分間隔で運行しているが、学研奈良登美ヶ丘駅の出発時刻は6分間隔と24分間隔を繰り返すなど変則的なダイヤとなっていた。新設した系統を増発することで15分間隔で運行する近鉄けいはんな線との連絡を改善し、不便の解消を見込む。
情報源:奈良交通グループホームページ
情報提供:agu様