「コミュニティバス」に関する記事
新年度を迎え、4月1日から県内各地のコミュニティバスで路線変更などが実施される。
橿原市コミュニティバス
土日祝日に運行する便は、飛鳥資料館、明日香奥山への乗り入れを取りやめ、明日香小山を経由して橿原神宮前駅(中央口)まで運行する。明日香小山から橿原神宮前駅の間に途中停留所はない。
このほか、奈良医大病院停留所の名称を、奈良交通路線バスと同じ「医大病院玄関口」に変更する。
- 停留所の新設・廃止(コミュニティバス停留所としての新設・廃止)
新設:明日香小山、橿原神宮駅
廃止:南山町南、山田寺前、飛鳥資料館、明日香奥山
- 系統の新設・廃止
- 新設系統(いずれも土日祝日に運行)
大和八木駅-明日香小山-橿原神宮前駅
大和八木駅-奈良文化財研究所藤原宮跡資料室前-橿原市昆虫館-明日香小山-橿原神宮前駅
大和八木駅-橿原市昆虫館-明日香小山-橿原神宮前駅
- 廃止系統
大和八木駅-奈良文化財研究所藤原宮跡資料室前-橿原市昆虫館-明日香奥山
なお、橿原市はコミュニティバスの名称を「かしはらしコミュニティバス」と市名の部分をひらがな表記に変更している。
桜井市コミュニティバス
多武峯線の高齢者総合福祉センター停留所を「桜井市総合福祉センター」に改称する。
平群町コミュニティバス
運行ルートを3路線から2路線に再編し、経路と運行時刻を変更する。
- 運行ルート
旧)西山間ルート、南ルート、南北循環ルート
新)西山間ルート、南北循環ルート
- 廃止停留所:ゆめさとこども園、かんぽの宿大和平群
関連記事:
4月1日ダイヤ変更 (2018年4月1日)
(明日香周遊バスも飛鳥資料館への乗り入れを取りやめる。)
平群町の路線でダイヤ変更 4月3日から (2017年4月1日)
(平群町コミュニティバスは2017年4月にも経路と運行時刻を変更していた。)
橿原市コミュニティバスを延長 (2009年9月5日)
(橿原市コミュニティバスの明日香奥山延長の記事)
情報源:奈良交通ホームページ、橿原市公式ホームページ、平群町公式ホームページ
天理市は10月2日からコミュニティバス「いちょう号」西部線の運行区間を変更し、結崎駅まで延伸した。
10月2日からの運行経路は下記のとおり。
- 西部線運行ルート:(太字は延伸区間)
天理駅→天理市役所→イオン天理ショッピングセンター→天理市立病院→
【この間】
内回り 嘉幡→結崎駅→長柄運動公園前→九条→
外回り 九条→長柄運動公園前→結崎駅→南菅田→嘉幡→
→天理市立病院→イオン天理ショッピングセンター→天理市役所→天理駅
(土曜・日曜・祝日と12月29日~1月3日は運休)
- 運賃:大人100円、小人50円
このほか「いちょう号」苣原線では、仁興口-仁興町の区間を延長した。
情報源:天理市ホームページ、天理市広報「町から町へ」(2017年9月号)
情報提供:もと様
奈良交通は10月1日にダイヤを変更する。主な内容は次のとおり。
- 奥宇陀線をコミュニティバスに転換
- 天理桜井線の運行を見直し
憩の家外来棟に乗り入れ、早朝夜間の運行区間を短縮
- 八木新宮線特急バスに系統番号を付番
- 鉄道駅を中心に停留名・表記を変更
奥宇陀線をコミュニティバスに転換
奥宇陀線は、宇陀地域連携コミュニティバス線「奥宇陀わくわくバス」として運行する。
日中の運行時刻と一部の停留所の漢字表記を変更するが、運行回数、運行区間、運賃は従来と変わらない(停留所の漢字表記の変更については、別項参照)。
新設する系統 |
榛原駅-曽爾村役場 |
廃止する系統 |
[27]榛原駅-曾爾村役場前 |
「奥宇陀わくわくバス」では、バス車内に宅配荷物を積載して輸送する「客貨混載」が行われる。
天理桜井線の運行を見直し
天理桜井線の日中の一部の便を憩の家外来棟に乗り入れる。また、朝と夜で減便するほか、一部の便の運行区間を箸中-桜井駅北口に短縮する。
桜井駅付近の運行経路では川合東口経由を取りやめ、すべて粟殿口経由で運行する。朝と夜に運行していた川合東口経由の系統は廃止する。
新設する系統 |
[59]箸中-粟殿口-桜井駅北口
[64]憩の家外来棟-天理駅-粟殿口-桜井駅北口 |
廃止する系統 |
[60]天理駅-川合東口-桜井駅北口 |
廃止する停留所 |
川合東口 |
運行回数・時刻を変更する系統 |
[62]天理駅-粟殿口-桜井駅北口
[66]天理駅-憩の家外来棟 (天理シャープ線) |
八木新宮線特急バスに系統番号を付番
八木新宮線特急バスに系統番号を付番する。熊野地区で増加している外国人観光客の誤乗を防止するため、方向別に系統番号を分ける。
系統番号の付番 |
[特急301]大和八木駅→新宮駅
[特急302]新宮駅→大和八木駅
[特急302]新宮駅→ホテル昴→大和八木駅 |
停留所名称・表記の変更
中南和、熊野地区で停留所の名称・表記を変更する。鉄道駅の表記や乗り入れ先の熊野交通の停留所名に合わせる。バスの行先表示は準備ができた車両から順次切り替える。
鉄道駅の表記に合わせた変更
現行 |
改正 |
八木駅 |
大和八木駅 |
橿原神宮駅 |
橿原神宮前駅(東口・西口も同様) |
近鉄高田駅 |
近鉄大和高田駅 |
上市駅 |
大和上市駅 |
壷阪山駅 |
壺阪山駅 |
五條駅 |
五条駅 |
熊野交通の停留所名に合わせた変更
現行 |
改正 |
熊野本宮 |
大日越登り口(だいにちごえのぼりぐち)
(熊野交通も停留所名を変更) |
下湯峰 |
下湯の峰 |
将監ノ峯 |
将監の峯 |
字体の変更など
現行 |
改正 |
曾爾村役場前 |
曽爾村役場 |
曾爾 |
曽爾 |
曾爾学校前 |
曽爾学校前 |
曾爾長野 |
曽爾長野 |
その他
- 桜井初瀬線[52]榛原駅→与喜浦系統の運行時刻を変更する。
榛原駅発車時刻 (現行)日曜・祝日7:50 (改正)土曜日9:22
- 八木耳成循環線の運行時刻を変更する。
[77]八木駅-橿原総合庁舎系統の大半を[73][74]橿原総合庁舎経由八木耳成循環系統に変更する。[77]系統は橿原総合庁舎→大和八木駅の片道系統となる。
- 八木新宮線の「大津荷」停留所を廃止する。
- 大台ヶ原線のバスの行先表示に系統番号[230]を表示する。
情報源:奈良交通ホームページ、宇陀市広報紙「広報うだ」2017年9月号
桜井市は6月1日にコミュニティバスの運行ルートを再編する。2015年から実施してきた実証運行の結果をもとに、下記のとおり変更する。
- 「西北部循環線」を増便して土日祝日も運行する。
乗客数が目標を上回ったことから平日の運行を3便から6便に増やす。また、土日祝日に3便運行する。
- 「北循環線」を廃止して「西北部循環線」に統合する。
北循環線は主な利用区間が西北部循環線と重複していることや、乗客数が目標を下回ったことから廃止する。
- 「南循環線」の一部の便の運行時刻を変更する。
情報源:奈良交通ホームページ、桜井市広報わかざくら(2017年5月号)ほか
情報提供:木村 猛様
エヌシーバスは4月3日から、平群町コミュニティバスを含む平群町内の各線の運行時刻と系統を変更する。
平群住宅線・近畿大学奈良病院線
- 平群駅-中央公民館前の道路拡幅に伴う通行規制の解除により、運行経路を変更する。「平群町役場」停留所を新設し、「吉新商店街前」停留所を廃止する。
また、系統の運行を下記のとおり変更するほか、朝と夕方以降の一部の便の運行時刻を変更する。
方向 |
系統・経由 |
変更前 |
変更後 |
元山上口駅→平群駅 |
[90]老人福祉センター経由 |
終日運行 |
日中のみ運行 |
[91]中央公民館前・平群町役場経由 |
運行なし |
朝と夕方以降に運行 |
平群駅→元山上口駅 |
[90]老人福祉センター経由 |
朝と夕方以降に運行 |
運行なし |
[91]中央公民館前・平群町役場経由 |
日中のみ運行 |
終日運行 |
- 上庄台の[95]かんぽの宿大和平群行きの発車時刻を1分繰り上げる。
- 菊美台四丁目の[96]近畿大学医学部奈良病院行きの発車時刻を1分繰り上げる。
平群町コミュニティバス
- 西山間ルート、南ルート、南北循環ルートの運行時刻、経路の変更を実施する。
- 西山間ルート、南ルート、南北循環ルートに「ザ・ビッグエクストラ平群店」、南北循環ルートに「かんぽの宿大和平群」停留所を新設する。それぞれ一部の便が停車する。
- 西山間ルートの「平群小学校」停留所と、南ルート、南北循環ルートの「春日丘入口」停留所を廃止する。
- 南ルート、南北循環ルートの「平群町役場」並びに「春日丘中三条通南」停留所を移設する。
情報源:奈良交通ホームページ
情報提供:もと様
更新履歴:2017年4月1日掲載、4月3日修正