天理市「いちょう号」にノンステップバス導入
天理市と奈良交通は、コミュニティバス「いちょう号」にノンステップバスを導入した。11月2日から運行している。
これまでは13人乗りのワゴン車で運行していたが、ノンステップバスを導入したことで、車いすのまま乗降できるようになった。ただし、乗降のための安全なスペースが確保できないなどの理由から、一部の停留所では車いすでの乗降はできない。
車種は日野ポンチョで、1扉の仕様である。
天理市と奈良交通は、コミュニティバス「いちょう号」にノンステップバスを導入した。11月2日から運行している。
これまでは13人乗りのワゴン車で運行していたが、ノンステップバスを導入したことで、車いすのまま乗降できるようになった。ただし、乗降のための安全なスペースが確保できないなどの理由から、一部の停留所では車いすでの乗降はできない。
車種は日野ポンチョで、1扉の仕様である。
奈良交通は10月1日に、県東部・中南部の一部路線で運行ダイヤを変更する。
これらの地域には収支が赤字となる路線が多く、赤字路線の存廃について奈良県地域交通改善協議会や各市町村の地域公共交通会議で協議が続けられている。今回のダイヤ変更では八木大滝線・熊野線を廃止して、各町村が運行するバスに代替するほか、各線で運行の減便や運行系統の再編などを行う。
6月9日に開催された奈良県地域交通改善協議会では、八木大滝線、熊野線、大淀五條線の廃止が決定しているが、大淀五條線は、大淀町に建設中の医療センターが開院するまで運行が続けられる。
新設する系統 | [61]天理駅→天理大学→粟殿口→桜井駅北口 平日 天理駅発8:32、9:12、9:55 |
減便する系統 | [60]天理駅-川合東口-桜井駅北口 平日 天理駅発8:32 |
[62]天理駅-粟殿口-桜井駅北口 平日 天理駅発9:15、10:00 |
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運行時刻を変更する系統 | [62]天理駅-粟殿口-桜井駅北口 平日の桜井駅北口発9:10を9:17に変更 |
運行期間を変更する系統 | [37]桜井駅南口-石舞台 | |
季節運行期間 | 現行 | 3月第3土曜日~5月31日、9月第3土曜日~11月30日 |
改正 | 4月、5月、10月、11月 |
運行時刻を変更する系統 | [15]榛原駅-菟田野-東吉野村役場 東吉野村役場発8:19を8:14に、17:14を17:16に変更 |
廃止する系統 | 八木大滝線 [78]大淀バスセンター-樫尾-湯盛温泉杉の湯 |
八木大滝線 [88]湯盛温泉杉の湯→国樔→大淀バスセンター | |
熊野線 湯盛温泉杉の湯-下桑原 |
土日祝日の運行を取りやめる系統 | [24]下市口駅-五條バスセンター |
運行時刻を変更する系統 | [2]大淀バスセンター-下市口駅-洞川温泉 |
[4]下市口駅-笠木 (笠木行きのみ) | |
[7]下市口駅-中庵住 (中庵住行きのみ) | |
[8]下市口駅-岩森 (岩森行きのみ) |
廃止する系統 | [21]健康福祉センター→飛鳥駅 ([16]橿原神宮駅東口-飛鳥駅系統に変更) |
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[22]健康福祉センター→明日香小山→橿原神宮駅東口 ([23]飛鳥駅→明日香小山→橿原神宮駅東口系統に変更) |
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運行区間を変更する系統 | 現行 | [17]橿原神宮駅東口→石舞台→岡寺前 |
改正 | [17]橿原神宮駅東口-石舞台 (岡戎前-石舞台の経路は往復で異なる) |
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片道運行となる系統 | [23]飛鳥駅→明日香小山→橿原神宮駅東口 (飛鳥駅行きの全便と橿原神宮駅東口行きの大半の便は[16]橿原神宮駅東口-飛鳥駅系統に変更) |
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運行経路を変更する系統 | [15]橿原神宮駅東口→檜前 明日香小山を経由しない | |
増便する系統 | [16]橿原神宮駅東口-飛鳥駅 季節運行期間の土日祝日の夕方 | |
[17]橿原神宮駅東口-石舞台 季節運行期間の平日の日中(橿原神宮駅東口行き1便は通年の平日の日中) | ||
季節運行期間 | 現行 | 3月第3土曜日~5月31日、9月第3土曜日~11月30日 |
改正 | 4月、5月、10月、11月 |
増便する系統 | [63]近鉄高田駅-奈良文化高校 平日・土曜日 近鉄高田駅発8:05 |
6月9日に開催された「奈良県地域交通改善協議会」において、奈良交通の八木大滝線、熊野線、大淀五條線を廃止することが決められた。
同協議会では、奈良県内の赤字路線の存廃や活性化について奈良交通と奈良県や沿線市町村が協議を続けている。2014年10月に路線再編を含めた運行の合理化を実施したが、改善が見られなかった路線について、基本的に市町村が運行するコミュニティバスに代替する形で、奈良交通の路線を廃止することとなった。
桜井市は6月1日にコミュニティバスの運行ルートを再編した。主な変更点は下記のとおり。
3月14日に運行経路と運行時刻を変更した。法隆寺駅への乗り入れを開始したことで、かつて奈良交通が運行していた法隆寺平端線が、運行主体を変えて10年ぶりに復活したことになる。
2014年11月4日に路線の見直しを実施した。
2015年4月6日には、一部の便の「ゆめさとこども園」への乗り入れを始めたほか、一部停留所を改称した。