「市内循環線」に関する記事
奈良県と奈良市は、11月8日と9日の両日、奈良公園付近の道路で社会実験を行う。観光シーズンの休日に交通渋滞が慢性化していることから、適切な交通誘導と公共交通機関の利用促進を図る。
この社会実験に伴い、奈良交通は9時頃から17時頃まで県庁前-破石町で迂回運行するほか、臨時バスを運行する。
- 社会実験
- 高畑町交差点から大仏前交差点までを北行一方通行とし、1車線を駐車場待機スペースとする。
- 大仏前交差点から県庁東交差点までを西行一方通行とし、1車線を歩行者専用とする。
- 奈良公園を周遊する「奈良公園ぐるっとバス」を運行する。県庁前から奈良公園と若草山麓を経由して県庁前に戻るルートで、小型電気バス2台を使用して10分間隔で運行する。
- 郊外の駐車場と奈良公園を結ぶ「なら・まちなかバス」を運行する。国道24号駐車場(奈良市二条大路南)からJR奈良駅西口を経て、奈良公園を周回するルートで、小型バスを使用して30分間隔で運行する。
- 「なら・まちなかバス」は無料で乗車できる。また、郊外駐車場では県庁前までの路線バスの乗車券を無料で配布する。
- 奈良交通路線バスの運行の変更
- 市内循環線(外回り)・山村線(山村町・藤原台方面行き)・東山線(下水間方面行き)の県庁前から破石町の区間を奈良ホテル経由で運行する。
- JR奈良駅から奈良公園方面へ臨時バスを運行する。JR奈良駅→春日大社表参道→東大寺大仏殿・国立博物館→JR奈良駅のルートで随時運行する。
情報源:奈良公園社会実験サイト(奈良県・奈良市)、奈良交通グループホームページ
情報提供:テールランプ様
奈良交通は奈良市内循環線で運行しているレトロ調バス「バンビーナ」を、12月10日から28日まで代替車両で運行している。
「バンビーナ」は2007年3月から運行を始めた。これまでもしばしば修理等で数日間代替車両で運行したことがあったが、3週間に及ぶ代替は初めてのこととなる。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通はこのほどレトロ調バス1台を導入した。「バンビーナ」の愛称で、3月1日から市内循環線で運行する。
導入した車両は前中扉の大型車で、以前、鎌倉市で運行されていた車両を譲り受けた。定員は座席29名(運転席を含む)、立席30名、内装には桜無垢材を使用し、後部に設けたデッキでは外向きの座席から奈良公園の景色を楽しむことができる。運転手には女性を起用しソフトな接客を目指す。
また、市内循環線では外国人観光客向けに英文表記を充実させたほか、各停留所にナンバリング(通し番号)を施した。
- 発車時刻
[2]市内循環外回り
(JR奈良駅→近鉄奈良駅→大仏殿春日大社前→高畑町→JR奈良駅)
JR奈良駅発 9:01 9:31 10:01 10:58 11:28 11:58
[1]市内循環内回り
(JR奈良駅→高畑町→東大寺大仏殿・国立博物館→近鉄奈良駅→JR奈良駅)
JR奈良駅発 13:36 14:06 14:36 15:33 16:03 16:33
「バンビーナ」運行にあたり、記念乗車券のほか、記念グッズとしてスポーツタオル、キーホルダー、マグカップを発売している。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通はお盆期間中に下記のとおり運行を変更する。
土曜ダイヤへの変更
8月14日と15日は、ほぼ全線にわたり土曜ダイヤで運行する。ただし奈良月ヶ瀬線、奈良柳生線、笠置線、リハビリセンター線は平日ダイヤで運行する。
奈良公園内交通規制に伴う経路変更
8月15日は奈良公園付近で多数の行事が催され周辺道路で交通規制が敷かれることから、市内循環線、山村線などで運行経路を変更する。
県庁東交差点を17時から21時までに通過する高畑町方面行きと、破石町交差点を17時から21時までに通過するJR・近鉄奈良駅方面行きを、奈良ホテル経由で運行する。なお、人出の状況により規制時間が変更される場合がある。
当日は奈良公園一帯で開催されている「なら燈花会」の最終日であるほか、高円山で「大文字送り火」、春日大社で「中元万燈籠」、東大寺で「万燈供養会」が催される。
このほか、「なら燈花会」の開催にあわせて、期間中の夜間にJR・近鉄奈良駅と奈良公園を結ぶ臨時バスを運行している。
情報源:奈良交通グループホームページ、近鉄奈良駅のりば掲示
国道369号線大宮跨線橋撤去工事に伴い、奈良交通は12月1日に油阪船橋商店街停留所を移転した。期間は2010年頃までの予定である。
北行停留所のうち市内循環線・青山住宅線などが停車する1番のりばを南に約30m移し、南行停留所の3・4番のりばを南に約150m移した。なお、北行停留所のうち天理線・山村線などが停車する2番のりばは従来どおりとした。
大宮跨線橋の撤去工事はJR奈良駅付近連続立体交差化事業の一環として行われている。油阪船橋商店街停留所は跨線橋付近にのりばが点在することから、工事期間中移転することとなった。
情報源:奈良交通グループホームページ、現地掲示
更新履歴:2005年12月4日掲載、2006年1月5日訂正