「急行系統」に関する記事
奈良交通は、6月8日に一部路線でダイヤ変更を実施する。
奈良富雄線
大和西大寺駅南口発着の系統を新設し、[41]学園前駅-東坂-尼ヶ辻駅系統の一部を置き換える。
- 新設 [42]大和西大寺駅南口-阪奈菅原-東坂-学園前駅
- 変更 [41]学園前駅→東坂→尼ヶ辻駅(尼ヶ辻駅行きのみの系統に変更)
[42]系統は、東坂停留所の東側のりば(国道308号線上、東坂下池の横)を経由しない。
押熊線
平日の早朝・夜間に急行系統を新設する。途中の停留所には止まらない。
早朝に押熊行き、夜間に大和西大寺駅行きを各1便運行する。
かしの木台住宅線
安堵町役場に停車しない系統を新設し、[70]法隆寺駅-SUMINOE系統の平日朝の便を置き換える。
- 新設 [71]法隆寺駅-かしの木台一丁目-SUMINOE(安堵町役場には停車しない)
このほか、興留停留所(法隆寺駅行き)の運行時刻を変更する。
情報源:奈良交通ホームページ
2022年7月には、奈良交通の「系統番号」と車体側面の「鹿のシンボルマーク」が、それぞれ採用から50年を迎える。
系統番号
奈良交通における系統番号は、1972年7月1日に学園前駅発着の系統で初めて導入された。
学園前地区は「登美ヶ丘一丁目」、「登美ヶ丘東一丁目」、「登美ヶ丘西二丁目」など似通った名前の停留所が多く、乗り間違いもあったという。
解決策として、学園前駅の北口発着の各系統に1から11までの番号を付け、南口発着の各系統には21から25までの番号を付けた。同じ運行区間でも、急行と各停の系統番号は区分した。
系統番号は、車両前後側面の方向幕のほか、学園前駅ののりば案内や時刻表、系統図にも表示した。
のちに学園前地区の運行系統は、宅地開発による路線延長や近鉄けいはんな線開通に伴う路線再編などでしばしば変更されてきた。50年の時を経て運行区間が変わった系統や廃止された系統も多いなか、1、21、23系統など導入当時のまま存続している系統もある。
系統番号が導入された当時のまま存続している系統の一つ、23系統(学園前駅-赤膚山)
鹿のシンボルマーク
奈良交通の車両の左右側面の鹿のシンボルマークは、1972年7月13日から導入された。大きく跳躍する鹿のデザインは、奈良の象徴であり、躍進を続ける奈良交通の象徴ともされる。
後年、乗合バス、貸切バスともに何度か車体の塗装デザインが変更されたが、鹿のシンボルマークは50年間変わらず車体を飾ってきた。
乗合バスの鹿のシンボルマークは、かつて白色の部分に配されていたが、近年は車両低床化の影響で緑色の部分にもまたがっている。
情報源:奈良交通社内報「大和路」昭和47年8月号、奈良交通社史「奈良交通のあゆみ」(1993年)
写真撮影:829(学園前駅、2022年6月撮影)
奈良交通は、8月1日から加茂線の急行[112]JR奈良駅西口-浄瑠璃寺系統を季節運行に変更する。
従来は通年運行していたが、変更後は4月・5月・11月のみ運行する。(この系統の通年運行は7月31日で終了する。)
情報源:奈良交通ホームページ
奈良交通は6月1日に、奈良・平城・北大和・西大和営業所管内の路線でダイヤ変更を実施する。
近年は通勤利用の動向が変化しているうえ、通学利用も減少している。3月14日に多くの路線で減便を行ったところであるが、これまで高頻度の運行を維持してきた路線についても大幅な減便に踏み切る。
今回減便の対象となるのは、鉄道駅と住宅地を結ぶ運行頻度の高い路線で、路線ごとの日中の運行本数は多いところでも毎時4本までとなる。
生駒・学園前地区の「深夜バス」は全線廃止する。現在の「深夜バス」の大部分は1990年10月15日に運行を開始したが、30年の節目を前に役割を終える。
中南和地域の路線と自治体から受託しているコミュニティバスについては今回の減便の対象としていない。また、原則として運行本数が毎時2本未満になる減便も行わない。
この記事では、奈良・平城・西大和営業所担当路線の変更内容を掲載します。
北大和営業所の担当路線の変更内容については、下記の記事を参照してください。
奈良営業所
市内循環線・中循環線
平日・土日祝日とも大幅に減便し、運行時刻を変更する。市内循環(内回り)は日中以降の運行を半減する。
- [1]市内循環(内回り)は、日中16分毎で運行する(変更前は8分毎)。
日中以降の運行台数を4台から2台に減らすが、平日朝の運行台数(4台)は維持する(土日祝日朝は、3台から2台に減少)。 - [2]市内循環(外回り)は、日中15分毎で運行する(変更前は10分毎)。
平日の日中以降・土日祝日の運行台数を3台から2台に減らすが、平日朝の運行台数(4台)は維持する。
平日の最終発車時刻(JR奈良駅発23:58)は変更しない。
土曜日と日祝日の最終発車時刻を共通にする。
(JR奈良駅発 土曜日23:38、日祝日23:15 → 土日祝日23:33) - 平日朝に運行する[6]中循環(外回り)の運行台数を2台から1台に減らし、約21~27分間隔で4本運行する。(近鉄奈良駅発6:52~8:03)
日中の市内循環の運行間隔が15分以上になるのは、昭和60年代以降では初めてである。
奈良白土線・奈良イオンモール線
平日・土日祝日とも終日にわたって減便し、運行時刻を変更する。また、一部の便の系統(起点・終点)を変更する。
- 近鉄奈良駅-神殿の間は日中15分毎で運行する(変更前は10分毎)。[79]近鉄奈良駅-シャープ前系統を大幅に減便する。
- 平日の白土町行きの最終発車時刻(県庁前発23:59)は変更しない。
- [85]近鉄奈良駅-杏南町、[86]近鉄奈良駅-イオンモール大和郡山系統は、朝と夕方以降の運行時刻を変更する。運行本数の変更はない。
奈良天理線
大幅な減便はないが、[51]JR奈良駅-下山、[53]JR奈良駅-窪之庄系統(窪之庄行きのみ)のみ減便する。
また、平日夕方の一部の便の系統(行先)と運行時刻を変更する。
山村線
大幅な減便はないが、朝と夕方以降で減便するほか、一部の便の系統(起点・終点)と運行時刻を変更する。
- 平日朝の[57]JR奈良駅-藤原台、[56][62]JR奈良駅-山村町系統の一部を、[55]JR奈良駅-奈良佐保短期大学系統に変更する。
- 公立高校開校日のみ運行するJR奈良駅発7:59[55]奈良佐保短期大学行きは、平日全日の運行とする。
阪奈道路線
[160]学園前駅-高畑町系統のうち平日朝7時台の高畑町行きは、JR奈良駅西口→高畑町の運行時刻を2分繰り下げる(1本のみ)。
平城営業所
青山住宅線
平日・土日祝日とも終日にわたって減便し、運行時刻を変更する。
- JR奈良駅西口-青山住宅の間は日中20分毎で運行する(変更前は15分毎)。
- 平日朝に運行している奈保町経由の系統を廃止する。
廃止する系統- 急行[116]青山住宅→奈保町→近鉄奈良駅
- [116]青山住宅→奈保町→近鉄奈良駅
- 平日朝の青山住宅から近鉄奈良駅方面は約8分毎で運行する(変更前は約6分毎)。
- [27]二条大路南一丁目-青山住宅系統(平日のみ運行)は朝の2往復のみ運行し、日中の運行は取りやめる。
- 平日の青山住宅行きの最終発車時刻(JR奈良駅西口発23:56)は変更しない。
学園前高の原線
平日・土日祝日とも終日にわたって減便し、運行時刻を変更する。
- 学園前駅-東登美ヶ丘一丁目の間は日中30分毎で運行する(変更前は20分毎)。[1]学園前駅-東登美ヶ丘一丁目系統を大幅に減便する。
- 平日の東登美ヶ丘一丁目行きの最終発車時刻(学園前駅発23:59)は変更しない。
- 土曜日と日祝日の運行時刻を共通にし、東登美ヶ丘一丁目行きの最終発車時刻を以下のとおり変更する。
(学園前駅発 土曜日23:44、日祝日23:23 → 土日祝日23:44)
学園前北線
平日・土日祝日とも終日にわたって減便し、運行時刻を変更する。
- 日中は30分毎に運行する(変更前は20分毎)。
- 平日の東登美ヶ丘六丁目東行きの最終発車時刻(学園前駅発23:59)は変更しない。
- 土曜日と日祝日の運行時刻を共通にし、東登美ヶ丘六丁目東行きの最終発車時刻を以下のとおり変更する。
(学園前駅発 土曜日23:44、日祝日23:23 → 土日祝日23:44)
相楽ニュータウン線・学園前相楽線
一部の便の運行時刻を変更するほか、相楽ニュータウン線の日中の運行を減便する。
- [21]高の原駅-兜台五丁目系統は、平日・土日祝日とも日中30分毎で運行する(変更前は15分毎)。
朝と夕方以降の運行本数・運行時刻の変更はない。 - [77]学研奈良登美ヶ丘駅-高の原駅系統は、平日・土日祝日とも朝と日中の運行時刻を変更する。運行本数の変更はない。
- 両系統を合わせて、高の原駅から精華桜が丘三丁目の間は日中15分毎で運行する(高の原駅→精華桜が丘三丁目方面のみ)。
西大和営業所
西大和団地線・王寺五位堂線
平日・土日祝日とも終日にわたって減便し、運行時刻を変更する。
- [3]王寺駅-上牧出合系統を大幅に減便する。
王寺駅-上牧町文化センターの間は日中毎時3本運行する(変更前は毎時4本)。18時~21時台は平日毎時3~4本、土日祝日毎時2~3本運行する(変更前は毎時4~6本)。 - [5]王寺駅-広瀬台二丁目-桜ヶ丘一丁目系統を減便し、日中約30分毎で運行する(変更前は20分毎)。
- 土日祝日は[2]王寺駅-片岡台三丁目-桜ヶ丘一丁目系統も減便し、日中毎時1本運行する(変更前は毎時2本)。
- [4]西大和団地循環系統を減便し、18時~21時台は平日毎時4本、土日祝日毎時2~3本運行する(変更前は毎時4~6本)。
王寺シャープ線
平日・土日祝日とも終日にわたって減便し、運行時刻を変更する。
[62]王寺駅-法隆寺前系統を大幅に減便する。王寺駅-法隆寺前の間は日中約20分毎で運行する(変更前は15分毎)。
更新履歴:2020年5月24日掲載、5月27日追記(奈良営業所)、5月29日追記(平城営業所、西大和営業所)・記事を分割(北大和営業所)
奈良交通は、奈良公園・西の京・斑鳩を結ぶ急行バスの実証実験運行を行う。9月21日から23日の3日間限定で、おおむね日中1時間ごとに運行する。
- 停車停留所(下記停留所以外は停車しない)
東大寺大仏殿・国立博物館(法隆寺前行きの発車)
東大寺大仏殿・春日大社前(法隆寺前からの到着)
県庁前
近鉄奈良駅
JR奈良駅
奈良市庁前
宮跡庭園
朱雀門ひろば前
唐招提寺東口
薬師寺東口
薬師寺駐車場
慈光院
片桐西小学校
法起寺前
法隆寺前
- 発車時刻
- 東大寺大仏殿・国立博物館発 法隆寺前行き
9:38、10:08、11:08、12:08、13:08、14:08、15:08、16:08
- 法隆寺前発 東大寺大仏殿・春日大社前行き
9:43、10:43、11:43、12:43、13:43、14:43、15:43
- 運賃
190円~760円(一般路線バスと同額)
各種フリー乗車券が利用できるが、券種によって利用できる区間は異なる。
東大寺・春日大社・奈良公園と法隆寺の間は、一般路線バス(奈良法隆寺線)が直接結んでいるが、所要時間は1時間以上に及ぶ。JRを利用すると所要時間は短かくなるが、乗り換えが必要になる。
世界遺産周遊急行バスは、 一般路線バスが経由しない平城宮跡にも立ち寄る一方、所要時間を50分台に短縮している。
運行当日のようす
実際の運行は、奈良営業所と西大和営業所の車両が使用された。一般路線バスと区別するため、「急行」と書かれた幕が取り付けられた。
東大寺大仏殿・国立博物館停留所で発車を待つ「世界遺産周遊急行バス」。平城宮跡を経由して近鉄郡山駅を経由しないなど、一般路線バスとは異なる経路で運行された。
情報源:奈良交通ホームページ、「世界遺産周遊急行バスの実証実験運行について」(奈良交通ニュースNo.15)
写真撮影:829(東大寺大仏殿・国立博物館 2019年9月撮影)
更新履歴:2019年9月14日掲載、9月23日修正・当日のようすを追記