「奈良営業所」に関する記事
9月から11月にかけて奈良交通とエヌシーバスは今年度の新車を購入した。観光車は日野セレガGD、路線車はノンステップバスのほか、前中2扉のワンステップバスを購入した。また、小型車ではいすゞエルガミオ(7m)を購入した。
現在確認できている車種別の配属状況は以下のとおり。
- ノンステップバス いすゞKC-LV832N
奈良営業所 2台
- 前中扉ワンステップバス 日野KC-HU2MPCA
北大和営業所 6台
- 前中扉ワンステップバス 日野KC-HU2MMCA
奈良営業所 4台、平城営業所 2台
- 小型ワンステップバス いすゞKK-LR233E1(エルガミオ)
奈良営業所 7台、エヌシーバス郡山営業所 1台
- 観光車 日野KC-RU4FSCB
奈良貸切営業所 1台
更新履歴:1999年10月6日掲載、12月12日追記、2000年1月29日訂正
数年前から廃車が心配されている奈良交通の1979年式日野RCであるが、新製から20年経った現在も天理営業所管内を中心に活躍している。
天理営業所にはRC321Pが9台所属しており、奈良天理線などで運行されている。他にも、奈良、天理、西大和、榛原、葛城の各営業所に、RC321PとRC301Pの両型式合わせて11台が残存しているとみられる。
同型式車は昭和54年排出ガス規制の施行に先立ち大量に購入された。エアサスペンションやハイバックシートに加え、新製当初よりサブエンジン式クーラーを装備するなど、サービス水準の高い車両であるため、20年にわたる活躍が可能となっている。
1978年式RCが98年までに廃車されたことから、1979年式RCの廃車も時間の問題となっている。
奈良交通は3月16日に、奈良、平城、北大和営業所管内で、ダイヤ改正を行う。詳細は下記のとおり。
奈良営業所
- 佐保スクール線(JR奈良駅-奈良佐保女学院短大)で朝の通学時間帯の運行本数を削減する。
- 奈良王寺線で夕方以降、奈良王寺直通便を現行20分間隔から30分間隔とする。
- 高麗線を平城営業所に移管し、下記系統を廃止する。
[141]高麗-白土町
- 運行区間の見直しにより、奈良白土線で下記の3系統を廃止する。
[110]般若寺-杏南町
[120]般若寺-シャープ前
[138]般若寺-白土町
平城営業所
- 精華ニュータウン線(高の原駅-兜台五丁目・山田川駅)の午前と夜間で増便し、高の原駅-兜台五丁目を同時間帯で1時間4本の運行とする。
- 東畑鳥谷線(祝園駅-東畑鳥谷)のうち、けいはんなプラザ経由を取りやめる。このため、下記系統を廃止する。
[98]祝園駅-乾谷口-けいはんなプラザ-東畑鳥谷
北大和営業所
- 帝塚山住宅線のうち、朝の通学時間帯の一部の便を帝塚山大学経由とする。このため、下記系統を新設する。
[74]東生駒駅-帝塚山大学-帝塚山住宅
- 帝塚山大学線で、16時以降の運行本数を削減する。
- 学園前南線(学園前駅-赤膚山)で月曜-金曜朝通勤時の運行本数を削減する。
上記以外でも一部路線で運行時刻の調整や減便を行う。
更新履歴:1999年3月10日速報として掲載、3月15日詳報を掲載、3月17日高麗線移管の記事追加、6月27日路線名修正