「八木新宮線」に関する記事
奈良交通は、10月1日に八木新宮線と木津高山線でダイヤ変更を実施する。
あわせて、木津川市コミュニティバス「きのつバス」でもダイヤ変更を実施する。
八木新宮線
八木新宮線に「観光特急やまかぜ」を新設する。土日祝日のみ運行する。
「やまかぜ」は、五条駅と十津川温泉・ホテル昴の間の経路を変更し、停車停留所を少なくすることで、従来の系統に比べて所要時間を約30分短縮する。
五条駅とホテル昴の間は、星のくに、上野地、十津川村役場、十津川温泉のみ停車し、その他77か所の停留所は通過する。一部区間で新道を経由するため、走行キロは従来の系統の166.8kmから3.6km短縮し、163.2kmとなる。
使用車両は、従来の八木新宮線の車両と共通である。
土日祝日の大和八木駅発11:38の新宮駅行きと、新宮駅発10:18(ダイヤ変更前は9:59)の大和八木駅行きを「やまかぜ」に置き換えて運行する。土日祝日の他の便と、平日の全ての便は従来の特急[301]・[302]系統で運行する。
新設する系統
- 特急やまかぜ[301]大和八木駅→五條バスセンター→五条駅→十津川温泉→ホテル昴→新宮駅
- 特急やまかぜ[302]新宮駅→ホテル昴→十津川温泉→五条駅→五條バスセンター→大和八木駅
木津高山線
利用の減少に伴い、木津高山線を廃止する。
同線は、木津川市コミュニティバス「きのつバス」の運行がない朝と夜の時間帯に運行していた。
廃止する系統
- [71]山田川駅-木津駅
- [72]山田川駅-木津駅-鹿背山
廃止する停留所
鹿背山、白口、宮之堀
木津川市コミュニティバス「きのつバス」
木津高山線の廃止に伴い、[木-2]鹿背山-高の原駅系統の運行時刻を変更する。
始発を繰り上げ最終を繰り下げるが、日中の運行間隔を変更するため1日の運行本数は変わらない。
和歌山県田辺市本宮町本宮の市道湯の峰本宮線で落石があり、7月21日から付近で通行止めになっている。
奈良交通は同日から、八木新宮線の大日越登り口-湯の峰温泉で迂回運行を実施している。
迂回により通過する停留所はないが、迂回区間より先の運行に遅れが生じている。
情報源:奈良交通ホームページ、熊野本宮観光協会サイト
新宮市熊野川町で道路工事が実施されるため、奈良交通は八木新宮線の一部区間で迂回運行を実施する。
期間は10月1日から12月29日までで、迂回運行の期間中は、日足、神丸停留所には停車しない。
情報源:奈良交通ホームページ
西日本付近に停滞した前線の影響で、奈良県内では8月12日から15日にかけて各地で断続的に大雨を観測した。
道路の雨量規制が実施されたため、奈良交通のバス路線は奈良県北東部の一部区間で4日間にわたって運休するなどの影響があった。
この大雨による奈良交通の各路線の運行状況は下記のとおり。なお、運休や運行再開の正確な時刻は明らかでない。
(路線名は奈良交通ホームページで発表のとおり記載しています。)
広岡線
奈良月ヶ瀬線
東山線
室生線
洞川線・下市天川線
- 15日午前~14時頃:天川川合-洞川温泉、南日裏-中庵住 運休
R169ゆうゆうバス
- 12日午後:湯盛温泉杉の湯-下桑原 運休
- 13日午後:前鬼口-下桑原 運休
- 15日午前:不動窟-下桑原 運休
- 15日午後:和佐又口-下桑原 運休
大台ヶ原線
- 15日夕方まで:不動窟-大台ヶ原 運休
- 15日夕方:和佐又山登山口-大台ヶ原 運休
八木新宮線
- 14日午前:天辻-十津川温泉 運休
- 14日午後:天辻-七色 運休
- 15日:天辻-七色 運休(夕方に道路規制は解除されたが終日運休)
情報源:奈良交通ホームページ、奈良県ホームページ(防災・危機管理)
和歌山県田辺市本宮町大居の国道168号線では、5月24日と27日に続けて災害が発生し、付近で一時通行止めになった。
奈良交通は5月24日、25日と27日から29日までの間、八木新宮線の一部区間で迂回運行を実施した。三里橋、竹の本、道の駅奥熊野、平岩口、大居口には停車しなかった。
情報源:奈良交通ホームページ、熊野本宮観光協会サイト、太平洋新聞電子版サイト