8月14日、15日は土曜ダイヤで運行
奈良交通とエヌシーバスは、8月14日、15日両日の運行を土曜ダイヤで行う。これは近鉄が同日の運行を土・休日ダイヤで行うのに対応するものである。
また、北和地区で運行している深夜バスは運休となる。
奈良交通とエヌシーバスは、8月14日、15日両日の運行を土曜ダイヤで行う。これは近鉄が同日の運行を土・休日ダイヤで行うのに対応するものである。
また、北和地区で運行している深夜バスは運休となる。
8月6日から15日まで奈良公園一帯で「なら燈花会」が催されるため、奈良交通はJR・近鉄奈良駅と奈良公園を結ぶ臨時バスを運行する。
「なら燈花会」は夏の奈良観光の目玉として昨年より催されているもので、夜の闇に浮かぶろうそくの灯りが幻想的な雰囲気をつくりだす。夕方以降は奈良公園方面へのバス便が減ることから、奈良交通はJR・近鉄奈良駅と高畑町の間を増便して対応する。臨時バスは18時から22時まで随時運行する。
当初は8月6日から15日まで毎日運行する予定であったが、9日に予定を変更し、9日と10日の運行を取りやめた。
奈良交通と南海りんかんバスは、7月22日より大峯山麓の洞川温泉と高野山を結ぶ「すずかけライン」の運行を開始した。
同線は大峯山と高野山の短絡ルートとして夏季のみ運行するもので、県境付近の天狗木峠を境に奈良県側を奈良交通、和歌山県側を南海りんかんバスが担当する。今年は7月22日から8月20日まで毎日2往復運行する。
奈良交通は7月20日より100円で乗車できるバスの運行を奈良市内で開始する。平成13年7月19日までの試験運行とする。
路線はJR・近鉄奈良駅と市中心部の路線空白地域を循環するルート(下図参照)で、古い町並みが残る奈良町付近を走ることから愛称を「ならまちバス」とした。
周回路線を20分で1周し、1日に23~26便運行する。運賃の支払いは現金と奈良市が発行する各種乗車証に限られ、回数券、バスカードなどでの支払いはできない。
車両は展望デッキつき小型車(日野P-CH160AA改)1台を充当する。
「ならまちバス」運行開始 (2000年7月24日)
全国で導入が相次ぐ「100円バス」が奈良にも登場した。運行の発表は新聞やテレビで広く報じられ、運行開始に先立ってお披露目式と試乗会が行われた。ただ、運行開始の7月20は祝日とあって多くの利用が見込まれたが、宣伝が行き届いていないこともあり利用は低調であった。 100円バスは、1995年に武蔵野市のコミュニティーバス「ムーバス」が100円の運賃を導入したことに端を発する。従来の運賃と比べて安い点と硬貨1枚で利用できる手軽さが注目され、各地で導入が相次いでいる。また、導入の結果、利用客の増加が認められた事業者もあり、需要喚起の手法としても注目されている。 奈良交通は100円バス導入にあたって、奈良市内中心部の路線空白地域を選定した。周回路線の南半分は、従来バス路線のなかった地区や、路線はあっても運行本数が少なかった地区である。古い町並みが残る奈良町付近を走ることから愛称を「ならまちバス」とした。 奈良町を訪れる観光客と近隣に住む高齢者の利用を想定しているが、運行の効果が未知数であるため1年間の試験運行とし、状況を見て以後の運行予定を決定する。 1日の運行は日中20分毎の運行とし、1台のバスが20分で周回路線を1周する。運賃は大人100円、小人50円である。従来とは異なる運賃体系を採用しているため、支払いは現金か奈良市発行の各種乗車証に限られる。 車両は展望デッキつきイラストバスを充当している。同車は1988年の「なら・シルクロード博覧会」の会場間輸送用に導入された車両で、博覧会終了後は県内各地の観光路線で活躍していた。展望を重視した車両の特性上、床面地上高が非常に高く、中扉からの乗車には3段のステップを介する。高齢者の利用を想定した場合、車種の選定には再考の余地があると思われる。 1年間の試験運行ではあるものの、新しいバスサービスが始まった意義は大きい。地元住民や観光客の足として定着するよう見守っていきたい。 |
奈良交通はこのほど、高齢者を対象にした「ゴールド倶楽部定期券」の発売を開始した。高齢者のバス利用を促進するため、期間を限定して発売する。
同定期券は65歳以上の高齢者を対象にしており、半年もしくは1年分の会費を支払うと、県内全域の路線が100円で乗車できるほか、旅行代金の割引や食事や買い物などの割引特典も受けられる。詳細は下記のとおり。