nako-club

奈良交通の私設ファンクラブ「nako-club」がつくるページです

八木新宮線に新車3台導入

奈良交通は10月に八木新宮線向けの新車を3台導入した。昨年に導入した3台とあわせて6台がバリアフリーを考慮したノンステップ2扉の車両となる。配属状況は下記のとおり。

  • いすゞエルガ QDG-LV290N1(八木新宮線仕様)
    葛城営業所(奈良200か10-27~10-29)

現行のツーステップ1扉の車両は、2017年2月をもって運行を終える。

2016年度新車情報

奈良交通は2016年9月に新車を購入し、営業所に順次配属した。

確認できている配属状況は下記のとおり。

  • 路線車
    • いすゞエルガ QPG-LV290Q1
      平城営業所(奈良200か10-06~10-08)
      北大和営業所(奈良200か10-09~10-12)
      西大和営業所(奈良200か10-13~10-15)
  • 観光車
    • 日野セレガ QRG-RU1ESBA
      奈良貸切営業所(奈良200か10-20、10-21)
    • いすゞガーラ QRG-RU1ESBJ
      京都営業所(京都200か32-72)
  • コミュニティバス
    • 日野ポンチョ SKG-HX9JLBE
      葛城営業所(奈良200か10-22) 広陵元気号
    • 日野リエッセII SKG-XZB40M
      奈良営業所(奈良200あ・261、・262) 斑鳩町コミュニティバス
    • トヨタハイエースコミューター LDF-KDH223B
      葛城営業所(奈良200あ・263~・265) 広陵元気号

今回の新車では、路線車の車内の運賃表示器がLCDモニターに変更されている。斑鳩町コミュニティバスの車内にもLCDモニターが設置されている。

コミュニティバスの話題(香芝市・斑鳩町・広陵町)

10月1日、県内各地のコミュニティバスで運行形態の見直しが行われた。

香芝市コミュニティバス

これまで無償で運行していた「香芝市公共バス」を、新たに有償の「香芝市コミュニティバス」として運行を始めた。

「公共バス」は、乗降地と香芝市役所または総合福祉センターの間の利用に限られていたが、「コミュニティバス」は、停留所どうしであれば自由に乗降できる。香芝市役所または総合福祉センターで、1回に限り他の路線への乗り換えもできるようになった。

運行ルートは次のとおり。

  • 真美ヶ丘・穴虫ルート
  • 白鳳台・旭ヶ丘ルート
  • 田尻ルート
  • 鎌田ルート
  • 木曜シャトル(木曜日のみ運行)

年末年始と特定の祝日は運休する。木曜シャトル以外は木曜日も運休。運賃は大人100円。

斑鳩町コミュニティバス

2000年から運行してきたコミュニティバスの運行形態を見直し、無償運行から有償運行に変更したほか、町民以外も利用できるようにした。

これまでの1台運行から2台運行にして増便したほか、路線を一部変更し、商業施設や観光地へのアクセスも向上した。

運行ルートは次のとおり。

  • Aコース:以下のルートを反時計回りで運行
  • Bコース:以下のルートを時計回りで運行
    • 斑鳩町役場-龍田ネオポリス-笠町-斑鳩町役場
    • 斑鳩町役場-目安-法隆寺駅-法起寺-斑鳩町役場

年末年始を除いて毎日運行する。運賃は大人100円。各種ICカードも利用できる。

広陵町コミュニティバス「広陵元気号」

広陵町は、無償運行していたコミュニティバスを2016年4月1日に再編した。半年間の実証運行を経て、10月1日から有償運行を開始した。

運行ルートは次のとおり。

  • 中央幹線
  • 北東部支線
  • 西部支線

年末年始を除いて毎日運行する。運賃は大人100円。各種ICカードも利用できる。

「広陵元気号」中央幹線のバス

広陵町役場を出る「広陵元気号」中央幹線のバス。有償運行に合わせて新車が導入された。

「スルッとKANSAIバスまつり」に出展

「第16回スルッとKANSAIバスまつり」は、9月25日に堺市の大浜公園で開催された。

奈良交通は、昨年秋にデビューした「八木新宮線」向けのノンステップバスを展示したほか、各種グッズ・廃品を販売した。

その他、近畿地方や近県のバス事業者なども出展し、さまざまなイベントも実施された。会場は家族連れやバスファンなどでにぎわった。

スルッとKANSAIバスまつり出展のようす

奈良交通は八木新宮線向けのノンステップバスを出展した。

10月1日ダイヤ変更 キトラ古墳へ新路線

奈良交通は10月1日に各線でダイヤを変更する。

  • 飛鳥キトラ線を新設
  • 八木耳成循環線は橿原総合庁舎に乗り入れ、やわらぎの郷への乗り入れは廃止
  • 郡山小泉線の日中の運行を毎時2往復に(現行は毎時3往復)

営業所別の詳細は下記のとおり。

葛城営業所

  • 飛鳥キトラ線を新設する。
    「国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区」と「キトラ古墳壁画体験館四神の館」が2016年9月24日に開園することに伴い、最寄りの飛鳥駅からのバス路線を新設する。開園から9月30日までは無料のシャトルバスや有料の臨時バスを運行し、10月1日から定期路線として運行する。

    新設する系統 [44]飛鳥駅-キトラ
    新設する停留所 キトラ
  • 八木耳成線に橿原総合庁舎経由の系統を新設する。一方、やわらぎの郷への乗り入れを取りやめる。
    新設する系統 [73]八木駅→十市団地→橿原総合庁舎→常盤町東→八木駅
    [74]八木駅→常盤町東→橿原総合庁舎→十市団地→八木駅
    [77]八木駅-常盤町東-橿原総合庁舎
    新設する停留所 橿原総合庁舎
    廃止する系統 [65]八木駅→十市団地→やわらぎの郷→常盤町東→八木駅
    廃止する停留所 やわらぎの郷
    運行回数と運行時刻を変更する系統 [63]八木駅→十市団地→常盤町東→八木駅
    [64]八木駅→常盤町東→十市団地→八木駅
  • 壷阪山線[20]壷阪山駅-壷阪寺前系統の、冬季と早春(12月~3月)の運行本数を増やし、運行時刻を変更する。その他の期間でも運行時刻を変更する。
    期間 平日 土日祝日
    12月~2月 2往復→4往復 2往復→4往復
    3月 4往復→7往復 7往復→11往復
    毎月18日(2月、6月、7月を除く)と1月1日~3日、2月3日は11往復運行

西大和営業所・エヌシーバス郡山営業所

  • 郡山小泉線の日中の運行を、現行の毎時3往復から毎時2往復に減らす。
    アピタ停留所に大型バスが乗り入れできるようになったため、近鉄郡山駅-小泉駅東口の区間は、10時台から18時台まで全便アピタ経由の[71]系統で運行する。

    運行回数と運行時刻を変更する系統 [71]近鉄郡山駅-アピタ-小泉駅東口
    [72]近鉄郡山駅-小泉駅東口
  • [20]近鉄郡山駅-矢田寺系統の平日午前の2往復は小型車で運行する。

西大和営業所

  • 王寺シャープ線
    法隆寺前→王寺駅の区間で運行時刻を調整する。

    運行時刻を変更する系統
    (法隆寺前→王寺駅の区間)
    [62]法隆寺前→王寺駅
    [63]国道横田→法隆寺前→王寺駅
    [92]シャープ前→国道横田→法隆寺前→王寺駅

奈良営業所

  • 東山線
    JR奈良駅13:31発[122]下水間行きを[124]北野行きに変更し、折り返しの下水間14:28発[122]JR奈良駅行きを、北野14:58発[124]JR奈良駅行きに変更する。
    開校日に運行している奈良春日病院15:38発[123]JR奈良駅行きは、前記の[124]系統と同時刻となるため、運行を取りやめる。

榛原営業所

  • 天理桜井線
    桜井駅発天理駅行きの便のうち、平日午後の3便を天理大学経由の[61]系統で運行する。このほか、早朝夜間の運行を減らす。

    片道運行から往復運行に変更する系統 [61]天理駅-天理大学-粟殿口-桜井駅北口
    運行回数と運行時刻を変更する系統 [60]天理駅-川合東口-桜井駅北口
    [62]天理駅-粟殿口-桜井駅北口