「ライトアップ奈良公園めぐり」乗客数3000人突破
奈良交通が7月2日から期間限定で運行している定期観光バス「ライトアップ奈良公園めぐり」の乗客数が、9月3日、3000人を突破した。発車前には、近鉄奈良駅前の奈良ラインハウスで記念式典が行われた。
同コースは多いときには4台で運行されるほどの盛況で、運行開始から48日目で3000人突破となった。
奈良交通が7月2日から期間限定で運行している定期観光バス「ライトアップ奈良公園めぐり」の乗客数が、9月3日、3000人を突破した。発車前には、近鉄奈良駅前の奈良ラインハウスで記念式典が行われた。
同コースは多いときには4台で運行されるほどの盛況で、運行開始から48日目で3000人突破となった。
奈良交通は7月2日から9月30日まで、夜の奈良公園を巡る定期観光バス「ライトアップ奈良公園めぐり」を運行する。昨年の運行が非常に好評だったことや、昨年「古都奈良の文化財」がユネスコの定める世界遺産に登録されたことを受けて、運行日を昨年より大幅に増やす。
期間中は、東大寺大仏殿や興福寺五重塔など奈良公園周辺の建造物がライトアップされている。
「ライトアップ奈良公園めぐり」は、下車見学や車窓見学で奈良公園の幻想的な光景を楽しみ、若草山から奈良市内の夜景を眺める約2時間40分のコースで、他の定期観光コースに比べて低料金で所要時間が短いのが特徴である。
運行の詳細は下記のとおり。なお、乗車には事前の予約が必要である。
昨年は7月から9月までの金曜日と8月8日から22日(8月14日、15日を除く)の運行であったが、運行開始当初から2台で運行されるほどの盛況で、8月下旬以降は4台で運行されることもあった。運行初日の7月2日は、報道機関向けの試乗会が行われたこともあり、雨天にもかかわらず2台で運行された。
奈良交通は3月27日より、世界遺産に登録された古都奈良の文化財を巡る定期観光バス「世界遺産ぐるっとバス」を運行する。
同バスは、奈良交通では初めての乗降自由の定期観光バスで、JR・近鉄奈良駅から、奈良公園付近の各社寺、西ノ京、平城宮跡を経て、JR・近鉄奈良駅へ戻る。 運行は3月27日から11月23日までで、春季と秋季は毎日、夏季は土曜・日祝日のみの運行となる。
乗車には「世界遺産ぐるっとバスフリー乗車券」(800円)が必要である。同乗車券は「世界遺産ぐるっとバス」のほか、指定区間の路線バスにも有効である。
車両は、特別塗装を施された天窓付きの定期観光車両2台が充当されている。