「すずかけライン」運行開始
奈良交通と南海りんかんバスは、7月22日より大峯山麓の洞川温泉と高野山を結ぶ「すずかけライン」の運行を開始した。
同線は大峯山と高野山の短絡ルートとして夏季のみ運行するもので、県境付近の天狗木峠を境に奈良県側を奈良交通、和歌山県側を南海りんかんバスが担当する。今年は7月22日から8月20日まで毎日2往復運行する。
奈良交通と南海りんかんバスは、7月22日より大峯山麓の洞川温泉と高野山を結ぶ「すずかけライン」の運行を開始した。
同線は大峯山と高野山の短絡ルートとして夏季のみ運行するもので、県境付近の天狗木峠を境に奈良県側を奈良交通、和歌山県側を南海りんかんバスが担当する。今年は7月22日から8月20日まで毎日2往復運行する。
行楽シーズンを迎え奈良市中心部の交通量が増加することから、4月2日から5月28日までの日曜祝日は、奈良公園内の道路のうち、大仏前交差点と高畑交差点の間が10時から16時まで南行一方通行となる。そのため、奈良交通の路線のうち、市内循環線、奈良法隆寺線などで経路変更や運行区間短縮の措置がとられる。
奈良交通は月ヶ瀬梅林と奈良の間で運行している臨時バスの運行期間を延長した。
これは、2月以降の冷え込みが厳しいことから梅の開花が例年に比べて遅れていることによるものである。当初は2月26日から3月20日までと、3月25日、3月26日の運行予定であったが、3月31日まで毎日運行することになった。
奈良交通は梅の名所として知られる月ヶ瀬梅林と奈良の間で臨時バスを運行する。
路線は三条川崎町からJR・近鉄奈良駅を経由して月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬尾山)に至る。直通便2往復のほか、柳生~月ヶ瀬梅林と邑地中村~月ヶ瀬梅林の便が各1往復運行される。柳生・邑地中村発着便は奈良発着の定期便と接続する。
運行の詳細は下記のとおり。
今年より運行開始が2週間繰り下げられているが、開花状況により、上記日程以外でも運行することがある。
1月23日、奈良市の大安寺で笹酒まつり(光仁会)が行われたのに伴い、奈良交通は近鉄奈良駅と大安寺の間で臨時バスを運行した。
運行は奈良営業所が担当し、大型3扉車や大型2扉車などが運用についた。臨時バスの前面には特製ヘッドマークが掲出された。また、普段は見ることのできない「71大安寺」の方向幕を掲出する車両もあった。
普段より大安寺を経由する系統は頻発しているが、笹酒まつりが行われる1月23日は午前中を中心に参拝客が集中することから、毎年臨時バスが出る。
笹酒まつりで振る舞われる笹酒は、小さく切った竹に酒を注いだものでガン封じの薬効があるとされる。