「日野」に関する記事
奈良交通は2018年9月中旬から順次新車を購入している。確認できている配属状況は下記のとおり。
- 観光車
- いすゞガーラ 2RG-RU1ESDJ
奈良貸切営業所(奈良200か11-37)
京都営業所(京都200か35-92)
大阪営業所(大阪200か45-52)
- 高速車(リムジンバス)
- 日野セレガ 2RG-RU1ESDA
奈良営業所(奈良200か11-35)
- 路線車
- いすゞエルガ 2PG-LV290Q2
北大和営業所(奈良200か11-38~11-41、11-43)
西大和営業所(奈良200か11-52)
- いすゞエルガミオ 2KG-LR290J3
平城営業所(奈良200か11-53)
西大和営業所(奈良200か11-54)
榛原営業所(奈良200か11-55)
- 日野ポンチョ 2DG-HX9JLCE
平城営業所(奈良200か11-50)
奈良営業所(エヌシーバス委託)(奈良200か11-51)
情報提供:副団長様、kajisawa様、エクシブ様、菟田野町行急行様、ブルーリボンシティ様、MR44様
更新履歴:2018年9月21日掲載、9月28日、10月29日、11月11日追記 (記事見出しは追記のつど変更)、2019年10月15日追記(大阪営業所の観光車)
旅行会社のクラブツーリズムは、貸切バスツアーの最上級ブランド「ロイヤル・グランステージ」向けの車両として、「ロイヤルクルーザー四季の華『碧号』」2台を4月1日から関西地区で導入する(碧の読みはあおい)。
ロイヤルクルーザー四季の華は2007年に関東地区で導入し、2016年以降4台増車している。関西地区では初めての導入となる。
「碧号」は座席を18席(3席×6列)に抑え、全面革張りの座席や木材を多用した内装などで上質なゆとりのある空間を提供する。眺望を良くするため固定窓を採用したほか、座席の上の荷物棚は撤去した。
車種は日野セレガで、運行は同じ近鉄グループである奈良交通と奈良観光バスに1台ずつ委託する。
情報源:クラブツーリズム 企業・グループ情報サイト
奈良交通は2017年10月中旬から順次新車を購入している。確認できている配属状況は下記のとおり(形式は推定)。
- 観光車
- 日野セレガ 2RG-RU1ESDA(クラブツーリズム専用車)
奈良貸切営業所(奈良200か11-20)
- 高速車(夜行高速バスやまと号)
- 日野セレガ 2RG-RU1ESDA
奈良営業所(奈良200か10-95)
- 路線車
- いすゞエルガミオ 2KG-LR290J3
葛城営業所(奈良200か10-93)
奈良営業所(奈良200か11-08、11-09)
北大和営業所(奈良200か11-10、11-12)
- いすゞエルガ 2PG-LV290Q2
奈良営業所(奈良200か10-99~11-05)
- 日野ブルーリボンハイブリッド 2SG-HL2ASBP(市内循環向け)
奈良営業所(奈良200か11-06、11-07)
- 日野ポンチョ 2DG-HX9JLCE
葛城営業所(奈良200か11-16)
奈良営業所(エヌシーバス委託・奈良200か11-17~11-19)
平城営業所(奈良200か11-27~11-30)
奈良営業所のいすゞエルガは「平成29年度奈良県バス環境向上事業」の補助を受けて購入している(奈良200か11-05は除く)。日野ブルーリボンハイブリッドは行先表示にフルカラーLEDを搭載している。
奈良貸切営業所の日野セレガは、旅行会社クラブツーリズムが導入したツアー向けの豪華貸切バスである。
情報提供:通りすがり様、綾小路快速様、菟田野町行急行様、奈交でD様、だいこんさん様、青木貴章様、エクシブ様、バイケキス様、奈良橿原線様、903様、こまつばら様、
更新履歴:2018年1月19日掲載、2月3日追記、2月5日訂正、2月18日追記、3月13日追記、3月30日追記
奈良交通は11月下旬に夜行高速バス「やまと号」向けの新車を導入した。12月4日から五條新宿線で運行する。
車種は日野セレガで、車内は3列独立シートにプライベートカーテン、充電用コンセントや空気除菌装置などを備えている。
関連記事:
夜行高速バス「やまと号」に新車導入 (2016年12月2日)
(2016年11月には奈良新宿線に新車を導入している)
情報源:奈良交通ホームページ
1992年から八木新宮線の専用車両として運行されてきた旧型車両(日野U-HU3KLAA)が、2月27日をもって運行を終了した。
奈良交通は、ホームページで旧型車両の運行予定を公開したほか、26日の八木駅発最終運行では特製のゲレットを掲出した。
26日は八木駅11:45発新宮駅行きの便で運行した。乗客が増えることが予想されたため、発車直前は2台待機していた。
旧型車両の最後の2台、288と290が2台そろってラストランに備えていた。(2017年2月26日撮影・八木駅、以下2枚も同じ)
登場時のカラーリングが残された288がラストランを担当する。
前面にはラストランの特製ゲレットが掲げられた。
27日は新宮駅7:46発八木駅行きの便で運行した。14:30頃、定刻より少し遅れて終点八木駅に到着した。
新宮からの長旅を終えて八木駅に到着。平日の日中にもかかわらず多くのファンが出迎えた。(2017年2月27日撮影・八木駅)
八木新宮線旧型車両(日野U-HU3KLAA)のあゆみ
この車両は、八木新宮線に向けた久々の新製車両として1992年7月に登場した。貸切車両を思わせる配色と、全長は短いながらも高出力エンジンを搭載する仕様は独特のものであった。
十津川温泉で休む八木駅行き特急バス。撮影当時は八木駅-新宮駅2往復と、八木駅-湯の峰温泉2往復の運行だった。(1996年3月撮影)
当初は9台導入されたが、運行本数が減少したため他の路線に転じる車両もあった。事故のため1台が廃車されたのち、2013年以降は残る8台すべてが八木新宮線の運行についていた。
2011年9月に発生した紀伊半島大水害では、しばらくの間部分運休を余儀なくされたが、復旧後は地域の復興を応援するシンボルとして活躍した。
2011年の紀伊半島大水害は、八木新宮線の沿線に甚大な被害をもたらした。バスは復興への応援メッセージを掲げて運行された。(2011年12月23日撮影・八木駅)
2013年には、八木新宮線の開通50周年を記念して、6台を対象に沿線の観光地の写真がラッピングされた。
開通50周年を記念して車両がラッピングされた。扉が1つだけで側面が平らなのでラッピングの写真は美しく見えるが、1扉ツーステップの仕様は時代の要請に応えられなくなりつつあった。(2013年11月11日撮影・上野地)
2015年にバリアフリー対応の新型車両が導入され、翌年から旧型車両の廃車が始まった。2016年1月に3台、同11月に3台が廃車され、最後まで残った2台がこのほどラストランを迎えた。
関連記事:
きんてつ鉄道まつりに出展 (2016年10月30日)
(八木新宮線旧型車両が展示され、2017年2月で運行が終了することが掲示された。)
八木新宮線開通50周年 (2013年3月3日)
(八木新宮線のあゆみを掲載)
写真撮影:829(撮影日、撮影場所は別掲)