八木新宮線新車デビュー
奈良交通は11月2日から八木新宮線で新型車両の運行を始めた。
新型車両は八木駅13時45分発の便に充てられ、八木駅バスのりばには関係者のほかバスファンが多数集まった。乗客にはクリアフォルダのほか、八木新宮線を紹介したDVDなどの記念品が配布された。
奈良交通は11月2日から八木新宮線で新型車両の運行を始めた。
新型車両は八木駅13時45分発の便に充てられ、八木駅バスのりばには関係者のほかバスファンが多数集まった。乗客にはクリアフォルダのほか、八木新宮線を紹介したDVDなどの記念品が配布された。
10月31日と11月1日の両日、近鉄五位堂検修車庫(奈良県香芝市)と高安車庫(大阪府八尾市)で「きんてつ鉄道まつり2015」が開催された。
五位堂検修車庫の会場では、奈良交通が11月2日から八木新宮線で運行する予定の新型車両を出展した。車両の展示に合わせて、チラシやクリアフォルダを配布したほか、部品や各種グッズの販売も行った。
「きんてつ鉄道まつり」には、奈良交通が毎年車両展示やグッズの販売などで出展している。
奈良交通はこのほど新車を購入した。夜行高速車と空港リムジンバスを各1台導入したほか、大台ヶ原線向けに特急塗装の1扉の路線車を2台導入した。
また、八木新宮線向けにノンステップバスを3台導入した。車種はモデルチェンジ後の日野ブルーリボンである。
確認できている配属状況は下記のとおり。(一部の車両の車台型式は推定)
奈良交通は八木新宮線に新車を導入する。八木駅発は11月2日から、新宮駅発は11月3日から運行する。
両方向あわせて6便のうち、八木駅13時45分発新宮駅行きと、新宮駅5時53分発八木駅行きを新車で運行する。ただし、運用の都合で現行の車両で運行する場合がある。
八木新宮線に新車を導入するのは1992年7月以来で、23年ぶりとなる。現行のツーステップ1扉の車両に代えて、バリアフリーを考慮したノンステップ2扉の車両を導入する。
奈良交通の八木新宮線は、災害による道路規制のため折り返し運転を行っていたが、9月18日から通常運転を再開した。
7月19日未明、十津川村桑畑の国道168号線で大規模な斜面崩壊と落石があり、通行不能となった。八木新宮線は、同日から八木駅-ホテル昴間、新宮駅-道の駅奥熊野間(のちに七色まで運行)で折り返し運転を行っていた。