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奈良交通の私設ファンクラブ「nako-club」がつくるページです

「車両」に関する記事

大阪府適合車ステッカーを貼付

奈良交通は8月中旬から、一部車両の前面右側に大阪府が交付する車種規制適合車ステッカーを順次貼付している。

適合車ステッカーは大阪府が2009年1月から実施する流入車規制の基準に適合する車両(バス、トラック等)に交付されるもので、2009年1月以降、非適合車または適合車ステッカーのない車両で大阪府内(一部町村を除く)に発着する運行はできなくなる。

府の基準に適合する車両は自動車NOx・PM法の排ガス基準を満たす車両で、奈良交通の車両では、概ね2000年夏以降に製造された車両が該当する。

適合車ステッカー貼付例

適合車ステッカー貼付例(左側の水色のステッカー)。前面向かって左側に貼ることが義務付けられている。 社章右側のステッカーは「グリーン経営認証」ステッカー。奈良営業所・奈良貸切営業所の車両に貼られている。

 

路線車に中古車導入

奈良交通はこのほど老朽化した路線車の代替として中古車を導入した。

今回導入した車両は近鉄バスで使用されていたもので、6月頃から順次奈良交通の整備工場に入場していた。大型車と中型車をあわせて十数台導入する見通しで、今後、整備が終了した車両から順次配属する。

現在確認できている配属状況は下記のとおり(車台型式は推定、末尾の数字は登録番号(奈良200か))。

  • 日野U-HT2MLAA 奈良営業所(・530)
  • 日野U-HT2MPAA 奈良営業所(・531)

生駒市「たけまる号」でBDF走行実験

生駒市は6月26日からコミュニティバス「たけまる号」で、BDF(バイオディーゼル燃料)を用いた走行実験を行っている。

BDFは廃食用油を精製した燃料で、循環型エネルギーとして注目されている。生駒市では竜田川の浄化を目的に廃食用油を収集していたが、収集量が少なく、石けんに加工して配布するにとどまっていた。しかし、近年の環境意識の高まりを受け、廃食用油をBDFに精製して活用すべく検討を重ねてきた。このほど奈良交通の研修車を用いた走行実験に成功したことから、「たけまる号」で継続的に実験を行うこととなった。

新車情報

奈良交通はこのほど新車を購入した。現在確認できている配属状況は下記のとおり(車台型式は推定、末尾の数字は登録番号(特記以外は「奈良200か」))。

  • 路線車
    日野PKG-KV234Q2(ブルーリボンⅡ) 奈良営業所(・502)、北大和営業所(・503)
    日野PDG-KR234J2(レインボーⅡ) 奈良営業所(・504、・505)
    いすゞPKG-LV234Q2(エルガ) 平城営業所(・507、・508)
    いすゞPDG-LR234J2(エルガミオ) 京都営業所(京都200か17-65)
    日野BDG-HX6JLAE(ポンチョ) 平城営業所(・509~・513)、奈良営業所(・514、・515)

ブルーリボンⅡとエルガはワンステップの大型路線車である。奈良交通が大型路線車を新車で購入するのは、2004年9月以来約3年半ぶりのこととなる。レインボーⅡとエルガミオは大型9m車・中型車の置き換えとして、ポンチョは小型車の置き換えとして購入した。今後車両配置を見直し、経年車を順次置き換える。

「バンビーナ」を代替車両で運行

奈良交通は奈良市内循環線で運行しているレトロ調バス「バンビーナ」を、12月10日から28日まで代替車両で運行している。

「バンビーナ」は2007年3月から運行を始めた。これまでもしばしば修理等で数日間代替車両で運行したことがあったが、3週間に及ぶ代替は初めてのこととなる。