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「車両」に関する記事

奈良市姉妹都市ペイントバス続報(その2)

奈良交通の奈良市姉妹都市ペイントバスのうち3台が一般塗装に変更されたことは既報のとおりであるが、このほど、さらに1台が一般塗装に変更された。確認されたのは「奈良22き・244」で、同車には奈良市の姉妹都市である中国・西安市のイメージ画が描かれていた。

奈良市姉妹都市ペイントバス続報

奈良交通の奈良市姉妹都市ペイントバスのうち1台が一般塗装に変更されたことは既報のとおりであるが、このほど、さらに2台が一般塗装に変更された。確認されたのは「奈良22き・245」と「・247」で、それぞれ姉妹都市である韓国・慶州市(245)と、フランス・ベルサイユ市(247)のイメージ画が描かれていた。

奈良市姉妹都市ペイントバスのうち、1994年10月に登場したシリーズは5台あったが、近年褪色が進んでいた。5台中既に3台が一般塗装に変更されたことから、残る2台も変更される可能性が高い。

日野RC情報

数年前から廃車が心配されている奈良交通の1979年式日野RCであるが、新製から20年経った現在も天理営業所管内を中心に活躍している。

天理営業所にはRC321Pが9台所属しており、奈良天理線などで運行されている。他にも、奈良、天理、西大和、榛原、葛城の各営業所に、RC321PとRC301Pの両型式合わせて11台が残存しているとみられる。

同型式車は昭和54年排出ガス規制の施行に先立ち大量に購入された。エアサスペンションやハイバックシートに加え、新製当初よりサブエンジン式クーラーを装備するなど、サービス水準の高い車両であるため、20年にわたる活躍が可能となっている。

1978年式RCが98年までに廃車されたことから、1979年式RCの廃車も時間の問題となっている。

リフトバスが奈良市姉妹都市ペイントバスに

市内循環線で運行されているリフトバスが、このほど奈良市姉妹都市PR塗装に変更された。

2台あるリフトバスのうち「奈良22き・496」は、奈良市の姉妹都市であるスペイン・トレド市のイメージ画が車体側面と後面に描かれている。また「497」は、同じく姉妹都市であるフランス・ベルサイユ市のイメージ画が描かれている。

奈良市の姉妹都市ペイントバスはこれまでに2作出ており今回は3作目となるが、従来のものに比べて原色を基調にした派手な塗装になっている。リフトバスは朝から夜まで市内循環線で固定運用についているため、市内中心部での訴求効果は大きいと思われる。

また、初代のペイントバス5台のうち1台が一般塗装に変更されていることがわかった。確認されたのは「奈良22き・246」で、同じく姉妹都市であるオーストラリア・キャンベラ市のイメージ画が描かれていた。初代のペイントバスは1994年10月に登場したが、近年褪色が進んでいる。

世界遺産ぐるっとバス、27日より運行

奈良交通は3月27日より、世界遺産に登録された古都奈良の文化財を巡る定期観光バス「世界遺産ぐるっとバス」を運行する。

同バスは、奈良交通では初めての乗降自由の定期観光バスで、JR・近鉄奈良駅から、奈良公園付近の各社寺、西ノ京、平城宮跡を経て、JR・近鉄奈良駅へ戻る。 運行は3月27日から11月23日までで、春季と秋季は毎日、夏季は土曜・日祝日のみの運行となる。

乗車には「世界遺産ぐるっとバスフリー乗車券」(800円)が必要である。同乗車券は「世界遺産ぐるっとバス」のほか、指定区間の路線バスにも有効である。

車両は、特別塗装を施された天窓付きの定期観光車両2台が充当されている。