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奈良市は「オムニバスタウン計画」の一環として、公共車両優先システムの運用を4月11日より開始した。
公共車両優先システムとは、主要交差点においてバスの接近に応じて信号を調整するもので、バスの円滑な運行に効果がある。
対象路線は市内循環線、恋の窪線などで、高天、大森町など6か所の交差点の信号を同システムに対応させたほか、対象路線を走るバスに車載機を取り付けた。
奈良市の「オムニバスタウン計画」では、これまでにノンステップバスの増車とバスロケーションシステムの拡充が行われている。
情報源:朝日新聞奈良地方面(2001年4月11日)
奈良交通はハイキングとバスツアーを組み合わせた「奈交バスハイク」を3月15日より催行する。
「山と高原」、「歴史街道」、「熊野古道」のテーマ別に月替わりでコースを設定し、6月まで毎月2回ずつ催行する。 コースはいずれも日帰りで、一般向けで5~10km、健脚向けで10km以上の行程を組んでいる。 参加者にはメンバーズカードを配布し、ポイントに応じてバスハイク割引券を進呈する。
参加は予約制で、事前に奈良交通観光社で申し込む必要がある。
奈良市はオムニバスタウン計画の一環として2月24日、25日の両日、バスの試乗会を行った。
試乗はJR奈良駅を起点にした周回コース2コースで行われ、事前に申し込んだ市民らが試乗した。 車両は2階建て夜行高速バス、ノンステップバスのほか、濃飛乗合自動車より借り受けたボンネットバスを使用した。
試乗の合間にはJR奈良駅西口でこれらの車両の展示が行われ、一般に開放された。
奈良交通は昨年12月16日、大阪支社を大阪市城東区関目から東大阪市布市に移転した。
これにより所属車両の登録変更が行われた模様であるが、詳細は確認できていない。
奈良市は昨年12月にオムニバスタウンに指定されたことをうけて、2月23日から25日までさまざまな行事を行う。
オムニバスタウン・なら 推進シンポジウム
- 日時:2月23日(金)13時30分~16時10分(終了時刻は予定)
- 場所:ならまちセンター(奈良市東寺林町)
- 内容:(以下敬称略)
- 記念講演:「万葉びとと出逢う街・なら・・・オムニバスがやってくる!」 上野誠(奈良大学文学部助教授)
- コント:「あるバス停でのできごと」 奈良交通お笑い演芸同好会
- パネルディスカッション:「より便利に、より快適に、そしてクリーンに バスからはじまる暮らしの1ページ」
コーディネーター:坪内美樹(トーキングプランナー)
パネリスト:上野誠、守屋弘斎(東大寺長老)、鈴木文彦(交通ジャーナリスト)、國友正道(奈良交通社長)
- 当日はボンネットバスの展示も行う
ボンネットバス・高速バスに乗りませんか
- 日時:2月24日(土)・25日(日)
- 発車時刻:両日とも、1回目・10時30分、2回目・13時30分
- 運行内容:
東回りコース:(ボンネットバスなどを使用)
JR奈良駅西口~大仏殿・春日大社前~元興寺~JR奈良駅西口(所要30分)
西回りコース:(高速バス・ノンステップバスを使用)
JR奈良駅西口~薬師寺~朱雀門~JR奈良駅西口(所要45分)
(いずれも途中下車は不可)
当日は10時から15時まで、JR奈良駅西口駅前広場でバスの展示も行う
当日使用されるボンネットバスは、奈良交通で保存されている車両ではない模様である。
いずれも参加には事前申し込みが必要である。
更新履歴:2001年2月4日掲載、2月25日申込要領を削除