広陵町は、7月1日にコミュニティバスの路線を再編した。主な変更点は下記のとおり。
- 中央幹線は国保中央病院への乗り入れを取りやめ、的場(大和広陵高校西口)までの運行とする。朝夕の一部の便は百済地区に乗り入れる。
- 北部支線・南部支線は休止し、予約型乗合バス(オンデマンドバス、デマンドバス)に切り替える。
情報源:広陵町ホームページ
奈良交通は7月から8月にかけて各地で臨時バスを運行する。
馬見丘陵公園
「第9回馬見ひまわりウィーク」の開催に伴い、[33]五位堂駅-馬見丘陵公園系統を増便する。
- 実施日:7月29日、30日の日中(9時台~16時台)
奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス
8月5日から27日までの特定の日に、若草山へ「奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス」を運行する。
運行日と発車時刻は下記のとおり。一般路線バスで運行するめ、混雑時は立席になることがある。
- 運行日・発車時刻:
8月5日~14日 JR奈良駅発17:55、近鉄奈良駅発18:00
8月19日・20日・26日・27日 JR奈良駅発17:45、近鉄奈良駅発17:50
- 行程:若草山山頂で60分滞在、約2時間で帰着予定
- 運賃:大人600円 小児300円(各種フリー乗車券は利用できない)
- 荒天時は運休することがある
お茶の京都木津川古寺巡礼バス
木津川市の古寺めぐりに便利な「お茶の京都木津川古寺巡礼バス」を、7月8日~10月1日の特定日に運行する。
(詳細)お茶の京都木津川古寺巡礼バス 夏季も運行
情報源:奈良交通ホームページ、奈良市観光協会サイト
奈良交通は、「お茶の京都木津川古寺巡礼バス」を夏季(7月8日~10月1日の特定日)にも運行する。
当初は、春季(4月29日~7月2日の土日祝日)と秋季(10月7日~11月26日の土日祝日)に運行する予定であった。
運行の内容は下記のとおり。夏季と秋季では、運行回数・運行時刻が異なる。
- 運行区間:(下記停留所以外は停車しない)
- JR奈良駅西口-近鉄奈良駅-浄瑠璃寺-岩船寺-浄瑠璃寺-加茂駅(西口)-岡崎
- JR奈良駅西口-近鉄奈良駅-浄瑠璃寺-岩船寺
- 運行日(2023年7月8日以降):
- 夏季 7月8日~10月1日の土日祝日、8月14日、8月15日
- 秋季 10月7日~11月26日の土日祝日
- 夏季の発車時刻:
JR奈良駅西口発 8:34*、10:04、13:04*、15:04*、16:34*
(*印は岩船寺まで)
岡崎発 11:47
岩船寺発 9:12、12:12、13:42、15:42、17:12
- 秋季の発車時刻:
JR奈良駅西口発 8:34、9:34*、11:04、12:04*、14:04、15:34*
(*印は岩船寺まで)
岡崎発 10:47、13:47、16:47
岩船寺発 10:12、11:12、12:42、14:12、16:12、17:12
- 主な区間の運賃(大人):
JR・近鉄奈良駅-岡崎 800円
JR・近鉄奈良駅-岩船寺 790円
JR・近鉄奈良駅-浄瑠璃寺 580円
加茂駅-岡崎 190円
加茂駅-岩船寺 500円
加茂駅-浄瑠璃寺 400円
一日乗車券「古寺巡礼パス」 1,200円
情報源:奈良交通ホームページ
奈良交通は創立80年を記念して、奈良と新宮を結ぶバスを運行する。
現在、大和八木駅と新宮駅を結ぶ八木新宮線は、当初は奈良大仏前(現在の東大寺大仏殿・国立博物館)を発着していた。
今年は会社の創立80周年に加え、特急バス運行開始60周年の節目であることから、夏季に2回、計4日間、「大仏新宮線」として奈良と新宮を結ぶバスの復刻運行を実施する。
乗車は完全予約制で、6月23日9:00から奈良交通の創立80周年記念特設ホームページで予約を受け付ける。1便あたりの定員は36名。
「大仏新宮線」運行の概要は下記のとおり。
- 奈良→新宮
- 運行日:2023年7月8日(土)、8月26日(土)
- 運行時刻:東大寺大仏殿・国立博物館発8:30→新宮駅着16:36
(途中、近鉄奈良駅、JR奈良駅、大和八木駅で乗車可)
- 新宮→奈良
- 運行日:2023年7月9日(日)、8月27日(日)
- 運行時刻:新宮駅発9:00→東大寺大仏殿・国立博物館着17:06
(途中、大和八木駅、JR奈良駅、近鉄奈良駅で降車可)
- 両方向とも途中、大和八木駅、五條バスセンター、上野地、十津川温泉で休憩する。
- 運賃:大人片道8,000円、小児片道4,000円(完全予約制)
- 運行キロ:187.2km
- 車両:日野QDG-KV234L3(大台ヶ原線、八木新宮線で使用している前扉1扉車)
実際の運行では、車両の行先表示を当時の書体に似せたほか、当時の愛称を記したヘッドマークを掲出した。
新宮に向けて出発する「大仏新宮線」復刻バス(8月26日の出発のようす)
情報源:奈良交通ホームページ(創立80周年記念特設ホームページ)、奈良交通「会社創立80周年+運行開始60周年 復刻!「大仏新宮線」の特別運行について」(2023年6月21日・PDFファイル)、日本経済新聞電子版「「日本一長い路線バス」当初の路線を復刻 奈良交通」(2023年6月21日)
写真撮影:829(2023年8月26日撮影、東大寺大仏殿・国立博物館)
更新履歴:2023年6月22日掲載、8月26日写真掲載
台風2号の接近により梅雨前線が活発化した影響で、6月2日は県内各地で大雨を観測した。
道路の雨量規制や土砂崩れ、落石があったため、奈良交通のバス路線は各地で運休するなどの影響があった。
特に、八木新宮線は和歌山県内(田辺市本宮町大居口付近)での通行止めが長期化し、およそ3週間にわたって一部の区間を運休した。運行について確認できた情報は下記のとおり。
6月12日まで
(大居口以外の箇所の規制解除後)
- 大塔支所-本宮大社前の区間を運休
通常の系統は、大和八木駅-大塔支所、本宮大社前-新宮駅で折り返し運行
土日祝日の「やまかぜ」は、大和八木駅-星のくに、本宮大社前-新宮駅で折り返し運行
運行の都合上、奈良県内の規制解除後も大塔支所までの折り返し運行を継続していた。五條市と十津川村のバスによる往来は、平日に運行する広域通院ラインのみとなっていた。
6月13日~16日
- 大塔支所-本宮大社前の区間を運休
大和八木駅-大塔支所、本宮大社前-新宮駅で折り返し運行
ただし、新宮駅発5:53(十津川温泉発8:01)、大和八木駅発13:38の便は、大和八木駅-十津川温泉、本宮大社前-新宮駅で折り返し運行
6月17日~21日
十津川温泉-本宮大社前の区間を運休。運行の都合上、車両の乗り換えまたは十津川村営バスへの乗り換えが生じる便がある。
- 大和八木駅発9:15の便
大和八木駅→大塔支所まで運行。大塔支所→十津川温泉は村営の送迎バスを運行。
本宮大社前→新宮駅も運行。
- 大和八木駅発11:38の便(土日祝日は「やまかぜ」)
大和八木駅→十津川温泉まで運行。ただし平日は大塔支所で、土日祝日は星のくにで乗り換え。
本宮大社前→新宮駅も運行。
- 大和八木駅発13:38の便
大和八木駅→十津川温泉、本宮大社前→新宮駅で折り返し運行
- 新宮駅発5:53の便
新宮駅→本宮大社前、十津川温泉→大和八木駅で折り返し運行
- 新宮駅発7:46の便
新宮駅→本宮大社前まで運行。
十津川温泉→大塔支所は村営の送迎バスを運行。大塔支所→大和八木駅まで運行。
- 新宮駅発9:59の便(土日祝日は「やまかぜ」新宮駅発10:18)
新宮駅→本宮大社前まで運行。
十津川温泉→大和八木駅まで運行。ただし平日は大塔支所で、土日祝日は星のくにで乗り換え。
6月22日~7月4日
大型車両が通行できる迂回路が整備され、6月21日11時から通行できるようになった。これに伴い6月22日から全線で運行を再開する。
熊野萩-下向橋を迂回運行するため、三里橋、竹の本、道の駅奥熊野、平岩口、大居口には停車しない。また、迂回のため遅延が見込まれる。
7月4日17時から片側交互通行により通行可能となるため、7月5日から通常の経路で運行する(大日越登り口-湯の峰温泉の迂回運行は継続)。
情報源:奈良交通ホームページ、十津川村ホームページ、奈良県ホームページ(報道資料)、熊野本宮観光協会サイト
情報提供:たかばたけ様
更新履歴:2023年6月19日、6月21日追記(6月22日からの迂回運行・全線運行再開について)、7月4日追記(迂回運行の終了について)