「臨時バス」に関する記事
8月6日から15日まで奈良公園一帯で「なら燈花会」が催されるため、奈良交通はJR・近鉄奈良駅と奈良公園を結ぶ臨時バスを運行する。
「なら燈花会」は夏の奈良観光の目玉として昨年より催されているもので、夜の闇に浮かぶろうそくの灯りが幻想的な雰囲気をつくりだす。夕方以降は奈良公園方面へのバス便が減ることから、奈良交通はJR・近鉄奈良駅と高畑町の間を増便して対応する。臨時バスは18時から22時まで随時運行する。
当初は8月6日から15日まで毎日運行する予定であったが、9日に予定を変更し、9日と10日の運行を取りやめた。
更新履歴:2000年8月6日掲載、8月10日追記
奈良交通と南海りんかんバスは、7月22日より大峯山麓の洞川温泉と高野山を結ぶ「すずかけライン」の運行を開始した。
同線は大峯山と高野山の短絡ルートとして夏季のみ運行するもので、県境付近の天狗木峠を境に奈良県側を奈良交通、和歌山県側を南海りんかんバスが担当する。今年は7月22日から8月20日まで毎日2往復運行する。
行楽シーズンを迎え奈良市中心部の交通量が増加することから、4月2日から5月28日までの日曜祝日は、奈良公園内の道路のうち、大仏前交差点と高畑交差点の間が10時から16時まで南行一方通行となる。そのため、奈良交通の路線のうち、市内循環線、奈良法隆寺線などで経路変更や運行区間短縮の措置がとられる。
市内循環線
- 市内循環、中循環とも、外回りは平常運行。
- 内回りは10時から16時の間、破石町-県庁前を中清水町、奈良ホテル経由で運行。
- このほか、JR奈良駅-近鉄奈良駅-大仏殿春日大社前-中清水町-近鉄奈良駅-JR奈良駅の臨時バスを随時運行。
奈良法隆寺線、六条山線
- 春日大社本殿発着系統のうち、10時以降に県庁東交差点を通過する便を、県庁前発着に変更。
奈良王寺線、阪奈道路線ほか
- 高畑町発着系統のうち、10時から17時15分に県庁東交差点を通過する便を、高畑町行きは大仏殿春日大社前行きに、高畑町発は県庁前発に変更。
山村線、東山線ほか
- 山村町、下水間方面行きは平常運行。
- 近鉄・JR奈良駅方面行きは、破石町-県庁前を中清水町、奈良ホテル経由で運行。
奈良交通は月ヶ瀬梅林と奈良の間で運行している臨時バスの運行期間を延長した。
これは、2月以降の冷え込みが厳しいことから梅の開花が例年に比べて遅れていることによるものである。当初は2月26日から3月20日までと、3月25日、3月26日の運行予定であったが、3月31日まで毎日運行することになった。
奈良交通は梅の名所として知られる月ヶ瀬梅林と奈良の間で臨時バスを運行する。
路線は三条川崎町からJR・近鉄奈良駅を経由して月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬尾山)に至る。直通便2往復のほか、柳生~月ヶ瀬梅林と邑地中村~月ヶ瀬梅林の便が各1往復運行される。柳生・邑地中村発着便は奈良発着の定期便と接続する。
運行の詳細は下記のとおり。
- 運行日 2月26日から3月20日までと、3月25日、3月26日
- 発車時刻
JR奈良駅発 9:30 10:10 10:31(邑地中村のりかえ) 12:46(柳生のりかえ)
近鉄奈良駅発 9:33 10:13 10:34(邑地中村のりかえ) 12:49(柳生のりかえ)
月ヶ瀬梅林発 11:00(邑地中村のりかえ) 13:00(柳生のりかえ) 14:20 15:30
- 所要時間 約1時間30分
- 運賃 大人1,400円(奈良~月ヶ瀬梅林)
今年より運行開始が2週間繰り下げられているが、開花状況により、上記日程以外でも運行することがある。