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「榛原営業所」に関する記事

グリーン経営認証を取得

奈良交通は4月20日、平城、北大和、西大和、榛原、葛城、大阪、京都の各営業所で新たにグリーン経営認証を取得した。奈良、奈良貸切両営業所で2008年1月に取得したのに続くものである。

グリーン経営認証は交通エコロジー・モビリティ財団が認証するもので、運輸業界において環境負荷を低減する取り組みを行う事業所が認証の対象となる。一度認証を受けると2年ごとに更新が必要であるほか、認証・更新の1年後に定期審査を受ける必要がある。

奈良交通はこのほか、同財団により認証される「エコ通勤優良事業所認証」を本社で取得している(2010年3月31日付)。

3月20日ダイヤ変更

奈良交通とエヌシーバスは3月20日に各線でダイヤを変更する。同日に行われる近鉄のダイヤ変更にあわせて時刻を調整するほか、宇陀市などで停留所の名称を変更する。詳細は下記のとおり。

  • 高樋線の下記系統を廃止する。
    廃止 [35]JR奈良駅-奈良東病院
  • 加茂線のうち浄瑠璃寺を経由する系統の運行を見直し、JR奈良駅と浄瑠璃寺前の間の運行とする。
    廃止 [111]JR奈良駅-浄瑠璃寺前-加茂駅
    新設 [112]JR奈良駅-浄瑠璃寺前
  • 飛鳥線の下記系統を廃止する。
    廃止 [36]桜井駅南口-飛鳥資料館
  • 押熊線の「奈良工業高校」停留所を「秋篠西」に改称する。
  • 生駒台循環線ほかの「ジャスコ生駒店前」停留所を「谷田町」に改称する。
  • 榛原大又線の「小川小学校」停留所を「東吉野小学校」に改称する。
  • 榛原杉谷線の「高見小学校」停留所を「木津上垣内(こつかみがいと)」に改称する。
  • 古市場線の「菟田野町」停留所を「菟田野」に、「菟田野町役場前」を「松井西」に、「農業試験場分場前」を「母里南(もりみなみ)」にそれぞれ改称する。
  • 都祁榛原線の「榛原総合体育館」停留所を「宇陀市総合体育館」に改称する。
  • JR奈良駅ののりばのうち、2番のりば(山村町方面)と3番のりば(天理駅方面)の発着系統を入れ替える。

その他各線で時刻や運行回数を変更する。

10月1日ダイヤ変更

奈良交通は10月1日に各路線で運行ダイヤを変更し、南和地区などで路線を休止する。休廃止区間では、一部を除き自治体によって代替交通機関が確保される。

  • 天理上野線を休止する。同じ区間の三重交通の路線は引き続き運行される。
    休止 特急[16]天理駅-上野市
  • 榛原大野線を休止する
    休止 [51]榛原駅-室生口大野駅
  • 榛原ネオポリス線の天満台東三丁目-山辺東を休止する。
    休止 [22]榛原駅-天満台東三丁目-山辺東
  • 東吉野新子線の下記系統を廃止し、榛原新子線と東吉野村内線を新設する。
    廃止 新子→杉谷(東吉野新子線)
    (新子-高見平野-杉谷系統は引き続き運行)
    新設 [73]榛原駅-鷲家-千代橋-新子(榛原新子線)
    新設 大又-鷲家-杉谷(東吉野村内線)
    新設 大又→鷲家→新子(東吉野村内線)
    新設 大又→麦谷→高見平野→杉谷(東吉野村内線)
  • 五條野迫川線を休止する。
    休止 [5]五條バスセンター-野川上村
  • 奥谷線の県立五条病院前-大堀口と平沼田線の金剛寺-野原東口を休止し、両線を統合する。
    休止 [23]五條バスセンター-一の木橋-奥谷(奥谷線)
    休止 [30]五條バスセンター-金剛寺-谷の宮(平沼田線)
    新設 [34]五條バスセンター-谷の宮-奥谷(平沼田線)
  • 五條富貴線の五條町-阪合部局前を休止し、県立五條病院経由とする。
    休止 [36]五條バスセンター-二見駅-東富貴
    新設 [35]五條バスセンター-黒駒-東富貴
  • 十津川線の下記系統を廃止または休止する。
    休止 [2]五條バスセンター-湯の峰温泉
    廃止 [3]五條バスセンター-上野地
    休止 [14]上野地→十津川温泉→湯の峰温泉
    休止 [15]本宮大社前→十津川温泉→上野地
  • 高田五條線の下記系統を廃止する
    廃止 [162]五條バスセンター→かもきみの湯→忍海
  • 南大和ネオポリス線で下記系統を新設する
    新設 五條駅北口→五條高校
  • 南大和ニュータウン線を休止し、八木下市線の一部の便を南大和ニュータウン経由で運行する。
    休止 [29]下市口駅-南大和三丁目
    新設 [222]八木駅-南大和三丁目-下市口駅-岩森
  • 下市城戸線で系統を変更する。
    休止 [21]下市口駅-寺内-十日市
    新設 [22]下市口駅-寺内-平原
  • 黒滝線の才谷以南を休止し、才谷-岩森の区間を才谷線とする。
    休止 岩森→才谷→赤滝
    休止 寺戸→才谷→岩森
    休止 中戸-黒滝案内センター
    休止 赤滝-中戸-黒滝案内センター
    新設 才谷-岩森
  • 熊野線の小井隧道口以南を廃止し、下桑原-小井隧道口-大小井-池原を休止する。
    廃止 新宮駅-河合
    廃止 新宮駅-池原
    休止 小井隧道口-大小井-池原
    休止 上桑原-大小井-上池原
    休止 池原-池峯-小井隧道口
    休止 湯盛温泉杉の湯-上桑原
    新設 湯盛温泉杉の湯-下桑原
  • 杉の湯柏木線を休止する
    休止 湯盛温泉杉の湯-柏木
  • 入之波線を休止する
    休止 湯盛温泉杉の湯-入之波温泉
  • 奥宇陀線の上田口弁天-高石を栂阪トンネルに載せ替え、辰尾橋を経由しない経路で運行する。
  • 十津川線、野原循環線、五條日裏線、五條西吉野線、下市城戸線の運行回数を削減するほか、五條西阿田線の土曜日の運行を取りやめ、平日のみの運行とする。
  • このほか、下記の路線で運行回数の変更や時刻の変更を行う。
    (運行回数の変更)
    天理桜井線、天理都祁線、奥宇陀線、室生線、毛原線、古市場線、榛原東吉野線、榛原ネオポリス線、高田五條線、高田新家線、葛城登山線、智辯スクール線
    (時刻の変更)
    山村線、南大和ネオポリス線、八木五條線、奈良文化女子短期大学線、高田ダイヤモンドシティ線

新車情報

奈良交通はこのほど新車を購入した。現在確認できている配属状況は以下のとおり (車台型式は推定、末尾の数字は登録番号(奈良200か))。

  • 路線車
    日野ADG-RU1ESAA(セレガ・リムジンバス) 奈良営業所(・416)
    日野ADG-HX6JLAE(ポンチョ) 榛原営業所(・419、・420)
    日野ADG-HX6JLAE(ポンチョ) 奈良営業所(・421~・428)

リムジンバスは3月下旬から関西空港線で営業運転についている。 日野ポンチョは2006年にモデルチェンジしたノンステップバスで、小型車ながら大型登録となっている。

[参考] 車両データベース

「CI-CA」全路線に拡大

奈良交通とエヌシーバスは2月1日にICカード乗車券「CI-CA(シーカ)」の導入路線を拡大し、全路線への導入を完了する。これを記念して、1月24日から1万枚限定の記念カードを発売する。

導入路線

葛城・榛原・吉野・十津川・南紀営業所及びエヌシーバス葛城営業所が運行する路線
(奈良交通・エヌシーバスの全路線で利用可能となるが、夜行高速バス、リムジンバス及び一部のコミュニティーバスでは利用できない)

ICカード乗車券のあゆみ

2004年3月22日 ICカード乗車券の導入を発表
2004年6月14日 ICカード乗車券の愛称を公募
2004年9月 ICカード乗車券の愛称を「CI-CA(シーカ)」に決定
2004年11月1日 奈良市内3路線でモニター運用開始。12月3日まで
2004年12月15日 北和(生駒・学園前・平城)地区で導入。当初はプリペイド機能のみで運用
2005年3月25日 定期券機能運用開始。発売は16日から
2005年9月16日 北和(奈良・天理・郡山)・西和・京都地区で導入
2006年2月1日 中南和・南紀地区で導入。全路線へ導入完了