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奈良交通の私設ファンクラブ「nako-club」がつくるページです

けいはんな線沿線路線再編に伴う運賃等の取り扱い

奈良交通は3月27日に実施する近鉄けいはんな線沿線のバス路線再編成に伴い、運賃や定期券に関する取り扱いを下記のように定めた。

  • 運賃引き下げ
    白庭台住宅線、生駒ニュータウン線、ひかりが丘住宅線、さつき台住宅線、帝塚山大学線の各停留所から生駒駅までの運賃を10円~50円引き下げ、東生駒駅までと同額とする。
  • 運賃支払方法の変更
    祝園駅発着路線の運賃支払方法を整理券方式による後払いに変更する。変更前は祝園駅から乗車する場合は後払い、住宅地から乗車する場合は先払いの方法をとっていた。
  • 定期券の取り扱い
    系統再編により直通系統が廃止される区間、または運行本数が大幅に減少する区間について、手数料なしで日割り計算による払い戻しに応じる。 また、経由地が変更される区間については、手数料なしで区間の変更手続きを行う。
    なお、これらの措置は奈良交通が指定した区間に限られる。

近鉄けいはんな線開業に伴う路線再編

奈良交通は3月10日に「けいはんな線開業に伴うバス路線再編成のお知らせ」として、北大和・平城両営業所管内の路線再編成の概要を発表した。 3月27日に実施する。近鉄けいはんな線の生駒-学研奈良登美ヶ丘間が開業するのに伴い、新駅に路線を乗り入れるほか路線を大幅に変更する。

概要は下記のとおり。(系統の変更は「けいはんな線開業に伴う路線再編 系統新旧対比表」を参照)。

路線の変更

  • 生駒イトーピア線(学園前駅-鹿ノ台北二丁目)を学研奈良登美ヶ丘駅に乗り入れる。 ただし朝は駅前広場には乗り入れず、市道沿いの「学研奈良登美ヶ丘駅(南)」での乗降扱いとする。
  • 学園高山線(学園前駅-高山サイエンスタウン)を登美ヶ丘三丁目・国道鹿畑経由から大渕橋・学研北生駒駅経由に変更する。
  • 学園前光台線(学園前駅-けいはんなプラザなど)を廃止し、祝園駅-学研都市精華台-学研奈良登美ヶ丘駅、祝園駅-私のしごと館-学研奈良登美ヶ丘駅の運行とする。また、経路を東登美ヶ丘六丁目東経由から鹿ノ台東一丁目経由に変更する。
  • 北大和住宅線(学園前駅-北大和五丁目)を真弓一丁目経由から中登美ヶ丘四丁目経由に変更し、学園前駅-中登美ヶ丘四丁目-北大和五丁目-学研北生駒駅の運行とする。
  • 中登美ヶ丘団地線(学園前駅-中登美ヶ丘四丁目)を学研奈良登美ヶ丘駅まで延長する。
  • 学園前高畑線(西登美ヶ丘五丁目-高畑町)を学研北生駒駅まで延長する。
  • 学園前精華線(高の原駅-押熊・神功-学研奈良登美ヶ丘駅-学園前駅)を新設する。
  • 高の原高山線(高の原駅-高山サイエンスタウン)を学研奈良登美ヶ丘駅経由とし、鹿ノ台北二丁目経由の系統は廃止する。
  • 相楽ニュータウン線(高の原駅-兜台五丁目-山田川駅)の兜台五丁目-山田川駅を廃止する。
  • 富雄庄田線(富雄駅-傍示など)を学研北生駒駅に乗り入れる。
  • 上町生駒線(生駒駅北口-上大町・西登美ヶ丘五丁目)を生駒駅北口-学研北生駒駅の運行とする。
  • 白庭台住宅線(生駒駅南口・東生駒駅-白庭台住宅)を白庭台駅発着とする。
  • ひかりが丘住宅線(東生駒駅-ひかりが丘)を白庭台駅経由とし、新たに生駒駅発着系統、あすか野団地・あすか野センター経由系統を新設する。
  • 高の原光台線、私市線(東生駒駅-生駒駅南口)、生駒庄田線を廃止する。

停留所の変更

  • 近鉄けいはんな線各駅に「白庭台駅」「学研北生駒駅」「学研奈良登美ヶ丘駅」停留所を新設する。
  • 北大和五丁目-中登美ヶ丘四丁目間に「登美ヶ丘高校」、地区センター-大学院大学間に「北大和四丁目」、 光台五丁目・光台六丁目-鹿ノ台東一丁目間に「光台南」、学研都市精華台-国会図書館間に「ユータウン」停留所を新設する。
  • 白庭台住宅線の「けやき通り中央」停留所を「白庭台駅」停留所に統合する。
  • 「北大和高校」停留所を「奈良北高校」に改称する。

ボンネットバス運行休止

奈良交通はこのほど定期観光バスの運行予定を発表した。

昨季は通年運行していた「ボンネットバスで行く東大寺二月堂と元興寺」は今季は設定しておらず、 他のコースでもボンネットバスによる運行の予定はない。

使用していたボンネットバスは奈良交通が1966年から路線バスとして使用してきた車両で、除籍後も奈良営業所構内で保存されていた。 2004年に営業運転ができる状態に整備され、定期観光バスとして復活を遂げた。

世界遺産ぐるっとバスの運行予定

奈良交通はこのほど定期観光バス「世界遺産ぐるっとバス」の運行予定を発表した。

今季は毎日運行する一方で通年運行を取りやめた。また、昨季より運行間隔を最大10分広げ、30・40分間隔または70分間隔で運行する。

運行の詳細は下記のとおり。

  • 運行日
    2006年3月1日~11月30日、2007年3月1日~19日
  • 発車時刻
    • 2006年3月18日~5月28日の土曜・日曜・祝日、11月の土曜・日曜・祝日
      JR奈良駅発 8:00~16:10 近鉄奈良駅発 8:35~16:45(14便)
      JR奈良駅発9:00以降 30・40分間隔で運行
    • 2006年3月1日~17日、3月20日~5月31日の平日、7月22日、23日、29日~8月15日、10月の土曜・日曜・祝日、2007年3月1日~19日
      JR奈良駅発 8:00~16:10 近鉄奈良駅発 8:35~16:45(8便)
      JR奈良駅発9:00以降 70分間隔で運行
    • 2006年6月1日~7月21日、24日~28日、8月16日~9月30日、10月・11月の平日
      JR奈良駅発 9:00~15:00 近鉄奈良駅発 9:35~15:35(6便)
      70分間隔で運行
  • 運賃
    「世界遺産ぐるっとバスフリー乗車券」 大人 800円、小児 400円
    (「世界遺産ぐるっとバス」のほか、指定区間の路線バスにも1日自由に乗降可)
  • 運行経路(L-(数字)は停留所番号)
    L-1JR奈良駅 → L-2唐招提寺 → L-3薬師寺 → L-4平城宮跡朱雀門(二条大路南四丁目) →  L-5宮跡庭園・長屋王邸跡(史跡文化センター・イトーヨーカドー前) → L-6奈良市庁前 → L-7近鉄奈良駅 →  L-8興福寺(県庁前) → L-9氷室神社・国立博物館 → L-10大仏殿春日大社前 → L-11中清水町 → L-12元興寺 →  L-1JR奈良駅

月ヶ瀬梅林へ臨時バス運行

奈良交通は梅の名所として知られる月ヶ瀬梅林と奈良を結ぶ臨時バスを運行する。

運行の詳細は下記のとおり。

  • 運行日 2月18日~3月5日の土・日曜日および3月6日~21日の毎日
  • 発車時刻
    2月18日~3月21日の土曜・日曜・祝日
    JR奈良駅発 9:00 9:30 10:00
    近鉄奈良駅発 9:03 9:33 10:03
    月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬尾山)発 13:40 14:40 15:20
    3月6日~20日の平日
    JR奈良駅発 9:00 *9:30 10:00
    近鉄奈良駅発 9:03 *9:33 10:03
    月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬尾山)発 13:40 14:40 *15:12
    *印は定期バス、[110][113]JR奈良駅-梅の郷月ヶ瀬温泉
    (学校休校日は月ヶ瀬発9分繰り下げ)
  • 所要時間 68分(臨時バス・奈良~月ヶ瀬梅林)
  • 運賃 大人片道 1,400円(奈良~月ヶ瀬梅林)