「整理券方式」に関する記事
奈良交通とエヌシーバスは、9月15日より郡山斑鳩線、小泉矢田線など郡山地区の一部路線で運賃収受方法を変更した。ICカード乗車券「CI-CA(シーカ)」の導入に伴う措置である。
郡山斑鳩線など近鉄郡山駅発着の一部系統(矢田寺前・泉原町・若草台)では、近鉄郡山駅行きは前乗り先払い、近鉄郡山駅発各方面行きは前乗り(近鉄郡山駅では前後両用)後払の申告払方式をとっていたが、近鉄郡山駅発各方面行きのみ後乗り後払の整理券方式に変更した。 また、小泉矢田線では、小泉駅行きは先払い、矢田山町行きは後払いの申告払方式をとっていたが、往復とも後乗り後払いの整理券方式に変更した。
小泉矢田線では1996年8月に、郡山斑鳩線などでは2003年11月に、運賃収受方法を整理券方式から申告払方式に変更していた。
情報源:近鉄郡山駅のりば掲示
情報提供:agu様、毛利良行様
更新履歴:2005年9月12日掲載、9月24日追記
奈良交通は12月1日より富雄庄田線の乗降方法を下記のとおり変更する。 現行は整理券方式であるが、変更後は降車の集中する鉄道駅で運賃収受を行わないため、バスから鉄道への乗り継ぎが円滑に行われる。
乗降方法 (説明の便宜上、富雄駅以外の停留所を「住宅地」と表記します)
- 富雄駅で乗車、住宅地で降車
中扉から乗車。前扉から降車。降車時に富雄駅からの運賃を支払う。
- 住宅地で乗車、富雄駅で降車
前扉から乗車。乗車時に富雄駅までの運賃を支払う。前扉、中扉から降車。
- 住宅地相互で乗降
- 富雄駅→住宅地:前扉から乗車。前扉から降車。降車時に該当する運賃を支払う。バスカードを使用の際は乗車時に読取機の下側より通しておく。
- 住宅地→富雄駅:前扉から乗車。乗車時に降車停留所を乗務員に申告し、該当する運賃を支払う。中扉から降車。
情報源:富雄駅のりば掲示
奈良交通は12月1日より五位堂駅に発着する真美ヶ丘線の乗降方法を変更する。
現行は整理券方式であるが、五位堂駅での降車扱を短縮するため下記のとおり変更する。
[32]五位堂駅~馬見南二丁目、[34]五位堂駅~馬見北一丁目、[35]五位堂駅~馬見北三丁目、[37]五位堂駅~真美ヶ丘センター~馬見南二丁目
- 五位堂駅→住宅地:現行のとおり
- 住宅地→五位堂駅:前扉から乗車。乗車時に五位堂駅までの運賃を支払う。途中で降車する場合は、その旨乗務員に申告のうえ該当運賃を支払う。 五位堂駅では前後の扉から降車する。
[36]真美ヶ丘循環
- 五位堂駅→住宅地:後扉から乗車。前扉から降車時に五位堂駅からの運賃を支払う。整理券は発行されない。
- 住宅地→五位堂駅:前扉から乗車。乗車時に五位堂駅までの運賃を支払う。途中で降車する場合は、その旨乗務員に申告のうえ該当運賃を支払う。 五位堂駅では前後の扉から降車する。
変更後は降車の集中する五位堂駅で運賃収受を行わないため、バスから鉄道への乗り継ぎが円滑に行われる。
なお、王寺五位堂線(13系統)と西真美ヶ丘線(31系統)は現行の乗降方法を継続する。